2019年の釣り納めフィッシュを釣る予定で亀山ダムに行ってきましたが、見事撃沈。
釣果が無かったので、今季の自分の釣りライフを振り返りながら反省文を書きました(笑。
【かけづかのツイッターアカウントをフォローしてもらえると最新記事をお届けします】
2019年の釣り納めはデコ
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
2019年を〆るべく望んだホームレイクの亀山ダムでしたが、あえなく撃沈となってしまいました。
デコりましたー\(^-^)/#今日のルアー pic.twitter.com/Wh06088tE0
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) December 28, 2019
以前は秋から冬に向かう時期は得意だと思ってたんですが、ここ数年は全然ダメダメ。
釣れない原因はわかりきっていて、””釣りに行ってないから”。はい、練習不足です。
「釣りに行く時間が無い」とかダサい言い訳はしたくないですが、釣りに行く時間を削ってまでやってしまう楽しい仕事のせいにしておきます(笑。
まあ釣れないヤツが何を言っても説得力がないですよね。練習が少なくても釣る人は釣るし、釣れないヤツはフィールドに出て沢山釣りをするしか無い訳で。
なんて事をグダグダ書いてても記事として成立しないのでw、デコりついでに自分の今季の釣りライフを振り返りながらの釣行記とさせてもらおうかな、とか。
台風&大雨の影響で激変した2019の亀山ダム
今季の亀山ダムは9月から続いた台風を始めとする自然災害の影響で大変な事になってます。
一時は房総半島を始めとする千葉県を中心に、多く地域で停電や断水・道路の寸断、場所によっては建物が全/半壊と、甚大な被害がありました。
亀山ダムなどの房総リザーバー郡のボート店にも多大な影響があり、営業に支障が出たお店もあったようです。
自分がいつもお世話になっている『つばきもとボート』さんも例外ではなく、台風直後は桟橋に大量の流木やゴミが流れついて、船が出せない状況になったり。
でも災害で釣りを自粛するのは、観光地である亀山ダムにとって逆効果との事で、常連客をはじめ多くのお客さんが訪れる事で逞しく営業を続けてました。
そんな中、亀山ダムのボート店の一角である『おりきさわボート』さんが2019年の年末を持って閉業という事で、寂しい気持ちで一杯です。
自分は過去一回だけしか利用させてもらった事がないので、あまり馴れ馴れしい事は言えないのですが、長い間お疲れ様でした。
さて、今季房総半島を襲った連続災害は湖にも多大な影響を及ぼしまして、亀山ダム全域に渡って大規模な崩落が。
不謹慎な言い方になってしまって申し訳ないのですが、それにより、見るからに美味しそうなカバーが沢山できてしまったんですよね。
台風や大雨で被災した方々はお気の毒だとは思いますが、反面、観光地である亀山ダムの釣りの面では不幸中の幸いと言っても良いのではないかと。
今季印象に残ったシャロークランキングで一本獲りたかったが
そんな亀山ダムでの自分の釣りを振り返りると、ココ数年カバー頼りだった貧弱な釣りの引き出しが増やせた年だったなと。
今季前半まで亀山ダムのカバーは目に見えて減少していて、カバーフリップ大好きな自分としては寂しい限りだったんですよね。
それに加えて夏の減水期が苦手だったのですが、そこで偶然が重なりちょっとだけ光が見えます。ハンドメイドクランクの釣りに目覚めるというまさかの展開(笑。
偶然のひとつは横井さんと行った新利根川釣行。バックシートでH-1戦士横井丈史さんの釣りを間近で見て、考え方などを釣りをしながら教えてもらえたのはすごく良い経験になりました。
その日はもう横井ガイドサービス状態。具体的なルアーの使い方からキャストの基本、ロッドの使い方からリトリーブやフッキングまで。
巻き偏差値2しかなかった自分には目から鱗が数百枚落ちるぐらい勉強になりました。
そしてその日、ブログ仲間のみかんさんからもらったハンドメイドバルサクランクで釣れてしまいます。
横井さんに減水期の亀山ダムの釣り方や考え方をアドバイスしてもらい、新利根で釣れた『みかんクランクSR(その後ヤタヨークランクと正式命名)』を亀山ダム試してみたら本当に釣れてしまうという事件が(笑。
みかんさんやたよー‼️#亀山ダム#みかんクランクSR pic.twitter.com/pVFJ7yWbZA
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) August 20, 2019
それをキッカケに思い切って沖の釣りにトライして、水深のある沖の立木にジグを落とす釣りでも釣果が出始めます。
いままでイマイチ苦手だった夏の減水期の亀山ダムが、俄然おもしろくなってきたタイミングで台風による大増水になるんだから、なんだかなぁ…。
ロッド・リビルドとハンドメイド・クランクベイト
1018年から2019年にかけてロッドのリビルドにハマりまして。これまで数本手掛けてきたうちの一本が6フィートのグラスロッドで、それがハンドメイドクランクと相性が凄く良かったんですよね。
捨てるしかないと思ってた古いロッドが、ガイドやグリップを交換する事で、ブランクスのフィーリングはそのままに見た目と使い勝手を自分好みに変える事ができるのが良き良き。
新利根川で数重年ぶりにクランクベイトフィッシュを釣らせてくれたのは、ハンドメイドバルサクランクとリビルドグラスロッドだったんですよ。
それで一気にクランクベイト熱が再燃して、これまでカバーフリップ一辺倒だったスタイルに、スパイス的にカバークランクが加わったという。
そのノリで2019年の釣り納めでもクランクフィッシュが釣りたくてタックルを持っていったのですが撃沈。
でも崩落カバーが激増した亀山ダムは釣れなくても楽しい。元スピニングロッドを改造して作ったシャロークランキングロッドは我ながら気持ち良いキャストが決まる良い子に仕上がってまして。
今日の亀山ダムはメチャ良い天気で、ハリアー80持っていかなかったから、ひたすらカバークランキングやったけどダメだった。
でも今にも出そうな雰囲気ムンムンで楽しかった pic.twitter.com/JCJGwa8S8q
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) December 28, 2019
インジェクションルアーに比べて、軽量で空気抵抗の大きなバルサハンドメイドルアーを、気持ちよく狙ったスポットに運んでくれます。
年の最後に思いっきりカバークランキングを堪能してきました(釣れてないけどねw。
そのリビルド・クランキングロッドに合わせるリールは、これまた思い入れの深い18バンタムMGLでした。
愛しの18バンタムMGL
亀山ダムでカバークランキングをやるのに適したリールは数あれど、2019の釣り納めで使うには18バンタムMGL以外の選択肢は無かった。そのぐらい思いれのあるリールなんですよね。
ハンドメイドバルサクランクを気持ちよく飛ばすだけなら、おそらく32mm系スプールのリールの方が適していて。自分の手持ちの中では09アルデバランはベストマッチなんじゃないかと。
そして2019年発売の19アンタレスはノーマルなら確実に18バンタムMGLより性能的に上です。キャストもリーリングのフィールも圧倒的にハイエンド機である19アンタレスが勝ってる。
その上で敢えての18バンタムMGLでした。
今回は試合の絡みは一切無しの完全プライベートだったし、ぶっちゃけどうしてもクランクで一本獲りたいとまでは思ってなかった(笑。
でも釣り道具って嬉しい誤算があるんですよね。リビルドしたクランキングロッドに、この日初めて18バンタムMGLを合わせてみたんですが、これが悪くない。
じつはこの日のメインに考えてたのは亀山ダムで冬時期にローカルベイトとされている(らしい)ジャッカルのスクワレルを投げるためのセッティングでした。
やや軽めのジャークベイトを気持ちよく投げられるように、超浅溝スプールにPEライン0.6を巻いていったんです。
要所でジャークベイトを投げつつ、主要なスポットにラバージグを撃つのがメインプランだったんですけどね。
それが思わぬところでみるからに美味しそうな崩落跡があり、良い天気だった事も手伝ってカバークランクで釣れる気しかしなくなってました(笑。
亀山すごいことになってるな(^_^;)
こんなとこあったら釣れなくても良いから巻くよね(笑) pic.twitter.com/VqRHhvVXxq
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) December 28, 2019
そこでジャークベイト用のタックルにハンドメイドクランクを結んで投げてみたところ、これが良い感じなんです。
キャストが気持ちよくてダラダラテキトーに投げてたのですが、あまりにも美味しそうなカバーエリアがあったので、思わずクランクに結び直し(てかスナップなので付け替えただけ。
クランクは日が登りきった昼ぐらいからと思ってたのですが、我慢できずに朝からおっぱじめてしまうという(笑。
高剛性リール×ハイギヤ×パワーハンドル
しかし18バンタムMGL-HG(ハイギヤ)に100mmのハンドルをセットしてみたのですが、これが中々どうして。
10g前後のバルサクランクを投げるだけなら、ベイトフィネスリールの方がスムースにキャストできます。
でもそこをわざわざ18バンタムMGLでやるという(笑。
自分のバンタムはハイギヤなのですが、巻き速度をゆっくりにする意味で100mmのハンドルをセットしてみたんです。これがカバークランキングに凄くマッチしてるように感じました。
カッチリとした剛性感はそのままに、抵抗を大きなルアーの巻取りはパワフルに。
ロッドがベナンベナンの6フィートなので、ラインとロッドを一直線にしてリトリーブすると竿先がブルンブルンと暴れながらルアーが泳ぎます。
それをリールの剛性感とパワーハンドルでいなしてる感じでしょうか。
途中水中のカバーにタッチするとブルンとヒラを打ちながらかわすのがたまらないんですよね。カバーをスリ抜けた瞬間に”ガバッ”と食って来そうな気がして(笑。
「次の1投にデカバスが食ってくるんじゃないか」という妄想でキャストがやめられなくなり、結局端から端までバカみたいにナメまくってしまうんですよね。で、デコると(爆。
いやーでも、とにかく気持ち良いセッティングだった18バンタムMGLカスタム×ベナベナロッド。
今年の釣り納めには申し分ない緩さでした(笑。
さいごに
今年は自分のホームレイク亀山ダムが大変な災害に見舞われ、湖が激変しました。
全域で崩落カバーが一気に増え、それによる濁りも中々抜けない状況です。
はたして来年までこのままでカバー天国な春を迎えるのか、それとも噂の農薬の影響で腐り落ちて無くなってしまうのか。
たとえこの先どうなったとしても、毎年毎年違う顔を見せてくれる亀山ダム、やっぱり大好きです。
さて来年は一体どんな年になるのでしょうか。
やりたい事は沢山ありますが、釣りに関しては明確な目標は敢えて作らず、自分自身納得のいく魚に触れるようにコツコツ精進していきたいと思います。
さて年内あと1記事書けるかな。
では。
コメントを残す