フロロ2ポンドを巻いたダイワ18カルディアでディープを釣ってみたら全然良い感じだった

ダイワの中級機種スピニングリール・18カルディアLT2000Sにフロロカーボンラインの2ポンドを巻いて豊英ダムのディープを釣ってみたのですが、全然問題なく使えました。

 

今どきのスピニングリールの性能の進化には驚かされますね。

 

18カルディアのドラグはどうだ

 

みなさんこんにちは、カケヅカです。

 

冬の足音が聞こえてくる11月中旬、房総リザーバーの一角・豊英ダムのディープで18カルディアを使ってきました。

 

 

GARMIN echoMAP 95SV

まだまだ水温は高めな豊英ダムでした。でもディープにはベイトが沢山映ってます。最深部を控えた本湖ディープフラットにて。

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自分のディープでのデフォルトはフロロの2ポンドなのですが、そこでは信頼できるドラグのリールでないと結構怖いんです。

 

なのでこれまでは最低でもステラを使ってきました(最高でもステラだけどw)。

 

2017年までの愛機だった14ステラは亀山ダムに奉納してしまったので、2018年に清水の舞台から紐なしバンジーをしたつもりで18ステラを買ったので、本当ならそれがディープのメイン機なんですけどね。

 

SHIMANO 14STELLA

かつての愛機SHIMANO14ステラ2000S。とっても良いリールだったのに、いまでも悔やまれてしょうがない(泣き。

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でも今回はあえてダイワのコスパ良好機である18カルディアで、どこまでできるかを試してみたかったので、ステラはお留守番しててもらいました。

 

さて18カルディアのドラグ性能はどんなだったかというと、概ね満足のいく性能でしたね。

 

とことんまでテストした訳ではないですが、フロロの2ポンドで意味なく切れたりはしませんでしたし、無駄に走られる事もなかったです。

 

ディープで釣ると水圧の影響からか実際のサイズより良く引くんですよね。

 

なので魚のサイズに関係なくドラグ性能は大事なんですが、18カルディアは違和感なく使えました。

 

ローギヤ2000番スピニングリール

 

自分の手持ちスピニングリールの中で唯一のローギヤスピニングリールが18カルディアLT2000Sになります。

 

Daiwa18CALDIA LT2000S

実売で20000円以下というコスパの良さ。かつてのハイエンド機種と遜色ないように思えた。

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2018年1月13日

 

2018年はスピニングタックルに力を入れるというのが自分の課題でして、ハイギヤリールしか持ってなかったもあり、一台ノーマルギヤが欲しいと思ってたんですよ。

 

個人的に初期カルディアを使っていた事もあり、謎の愛着で18カルディアが出たタイミングにローギヤモデルの18カルディアLT2000Sを購入してみた訳です。

 

18カルディアにはハイギヤモデルもありますが、個人的にスピニングリールは軽い巻き心地が好きなのでノーマルギヤを選びましたが正解だったように感じてます。

 

スピニングリールにはアタリハズレがあって、ハイギヤのリールでやたら巻き心地が重い機種があるんですよね。

 

かつてダイワ13イージスのハイギヤモデルを買った時に、やけにハンドルが重く感じてほとんど使ってないものがありまして(汗。

 

それがあったので、今回の18カルディアはローギヤを買おうと決めてました。

 

スピニングリールはハンドルの軽さが重要

 

ディープのドラッギングは意外とラインテンションをこまめに操作するのでハンドルを回すんですよ。

 

なので軽い巻き心地は自分にとって大事な要素なんですね。

 

自分の手持ちの18カルディアLT2000Sはハンドルも軽く巻き心地がスムースで問題なく使えてます。

 

ドラグの滑り出しも今のところ問題ないように感じてますね。キロを超えるサイズを釣ってないのでわかりませんが(汗。

 

パワーフィネスにはイマイチだった

 

そんな18カルディアLT2000Sですが、これまではパワーフィネスに使ったりしたのですがイマイチでした。

 

亀山ダムのカバー

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ロッドとの相性が良くないのか、それとも自分のスキルの問題なのか、手持ちのスペルバウンドコアにセットしてみたらバラしを連発してしまうんですよね。

 

これは自分の釣りのスタイルとロッドの相性が良くないのもあると思いますが、カバーに対して[ソフトティップのロッド&ローギヤ小径スプール]の組み合わせがフィットしてないと感じてます。

 

そんな感じだったので夏から使ってなかったのですが、せっかく持ってるのでフロロ2ポンドを使ったディープの釣りでどのくらいイケるのかを検証してみようと思ったんですよ。

 

マイクロガイドと相性良い

 

今回セットしたロッドはマイクロガイドにセッティングし直したソリッドティップの古いロッドです。

 

TEAM UEDA Pro4という昔のメーカーのファインラインスペシャルという機種で、自分としてはかなり気に入って長く使っているモデルですね。

 

ただ古いロッドなのでガイドが大きくて数が少ないので、思い切って自分でガイドを着け直してみたんです。

 

自分としてはディープ専用機なので、アジング用のセッティングにしてみました。ガイドちっちゃい(笑。

 

アジング用マイクロガイドセッティングのバットガイド

小さい方のガイドが今回使ったソリッドティップロッド。アジング用のマイクロガイドセッティングに変えてみた。フロロ2ポンドでのディープ専用機。

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そこに18カルディアLT2000Sを合わせてみたのですが、これはまったく違和感なかったですね。

 

ガイドの大きさとリールのスプール径は結構マッチングが重要だと思ってまして、18カルディアLT2000Sとアジング用のマイクロガイドは自分の中でアリになりました。

 

2ポンドの糸巻き量

 

今回初めて18カルディアLT2000Sにフロロ2ポンドを巻いてみたのですが、気をつけたのはスプールへの糸巻き量です。

 

自分の場合は2ポンドでフルキャストをする事はまずないので、スプールエッジ一杯に巻くようにしてます。

 

Daiwa18CALDIA LT2000S-2

スプールエッジ一杯くらいまでラインを巻くために下糸をギリギリまで巻いてある。

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これは少しの動作で軽くラインが放出されて欲しいのと、ハンドル一回転で少しでも多く巻取りたいと思うからですね。

 

巻き量が少ないとローターが一回転するのに巻ける量は少なく、巻き量が多いほど外周が大きくなる分巻取り量は多くなります。これはスピニングリールもベイトリールも同じです。

 

だったらハイギヤを使えば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、そこは微妙なバランスの問題で個人の好みが分かれるところ。

 

どちらが良いかは人それぞれですので、自分の感覚に合うセッティングを探してみるしかないんですよね。

 

自分は元々ローギヤのなめらかな巻取り感が好きなので、スプールエッジ一杯まで細糸を巻いて使うのは好きです。

 

まあ、ハイギヤモデルも回収が早くて好きですし、これは自分でもどちらが良いか悩む部分ですね(笑。

 

18カルディアLT2000S✕フロロカーボン2ポンド実釣

 

今回はドラグをギュンギュン出すようなサイズが釣れなかったので、ドラグ性能を語る事はできません、ごめんなさい。

 

でも根掛かりした時にロッドを曲げてみたのですが、良い感じでドラグが出ました。これはそれなりに高いレベルでディープを釣る事が出来るのではないかと感じてます。

 

もう一昔前の上位機種と同じか、ヘタしたらそれ以上の性能なのかもしれません。

 

今のステラやイグジストと比べたら見劣りするとは思いますが、それでもフロロ2ポンドを使うのに躊躇する必要はまったくないと言えます。

 

少なくともオープンウォーターでの魚との引っ張り合いで、ドラグが原因でフロロ2ポンドがブレイクするという事はないと思いました。

 

実際この日は3本釣ってブレイクはゼロ。まあサイズは大した事なかったですが。

 

豊英ダムのブラックバス

豊英ダムの本湖ディープフラットから釣れたバス。小さいけど良く引いた(笑。

豊英ダムのブラックバスその2

ショートバイトに悩まされてたのはこのサイズだったのか(笑。正体をつきとめるためにレッグワームのダウンショットを投入。

 

ラインブレイクはロッドとの相性もあるし、釣り方やロッドの操作によっても全然変わってくるので参考程度に考えてくださいね。

 

さいごに

 

フロロ2ポンドで使ってみた18カルディアLT2000Sですが、実売価格20000円アンダーでこの機能なら、コスパはかなり高いと言えそうですね。

 

一万台のリールでもこんなに性能が良いというのはちょっと驚きです。

 

もちろんハイエンド機種はもっと凄いと思いますが、全部のリールをハイエンドにはできませんからね(笑。

 

ステラやイグジストのようなリールを一台、超シビアな場面で使いながら、二番手三番手のリールにはリーズナブルな機種を使う方が賢明です。

 

そういう意味では適材適所でコスパの良い18カルディアのようなリールを使うのは賢い選択ではないでしょうか。

 

〈フロロ2ポンドを巻いたダイワ18カルディアでディープを釣ってみたら全然良い感じだった〉をお読み頂きありがとうございました。