16メタニウムMGLをハリアー80にセットしたいと思ってリールシートを削ってしまいました。
ベイトフィネスリールでやっていたスモラバの釣りを16メタニウムMGLでやりたい理由を聞いてください。
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ドラグ設定が弱めのベイトフィネスリール
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
ベイトフィネス用リールのドラグ設定ってかなり弱めですよね。カバーでスモラバを使っていて、若干の不安を覚えてます。
ハリアー80に12アルデバランをセットしたもの。フィネスリグを快適にキャストできるがドラグ耐力に問題あり。
カバーの中で魚をかける事を想定すると、なるべく早くカバーから引きずり出したいところ。
なのでもっとドラグが強いリールを使ってみたいんですよね。そんなメチャメチャ強力じゃなくても良いので。
って、突然何を言い出すのか意味不明だと思うので、順を追って説明しますね(笑。
フリッピングロッド×ベイトフィネスリール
ロッドのリビリドにハマるキッカケになったハリアー80のスパイラル化ですが、細めのPEラインを使いたいというのが理由なんです。
ハリアー80をスパイラル化した当初はタトゥーラSVTWをセットしていたが、4インチワームのネコリグをキャストするには無理があった。
元々の釣りのスタイルがカバーフリップの自分ですが、そこではナイロン30ポンドを使ったテキサスリグばかり投げてました。
メインタックルであるハリアー80×17TATULA SVTW8.1L 。これにナイロン30ポンドでカバーフリップするのがいつものスタイル。
でも試合でキーパーを釣るためにはそれだけではダメで、他の釣りも混ぜて行かないとダメだと痛感してたんですよね。
そこでパワーフィネスやベイトフィネスでのネコリグも導入（今頃…）したのですが、だったらフリッピングロッドでフィネスリグをやってみたらどうなんだろうと思った訳です。
2018年でもっとも魚を釣っているOSPドライブクローラー4.5。カバーネコでのパワーフィネスを多用したが、バラしが多発（汗）。
そして4インチワームのネコリグや5g（トレーラー込み）以下のスモラバをチョイ投げするのにベイトフィネス用のリールを組み合わせてみたというのが現在までの流れです。
前置き長くてすんません(汗。
16メタニウムMGL-XGというリール
2016年に登場して一気に話題をさらったリールといえばSHIMANO16メタニウムMGLですよね。いやまあ主観たっぷりで言ってますが(笑。
2016年夏に買って依頼、どうも使い切れていない16メタニウムMGL(苦笑。
その16メタニウムMGLのエクストラハイギヤモデルであるXGを自分も一台所有してまして、ほとんどの釣行時に同行させてるのですが、じつはいまだにちゃんと使えてませんで…。
元々リザーバーでの巻物用に買ったのですが、ギヤ比が重すぎて使い切れず(苦笑。その後色んなリグに試すも一軍に定着しないんですよ。
その理由は自分のメインロッドであるTD BATTLER LIMITED HARRIER 80にセットできないという事なんです。
ハリアー80のようなリールシートにセットするとSHIMANO系リールはまっすぐにならない。ちゃんと締まらないので最悪リールかロッドが破損する恐れも…。
Daiwa製ロッドは一部他のメーカーのリールが乗せられない機種がありまして、残念ながらハリアー80はSHIMANO製リールがセットできないんですよ。
少々無理やりでもセットできれば16メタニウムMGLを乗せて使うのですが、物理的にまっすぐに付けられないので、ハリアー80で使う事を諦めておりました。
12アルデバランBFSフルカスタム×ハリアー80
マイクロガイド化してスパイラルセッティングにしたハリアー80には最近まで12アルデバランBFSをセットして使ってました。
SHIMANO12アルデバランBFSのフルカスタムをセットしたハリアー80スパイラル仕様。バランスは良いのだがドラグが…。
でも何度か使ってわかったのですが、ドラグを目一杯締めてもズルっと滑るんですよね。やはりロッドが長い分遠心力が働くという事なのか。
理屈はともかく8フィートのフリッピングロッドには相性がよろしくないんです。ロッドパワーとドラグ力のバランスが良くない。
でも細いPEライン×フィネスリグを扱うには浅溝スプールが絶対欲しい。Daiwaのリールだとスティーズクラスになってしまいますが、まあまあお高いですからね(汗。
そんな時に思いついたのが16メタニウムMGLだったのです。
超浅溝スプール搭載の16メタニウムMGL
手持ちの16メタニウムMGL-XGですが、Avail製の超浅溝スプールを持ってるんです。実はプロト品を頂いたヤツなんですけどね（内緒）。
超浅溝スプールにマグネットブレーキ仕様。一見16メタニウムMGLには必要ない機能と思えたが、思わぬところで使用機会が。
16メタニウムMGLに超浅溝スプールって、普通に釣りをしてると使いどころが無いですよね。自分も普段はあまり使う事がありませんでした。
それを今回急に思い立って、PEラインの1.5号にフロロ14ポンドをリーダーにしてイメージしてみたら、もうハリアー80に付けてみたい衝動に駆られまして。
リールシートを削ってまで
しかしそのままでは16メタニウムMGLをセットできないので、結局意を決して(?)ハリアー80のリールシートをゴリゴリと削ってしまいました(笑。
うーん、ついに削ってしまった(笑)
まあ4本あるうちの一本だから良いかなと。
ちょっと試したい事があるんですよね。Daiwaのリールだとダメな理由があって。
カスタムリールならではの理由(^.^)
しかしノーマルだとこんなに傾いちゃうのか(^_^;) pic.twitter.com/7FNjYiwjQl
— かけづか(KDW代表) (@kakedukaSS) 2019年1月6日
どうせガイドをマイクロ化した時点で自分以外の人には価値のないロッドだし、そもそも手放す気は毛頭ないし。
以前13メタニウムをセットして無理やり使ってたら、魚が掛かった時にリールが外れて超アタフタしたんですよね(苦笑。
なので今回はちゃんとセットできるように慎重に削りました。削りすぎると強度がなくなるので若干心配ではありますが。
でもリールをセットしてみたらメチャメチャ良い感じで、これなら外れる心配は無いだろうと。
ずっとためらってきたのですが、ついにリールシートを削る事を決断。
これは使うのが楽しみすぎる！
さいごに
そんな訳で、リールシートを削ってまでセットしたかった16メタニウムMGL-XGがやっとハリアー80で使えるようになりました。というか無理やり使えるようにしてしまったというか(笑。
ちなみにハリアー80はトリガーの位置が結構後ろなので、自分には3フィンガーで丁度良い感じです。
リールシートを削った事でリールフットが深く差し込めるようになり、フィット感がアップ。
去年までハリアー80にはDaiwa17TATULA SVTW8.1L をセットする事が多かったのですが、今季からは16メタニウムMGLや13メタニウムを乗せる事が増えるかもしれません。
スプールの自由度や巻き上げ剛性を考えると、メタニウム系は良いバランスだと思います。
次の釣行で試してみるのが楽しみで仕方がない！
それでは。
