ベイトフィネスリールの進化がもたらしたバスロッドショート化のメリットを感じた件

ベイトフィネスリールって巻きに使っても快適ですね(いまさら感。

 

飛距離はもちろんですが、レンタルボート&エレキスタイルでは弾道が大事だと思った話。

 

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ショートグラスロッドが一周回って使いやすいぞ

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。

 

主観ですが、ベイトリールはすべてベイトフィネスに寄せると使いやすいと思ってます。スプール径とかギヤ比とか関係なく、すべてのベイトリールはそうやって使いたいです。

 

それによってショートロッドの使い心地が劇的に変化してと感じてるんですよね。

 

最近良く使うロッドがそうなんですが、昔使ってた6フィートのグラスロッドを遊びでリビルドしたら凄く使いやすくなったんですよ。

 

苦手意識の強かった巻きの釣りを楽しくしてくれる、お気に入りのロッドに化けてくれました。

 

SHIMANO09ALDEBARAN

リビリドしたfenwick FVR-CS 60CML Jにフルカスタムの09アルデバラン。これでシャロークランクを投げるとメチャ気持ちよい。

『みかんクランクSR』が楽しい!カバーフリップとカバークランクは同じ思考でやると上手くいく

2019年8月22日

 

6フィートと言えば結構ショートロッドですが、取り回しやすい反面、飛距離は出しにくいと思ってました。

 

それがベイトリールの進化のおかげで飛距離の問題が劇的に改善されてます。昔では考えられないぐらい良く伸びる。

 

fenwick FVR-CS 60CML Jカスタム

ショートロッドでシャロークランクをピュンピュン投げるのは楽しい

SHIMANO【09アルデバラン】があったので使えるようにしてみた

2017年2月4日

 

去年(2018年)の事ですが、昔使ってたグラスロッドを一回裸のブランクだけにしてリビルドロッドを作ったんです。

 

マイクロガイド化&気に入ったリールシートに気に入ったコルクグリップをセットして、何となくシャロークランキングロッドを作ったんですが、これが今凄く良くて。

 

本気で使う事は無いと思ってテキトーに作ったロッドが一周回ってお気に入りの一本になってます。

 

自己満足なロッド自慢

 

それではここで自慢のリビルドショートグラスロッドを見てもらいたいと思います。興味の無い人には全く興味ないと思いますが(笑。

 

fuji PTSS17

自分の気に入ったパーツでロッドを組めるのがリビリドの楽しいところ。リールシートもそう。

PTSS17 fuji

fuji工業製のリールシートPTSS17。ワイド&フラットな形状で握りやすい。

フジ工業PTSS17

09アルデバランをメインに使用してるfenwick FVR-CS 60CML J。

 

ほとんど見た目で選んだリールシートだったのですが、握り心地は非常に気に入ってます。

 

FUJIガイドシステム

ガイドは今どきのマイクロ化したもの。数も増やしてみた。スレッドは何となく黒にコパーの組み合わせ。意外と派手なのが好み(笑。

トップガイドコーティング

下手くそなコーティング(笑。コート剤が悪いのか条件が悪いのか。見た目は悪いけど今の所ちゃんと使えてます…

ガイドのスレッド巻きとコーティングは試行錯誤の連続。未だに完璧ではないですが、徐々に色んな事がわかってきて綺麗にできるようになってきた。ただこのグラスロッドをやった時はまだ下手くそだったので酷い仕上がり(苦笑。

 

でもそれがまた愛着が湧いて楽しいという。

 

fenwick FVR-CS 60CML Jの曲がり

ロッドを曲げてみたところ。ガイドの位置はFUJI工業のホームページを参考にしてセッティングしたのですが、激しく曲げるとラインがブランクスに干渉してしまう…

fenwick FVR-CS 60CML Jの横からの曲がり。

ガイドを横にして曲げてみる。ガイド数が多いので負担は少ないはず。ロッドは綺麗に曲がってるように見える。

2019初釣りは安定のデコだったけどリビルドロッドを使うのが楽しすぎた

2019年1月5日

 

あまり訳もわからずテキトーにリビルドしてみたのですが、自分でイジると色んな事がわかってきますね。

 

今後買うにしても自作するにしても、ロッドへの理解度が高まった事はメリットだと感じました。

 

リザーバーのシャロークランキングに良い

 

バス釣り復帰してからずっと亀山ダムばかりやってるのですが、そこでシャロークランクなんてまともに投げた事がなかったんですよね。

 

みかんクランクSR

ブログ仲間のみかんさんからもらったシャロークランク。控えめだけどキビキビと良く動く優秀なクランク。カラーも凄く良い(語彙力。

 

なのになぜかロッドのリビルドが楽しくて、意味なく作ったショートグラスロッドがシャロークランキングに凄く使いやすかったという(苦笑。

 

あくまでも自分の場合ですが、シャロークランキングが結構泥臭いスタイルなんですよね。ボートをオーバーハングの下に突っ込んで岸と平行にキャストして巻いてくるとか(笑。

 

別記事でも書いてますが、トリプルフックが2個付いたハードルアーをキッチリ狙ったところにキャストするためには覚悟が必要だと思ってまして。

 

自分はバスプロのようにスパスパとミスなく岸ギリギリにキャストする事はできません。でもミスを恐れて手前に着水してしまうとそのスポットは終わる…。

 

亀山ダムのカバー

亀山ダムの崩落跡。こんなカバーがあったらむしろ引っ掛けるつもりで投げ込みたい。引っかかったら取りにいけば良いだけ。

上手い人がルアーを失くさない理由

2018年9月9日

 

なので無理な体制からでも思い切って攻めたキャストをしないとバスは反応してくれない。

 

そのためにはあまり長いロッドよりも、短めでルアーの重さを乗せやすいグラスロッドが自分のスタイルに合ってるようです。

 

でも意外と多くの人に共通してると思うのですが、リザーバー×レンタルボートの場合、飛距離よりも精度の方が重要ですよね。

 

ロッドの長さによるメンディングのやりやすさは犠牲になりますが、リールの性能にモノを言わせてw、短いロッドでも狙った場所に正確なキャストを決める事がやりやすくなったと感じてます。

 

ロッドを振り切らずに飛ばせるメリット

 

グラスのショートロッドにベイトフィネスリールを組み合わせる事でロッドを振り切らなくても飛距離が出てくれます。

 

RTO1.5セクシーシャッド

フルカスタムの09アルデバラン。もう10年落ちだけど今でも最新機種に肉薄する性能を誇る。空気抵抗の大きなシャロクランクでも快適にキャストできる。

コルクのストレートグリップが太くてキャストが決まらないので削ってみたら快適だった話

2019年1月8日

 

使うルアーにもよりますが、小型~中型サイズのクランクベイトを気持ちよく飛ばせるんですよ。

 

ベイトフィネスリールやグラスロッドを使わなくても飛ばす事はできますが、結構気を使って投げなくてはならないですよね。

 

最小限のモーションでそれなりに飛距離が出せるので、際どい場所にもスーッとルアーが飛んでくれます。

 

一昔前のリールだと、ルアーの重さをロッドに乗せて振り切るようなキャストをしないと軽いクランクは飛ばせなかったですよね。

 

みかんクランクSR

友人作のクランクをリビルドロッドで投げて釣るという至高の贅沢(笑。

 

ベイトフィネスリールの進化でショートロッドのメリットを再確認できたというか。

 

飛距離さえ出ればコンパクトな方が込み入ったカバーへのキャスト精度はショートロッドの方が楽ですから。

 

ベイトフィネスとPEライン

 

ベイトフィネスリール×ショートロッドにはまだ伸びしろがあって、PEラインを組み合わせる事でキャスタビリティーはさらにアップするはずなんですよね。

 

SHIMANO12ALDEBARAN BFS

PEライン1.5号を巻いたシマノ12アルデバランBFS。OSPドライブクローラー4.5のネコリグがスパスパキャストできるので、軽量プラグも難なくいけるはず。これをグラスロッドに合わせたら…

【ベイトフィネススプール】に最適なラインはPEラインという超いまさらな話

2018年4月3日

 

自分はこれまで巻物には苦手意識が強く、ただでさえ釣れた経験が少ないのにトラブルが増える可能性のあるPEラインを巻きに使うのは躊躇してきました。

 

ただ軽いトップウォーター系のルアーをベイトフィネスでやる時にはリーダーを組んで投げる事はあったのですが、そのキャスタビリティーは凄いものがありますね。

 

例えばディスタイルのレゼルブをベイトフィネスで投げてみると、ベイトフィネスリール×ショートロッド×PEラインの良さを実感できます。

【レジットデザイン チャイルドサイド】良いお父さんは絶対に真似しちゃダメだよ

2018年5月19日

 

PEラインは伸びが少ないラインなので、柔らかく反発力の低いグラスロッドとの相性は悪くないと言われてます。

 

じつはまだグラスロッド×PEラインを試した事がないので、ここは次回の釣行でぜひ試してみたい。リーダーの組み方で色んな釣りに対応してくれるはずだと期待してるところです。

 

さいごに

 

昔から短いロッドが好きでした。やっぱりキャストするなら短い方が精度上がりますもんね。

 

それが時代の流れと共にロッドがどんどん軽くなって、それに伴ってロングロッドが主流っぽくなったんですよね。

 

特に関西方面は琵琶湖をはじめ大型のレイクにマイボートのアングラーが多いので、長いロッドを好む傾向が強くなっていってんじゃないかと推測してます。

 

それと対照的に関東では”小規模フィールド”で”レンタルボートにエレキ”というスタイルが盛り上がっていく訳です。

 

そして”オープンウォーターをフルキャスト”みたいな釣りはあまり無く、岸際に精度の高いキャストが求められてますよね。

 

もちろん東西両方ともにオカッパリ人工が一番多いので、そこではロングロッドで飛距離重視という場合が多いのかもしれません。

 

自分はレンタルボート&エレキスタイルなのでキャストにおいてショートロッドは重宝してます。

 

これから益々活躍してくれるんじゃないかと淡い期待をしてしまいます(笑。

 

では。