『19アンタレス左ハンドル』のインプレです。もう文句のつけようが無かった‼️
特にフロロ12ポンドを使ってハードルアーを投げた時のフィーリングは控えめに言って最高でした。
【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
雨の中での19アンタレス左ハンドル
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
『シマノ19アンタレス』の”左ハンドルを買って初めてインプレしてきました。率直な感想としては最高!
右ハンドルは先に購入して一回使ってみたのですが、自分は基本的にベイトリールすべて左ハンドルしか使わないので、右ハンドルモデルは違和感があるんです。なので使いやすいかどうかは判断が難しくて。
今回満を持してレフトハンドルの『19アンタレス』を使ってみましたが、ネガの部分が見つからない。
強いていえば”リール本体の重量が220g”とやや重い事ですが、個人的にこのぐらいの重さは全然気にならなかったです。
それよりもキャストの気持ちよさの方が全然勝ってるので、お値段分(実売価格4万円後半)の価値は十分にあるというのが自分の感想ですね。
フロロ20ポンドとフロロ12ポンドの劇的な違い
自分は普段巻き物をあまりやらないのですが、『19アンタレス』を使ったら本当に巻き物が楽しいと思いました(小並感)。
この日は最初フロロの20ポンドを巻いたスプールからスタートして、主にアベンタを投げたのですが、まあ「ふーん、中々良いね」ぐらいの感じ。この時は特別素晴らしいとか思わなかったんですよね。
ただ『19アンタレス』を使いたかっただけで、性能の美味しいゾーンを引き出せてなかったんですよ。
ちなみにつかじーさんは『シマノ16メタニウム』と比べて「アベンタクローラーにも19アンタレスが使いやすい」と言ってまして、もしかして自分の調整がイマイチなだけかもしれません。
[blogcard url=”https://ojagaike.com/2019/04/08/post-20513/”]
ビビったのはその後フロロの12ポンドを巻いたスプールにチェンジしてからでした。前日に右ハンドルの19アンタレスからスプールを抜いて予備スプールとして現場で交換しようと用意しておいたんです。
明日はどうなるかわからないので、ここはマルチスプールオペレーションだな‼️#言ってみたいだけ pic.twitter.com/qhP678yhKI
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月13日
じつはアベンタは途中から同じフロロ20ポンドを巻いた『18バンタムMGL』でやっていて、『19アンタレス』はジグをセットしてました。この時も3/8ozのジグにトレーラー(ピッグダディー)を合わせるとかなり重い組み合わせだったので、19アンタレスじゃなくても十分に飛んだのだと思います。
そして午後から雨が強くなったタイミングでクランクベイトやプロップベイトをやろうと思い、フロロ12ポンドにチェンジしたのですが、そのキャストフィールがあまりに素晴らしすぎてビビリました!
まずロッドを振り切る必要がまったくない(笑。かるくティップからベリーにルアーの重さを乗せてショートキャストするだけでスーッと低弾道で飛んでいきますね。
この時は6.6フィートのグラスロッド(ゾディアス166ML-G)にRTO1.5&プロップペッパーを使ったのですが、狙ったスポットよりも奥まで飛んでいくので逆に気を使いました(笑。
フロロ20ポンドでもやってみましたが、それでも飛ぶ事は飛びます。でもキャストフィールの気持ちよさは断然フロロ12ポンドの方が良い。いやまあ、たぶん14/16ポンドでも気持ち良いと思います。
この日は雨の中、19アンタレス×グラスロッド×フロロ12ポンドにRTO1.5が気持ち良すぎたという事。
レンタルボートでスモールフィールドを釣る時は最高の武器になると思います。
19アンタレスの外部ダイヤルブレーキ
『19アンタレス』の外部ダイヤルブレーキですが、ツマミが回しやすくて良いですね。これまでのシマノベイトリールは外部ダイヤルが硬くて操作しにくいと思ってましたから、これは凄くポイント高いです。
この日は朝から降ったり止んだり、時に豪雨レベルの日でしたが、ふやけた指でもツマミが回しやすくて助かりました。
一緒に持っていった『18バンタムMGL』は外部ダイヤルを回すのを諦めようかと思うほど硬いですからね(苦笑。
手がふやけてなければ良いですが、それでもワームを触った指にオイルが付いたりすると滑って回しにくいので、今後シマノ製ベイトリールは全部19アンタレスと同じにして欲しいぐらいです。
パーミングした時に手の平に干渉しないようオフセットされていて、ロッドを持った時にも全く気にならないのも良いんですよね。
16アンタレスDCもそうですが、歴代アンタレスはそういう設計なんでしょうか。
19アンタレスのメカニカルブレーキ
『19アンタレス』が発表された時の売りの一つメカニカルブレーキのロゴが回らない問題(笑。
チリチリとクリック音がするので調整がわかりやすいですね。
自分的にはメカニカルブレーキは結構強めに設定しました。亀山ダムというフィールドでは飛距離よりも”弾道やアキュラシー”の方が重要だからです。
それでも決してガチガチに締める訳ではないですよ。スプールに適度な抵抗がかかる程度です。
完全にゆるゆるだとさすがにバックラ気味になったので、どんどん締めていって良いところを探っていったら結構締め込んでたという感じでした。
ロッドからぶら下がってるルアーがクラッチを切った時にストンではなく、ちょっとだけ抵抗がかかって落ちるぐらいと言えばわかりますでしょうか。
でもべつにそれを推奨する訳ではないです。なんたって巻き偏差値2のオッサンのやり方ですからね(笑。
そのセッティングで投げてみて、その上で『19アンタレス』のキャストフィールが最高だったと感じたんですよ。
雨の中での19アンタレスのクラッチ
この日はクロームの『19アンタレス&18バンタムMGL用オフセットクラッチ』を使う事が主目的でした。
いや本当は週末のローカルトーナメントと翌週の房総チャプターのプラが目的でしたが、そこは大人の事情で仕事優先という事にしておきます(笑。
雨の中でのクラッチの使用感を検証できる良い機会だったので、”穴あきタイプ”と”穴なしタイプ”を現場で交換しながら使ってみました。これについては思ったより滑らなかったですね。
降ったり止んだり、時に豪雨レベルの中19アンタレス・クロームメッキのオフセットクラッチを使ってきました。
表面が滑るかと思いきや、逆にすごくグリップする感じでした。これは濡らして使ってもらえばわかると思います。
普段屋内で触ってるとわからないですが、油分が飛んで手に吸い付く感じ。 pic.twitter.com/EVm2NqyXFH
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月14日
アルマイトに比べて引っかかる感じはあります。よく言えばフィットするというか。
アルマイトって仕上げがサラサラしてるので滑りが良いのですが、クロームは完全に鏡面なので油分がないとピタってくっつく感じでした。
老化で自分の手の脂が無いだけかもですが
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月14日
ちなみに穴あり穴なしの使用感の違いはそこまで感じなかったです。
雨で濡れた時に穴ありの方がグリップするかと思ったのですが、自分的には穴が水を逃してくれて引っかかりにくいように感じました。
つまり穴ありの方が滑る。個人的な感想ですが。
でもほとんど違いは無いと思いました。
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月14日
昨日は大雨だったのでそんな感じでしたが、これが夏のドピーカンだと指の油でヌルヌルするのかもしれません。
加えて直射日光で触れないぐらい熱くなっちゃうかもしれないですね(笑。
まあ19アンタレスそのものが熱くなっちゃうので、そもそも触るのが大変だとは思いますが
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月14日
滑る滑らないと使用感の良し悪しはまだ何とも言えないですが、少なくとも自分的には嫌いな感触ではなかったです。
むしろ指の油が抜けて雨の日に使うのが気持ち良いほど。滑って使えないという心配は完全に消えたと思います。
かけづか的まとめ
レンタルボート&スモールフィールドでの使用を前提にインプレ記事を書いてみましたので、使用感をまとめます。
- 使用するルアーは3/8~1/2ぐらいまでが気持ち良かった
- 遠投よりもショートキャストの方が性能を発揮できると感じた
- フロロカーボン12ポンドでの使用が気持ち良かった
- 外部ブレーキダイヤルが雨の日でも使いやすかった
- メカニカルブレーキは強めにして使った方が気持ち良かった
- クロームのクラッチは雨で逆にグリップする感じ
- とにかくチョイ投げでの弾道と飛距離が気持ち良すぎる
この日はクランクやプロップベイトなどの巻き物を主に投げてきたのですが、軽めのジグやワームリグにも良いでしょうね。
これは評判通りの性能だったと実感しました。
ネットなどで19アンタレスについて色んな意見を散見しますが、自分は文句なく過去最高のリールだと言い切ります。
でも!絶対二台目は買いません!だってお値段がお値段ですし。これでまた買ってしまったら全部19アンタレスにしたくなっちゃうし。ここは我慢しないと!
いいですか、絶対買わないですよ。絶対ですよ(ハアハア)。
ではでは。