コルクのストレートグリップが太くてキャストが決まらないので削ってみたら快適だった話

シャロークランクを片手でキャストする時にロッドのグリップが太くてメチャ疲れたので、思い切って指の形に合わせて削ってみました。

 

それがフィット感ハンパないのでぜひ見て欲しいという話。

 

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ショートグリップのグラスロッド

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。

 

2018年の後半から完全趣味ではじめたロッドのリビルド。その中の一本でfenwick FVR-CS 60CML Jという6フィートのグラスロッドをリビリドしました。

 

fenwick FVR-CS 60CML Jのリビルドロッド

リビルドしたショートグリップのグラスロッド。何も気にしないで太くてストレートなグリップを選択(苦笑。

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2019年1月5日

 

亀山ダムでシャロークランク(RTO1.5)を投げてきたのですが、キャストフィールはすこぶる快適でリトリーブも無理なく良い感じ、ただ。

 

グリップの太さが自分の手に合わず、キャストする時に手に力が入ってしまって握力を無駄に消費してしまうんですよね。

 

fenwick FVR-CS 60CML Jのコルクグリップ

いざフィールドで使ってみたらグリップが太くキャスト時に力が入らない。無理に握るので握力が死んだ…。

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2017年12月22日

 

ダブルハンドのグリップなら良かったんですが、オーバーハングの下などにピンポイントキャストを決めたくて、あえてショートグリップにしたんです。

 

グリップの長さ的にはシングルハンドでキャストしやすいのですが、握力がもたない。という事で帰ったらグリップを削ろうと心に決めてました(笑。

 

今回グリップを削ったのは自分の指に合ってなかったという理由なので、むやみに削る事を推奨するものでは決してありません。削る場合はお約束の自己責任でお願いします(笑。

 

どう削ったらフィット感でるのか

 

ところでどう削ったら手にフィットするのか。無駄に削ってしまったらフィット感どころか逆に握りにくくなってしまいます。

 

自分が考えるには、キャスト時に小指の位置が超重要ではないかと思うんですよね。

 

グラスロッドのグリップ

こうしてみると小指のフィット感は本当に大事。自分にはストレートグリップは無理だった(汗。

 

だって釣り終わりに小指がダルダルだったから(笑。

 

まあ手持ちの他のロッドを見ても小指の部分は細くなってますし、やっぱり短い指に合わせた径の太さというのがあるんですよね。

 

SHIMANOエクスプライドのグリップ

ベイトロッドのグリップってだいたい下に向かって細くなってますよね…。

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2016年3月28日

 

ではただ小指が乗る部分を細くしてやれば良いのかというと、それではおもしろくない(笑。

 

どうせなら小指がズッポリ埋まってしまう感じにしたら超フィット感が出るんじゃないかと悪い考えが頭をよぎってしまいました。

 

小指が踏ん張れるように

 

ベイトロッドのグリップにテーパーが付いてるのは小指の踏ん張りが効くようになってるのだと思います。

 

普段使ってるベイトロッド達

こうしてみるとほとんどのベイトロッドがテーパーになってる。セパレートは特に。

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2018年4月5日

 

まあストレート形状のものもありますが、あれは握力オバケさんが使うものだと思いますね。自分のように弱手首人間が使うと釣り後に利き手が死にます。

 

そこでグリップを削るのですが、上にも書いた通りただ細くするのは面白くないし、だいいち一周削るのは単純に大変です、キレイに削れる自信もないですし(汗。

 

なので小指の位置だけ削り取ってやれば良いと思ったんですよね。そして踏ん張りを考えると野球のバットのように小指が止まる形が良いのではないかと。

 

削るのは簡単

 

削るのは簡単で、目の粗い丸いヤスリがあればゴリゴリいけます。

 

グリップを削る丸ヤスリ

目の粗い方が使いやすい。コルクには目が細かいと目詰まりして全然削れない。

 

気をつける事は指の位置をちゃんとマーキングする事。ここを丁寧にやらないと余計なところを削って小指のちからが逃げちゃうし、何よりかっこ悪くなりそう(笑。

 

自分の場合は鉛筆で握った指の形をなぞって、そこを慎重に丸ヤスリで削っていった。削るのはわりと簡単で、むしろ削り過ぎに注意が必要。

 

指を当てながら少しずつ少しずつ削っていきます。あまり深く削りすぎるとブランクが露出しちゃうので注意です(笑。

 

途中粗目のペーパーを適当な太さの筒状のものに巻き付けたもので擦ってやります。自分の場合は太めのマジックに巻き付けました。

 

fenwick FVR-CS 60CML Jのグリップを削るサンドペーパー

太めのマジックが丁度よい太さだったので、これにペーパーを巻いてみた。

fenwick FVR-CS 60CML Jにスコーピオン1001をセットしたところ

指より少し太いくらいが良い。

fenwick FVR-CS 60CML Jのコルクグリップを削る

小指より少し太くしないとフィット感が良くない。ただし人によって太さはマチマチなので、自分に合ったものを選ぶ事。

 

仕上げは焦らない

 

大まかに削ったあとは段々細かいサンドペーパーにして仕上げていきます。自分の指より少しだけ太い筒状のもので磨いてやると良い感じになります。

 

自分もそうなんですが、一気にたくさん削って仕上げてしまわない方が良いですね。少し削っては使ってみて、また削って…、という具合の方が間違いないですし、よりフィットする形になっていくと思います。

 

グリップを削るデメリット

 

そんなグリップのフィッティングですが、大きなデメリットとして反対の手で持った時にメチャメチャ違和感あります(笑。

 

なので右利き右ハンドルの人は絶対やめた方が良いです。

 

あとトリガーにかける指を変えるとやはり違和感バリバリですね。自分は中指をトリガーにかけてキャストするのですが、これを人差し指に変えると全然感覚が変わってしまいます。

 

それとどのリールでも同じように合うとは限りません。

 

あくまでもキャストをする時に握る方の手の形にするので、自分以外の人が握ったら全然合わない可能性もあります。

 

そのリスクを取れるならやってみる価値は大いにあると思うんですけどね。

 

ただしダブルハンドルで使う前提なら意味なしですが(笑。

 

さいごに

 

最初は思い切ったつもりで削ったグリップですが、一度手をかけてしまうとタガが外れてドンドン削りたくなってしまいます(笑。

 

それにしても、どうせ捨てようと思ってたロッドだったのに、今では超お気に入りの一本に生まれ変わってしまいました。

 

 
 
 
 
 
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リビルドしたグラスロッドのグリップが太くて握力死んだので削ってみた。 手の形に合わせて少しずつ削っていったら妙な形に(笑) でも小指の位置とかメチャフィットする。これは気持ち良い。 反対の手で持つと違和感しかないけどね(^_^;) ✡️ ✡️ #ロッドリビルド #ロッドカスタム #Fenwick #Rodcastom #ブラックバス #バス釣り #釣り好きな人と繋がりたい #バスロッド #バスフィッシング #トップウォーター #ルアーフィッシング #デカバス #バス釣りブログ #KDW #カケヅカ #カケヅカドットコム

欠塚実(KDW代表)さん(@kakedzuka)がシェアした投稿 –

 

これが新品で買ったロッドだったらグリップを削ろうなんて思わなかったでしょうね。

 

2019年も楽しいロッドカスタムの年になりそうです。

 

では