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スーパー濁った秋の亀山ダム
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
2019年11月4日、世の中は三連休の最終日に当たる月曜日に亀山ダムで開催された『つばきもとオープン関和学カップ』に参戦してきました。
結果は見事なまでのNBNF。
ただでさえ難しい11月の亀山ダムですが、10月の大雨の影響で水色がカフェオレを牛乳で割ったような濁り具合。これは一本が超貴重な試合になると予想して挑んだのですが、その一本があまりにも遠かった…。
それでも釣ってくる人は釣ってくるのがトーナメント。ある意味辛い現実を突きつけられます。
まあ同じ日に自分がダメだった原因を知ることができるので勉強にはなるのですが、ここ数年は勉強してばかりでキツいなー。そろそろ良い魚を釣ってドヤりたいところです。
それには練習するしか無いんですよね。年々浮いてる時間は増えてますが、まだまだ全然足りてないなー。
と、愚痴はこれぐらいにして、この悔しさを糧にするべく活字に書き残しておきます。
台風・大雨・崩落・濁り
今回の試合のプランニングですが、やはり崩落したカバーの攻略になると思ってました。結果的にカバーはまったく機能しなかったんですけどね…。
9月の台風15号から続いた災害により、亀山ダム全域で崩落が起こり、湖の多くの箇所に大規模なカバーを形成してる状況です。
被災された方には申し訳ありませんが、バス釣り的には豊富なカバーを撃ちまくれる事は楽しい。
不謹慎な言い方でお叱りを受けてしまいそうですが、フィールドに行ってお金を落とす事が観光地である房総リザーバーの復興に繋がります。
釣りを楽しむ事が復興に繋がると考えると、カバーが増えて釣りに幅が出来ることは喜ばしい事でもありますよね。
そしてもう一つのキーファクターが”濁り”です。これが半端じゃない濁り方みたいなんですよ。
実は10月の大雨災害から初めての亀山ダムで、実際のフィールドを見るまでナメてたのですが、これが酷かった(笑。
カフェオレどころじゃなく、そこに牛乳を入れたような白濁り。
この濁りの中を釣るのか、濁りが回復してるエリアを探して釣るのか。そこが勝負の分かれ目だったのかもしれません。
スタートフィッシング
朝のMTGで大会の冠でもある関和学プロの挨拶から始まり、その後ルール説明を一通り聞いていよいよ大会スタートです。
ザックリした自分のプランニングですが、プラに入ってないので各所の状況がわからないので釣りをする時間を長く取る作戦です(ザックリすぎるやろ)。
前回の反省として、朝イチロングランで移動に時間を使い過ぎて釣りをする時間が無くなってしまったので、今回はあまり移動せずに”こぢんまり”とやろうと思ってました。
なのでまず朝イチはつばきもと対岸の『馬の背』から『漆淵』にかけて新しく出来たと思われる規模の大きな崩落を探る事に。
漆淵からノムラボートにかけては湖の最大水深に迫るほどに深く、過去ロクマルが多く水揚げされてる実績があります(もちろん自分は釣った事ありませんがね)。
朝駐車場から湖を見て想像していたのですが、山肌がごっそり剥がれ落ちるように崩落しているのに、崩れた木々が水面から見えてないんですよ。
あれだけの規模の崩落が水中にあるとすれば、きっと水をプロテクトしてバスをストックしてるんじゃないかと考えたんですよね。
なのでファーストチョイスはディープクランクでした。自分的にはとーーーーーーってもめずらしい展開です(笑。
そして当然のように不発。なんでやねん!?
その後スピナーベイト(D-ZONEエクストリーム)やいつものワーム類を入れますが、やはり不発。
あれぇ? (汗。
ここからのむらボート対岸まで流して行きますが、まったくの不発。アタリもありません。
どうも本流のカバーには生命感がありません。
いつもならここで本湖を目指すのですが、この日は敢えて苦手な折木沢猪川筋を目指すことに。
上流の水が回復してる可能性も頭にあったし、
猪川から折木沢上流
ファーストチョイスのエリアを見事に外して早くも途方にくれますが、まあこの日の目標はなんとか一本捕る事なので、まだ慌てる時間じゃない(と自分に言い聞かせる)。
猪川を釣り上がって行く途中の崩落跡を撃ってるとまたしてもランチアたかはし艇に遭遇。
ここでも一丁良いところを見せたいと張り切ってフリップしますが、当然のように不発(笑。
ここまで釣った感じだとカバーにタイトに付いてる感じはしないかなーとか。
ここから手変え品変えモードに突入。カバーにもタイトに絡ませるだけでなく、際にクランクやスピナーベイトを通したり、ワームをスイミングさせたりしますが、無。
これはいよいよ水の澄んだエリアを探すしかないのかと、さらに上流を目指します。
猪川の最上流付近はかなりクリアアップしてましたが、一等地にはこの日のゲストである関和学艇が陣取ってました(流石すぎる!)。
見えバスも確認できたのですが自分には全く手に負えず、スゴスゴと引き返すしかなく(泣き。
結局何がなんだかわからないまま猪川を後にして、折木沢上流を目指しますが、こちらもまったく何も見えず。
水は多少良くなっていたのですが、どうにもバスからの反応を得られなかった…。
手も足も出ずにストップフィッシング
エリアをある程度限定して移動時間を節約し、その分狭いエリアでネチッこく釣ろうと思って色々とルアーを試したのですが、手も足も出ずストップフィッシングを迎えてしまいました。
さーせん、凸りました( ・ω・)
探さないでください… pic.twitter.com/fZqaDxdb9q
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) November 4, 2019
それにしても大雨の濁りがマックス状態にプラスして、3連休の最終日という事でプレッシャーも高かったと思います。が、そこはみんな同じ条件ですから、単に自分のスキルが足りなかっただけ。
今季はここ数年で一番成績がダメダメなシーズンですが、ここはしっかりと上位選手のエリアや釣り方を勉強させてもらわないと。
黒のレッグワーム強し
今回も黒のレッグワームが猛威を奮ったようです。
豪華な参加賞を成績順に選んでもらえるシステムで、呼ばれた方にMCの関和プロが一人一人話しかけて釣り方を聞いてたのですが、多くの方が黒のレッグワームと答えてました(汗。
当ブログは最近試合の上位選手の詳しいエリアや釣り方を公開しないようにしてますので、あまり詳細には書きませんが、もはやご当地ベイトとも言うべきルアーですね。
これまで気にしてなかった自分ですが、ここまで一本が遠い試合を経験して、帰宅後にポチったのは内緒です(笑。
豪華参加賞&じゃんけん大会
亀山ダムのボート店が主催する大会を自粛するという事で、『つばきもとオープン』は今回で一旦終了なのだそうです。
それもあってか今大会の参加賞が豪華すぎました。
お立ち台の選手はもちろんですが、6位以下の選手にも全員参加費回収できてしまう金額の商品が用意されてました。
そして全員に商品が行き渡ったと思った次の瞬間、まさかの”2週目”!!
しかも2週目も全員分が用意されてるという。太っ腹過ぎでしょ(笑。
大会の冠ゲストである関和プロのメインスポンサーであるEVERGREENと、自身のメーカーであるWALKERWALKERより、ワームやルアーが盛りだくさん。
ボート代と参加費を合わせても元取れてるんじゃないかと思います。いやホクホク。
そしてまさかまさかの”3週目”とか、これ絶対赤字でしょ(笑。
さいごに
自分の中では今季最後の試合だったので、ここまでの集大成だと思って挑んだのですが、まんまと惨敗でした。
今年は”惨敗”という言葉を何回使ったのか自分でも覚えてないぐらい酷いシーズンだったなー…。
でもまあ釣りは一生の遊びだし、”釣れなかった時は自分が成長できる時”だと考えれば、今季もたくさん成長する事ができました。
そろそろ勉強の成果をだしたいところですけど(苦笑。
そんな今シーズンもあと少しとなりました。
何とか年内に良い魚を釣って〆たいところです。
では。
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