過去記事を少し修正しました。ディープのダウンショットでフッキング率を上げるためにやってるリグり方を紹介してます。
環(フックアイ)無しのフックでダウンショットをやった事ありますか?
今回はそれを紹介しますのでぜひ活用してもらえると釣りの幅が広がると思います。
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ラインアイに通す場合
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
さて、今回はダウンショットの結び方について、自分の普段やってる方法を書いてみます。
まずは一般的な環付きラインアイ)タイプの結び方から紹介させてください。
みなさんすでにご存知だとは思うのですが、一応おさらいの意味で説明しますね。
通常のダウンショットの場合、マスバリでもオフセットフックでも環(アイの穴)付きですよね。
その穴にラインを通してリーダーの長さ分を残してユニノットで結ぶのが一般的でしょうか。
そして結び終わった後に残ったラインをもう一度アイに通して完成、といった感じですよね。
このとき残ったラインをアイに通す方向があって、必ずフックポイント側から通すようにするという。
こうしないとラインを張った時ポイントが上を向かないのでフッキングしなくなりますよね。
とまあ、ここまでは多くの方が普通にやってるとは思います。
環付きフックのダウンショットのリグり方についてはユニノット以外の結び方でも大丈夫です。
最後にフックポイント側から余りのラインを通してやればOK。
今回紹介するのはこれとは別の、あまり知られてないリグり方です。
外掛け結び
さて次ですが、これは元々自分がJBプロトーナメントに出ていた頃に大御所プロの方(今はすでに引退されている)に教えてもらったやり方です。
使うフックは環の無いタイプ。
主に渓流用と海で使う海津バリです。
この手の針には環がないので結び方は「外掛け結び」になりますね。
まずフックの軸とラインを並行にして片手で持ちます。
↓画像左側に余ったラインがあるとして
↓こんな感じで折り返して輪にします
![20160716_075749 gamakatsu kaizu fook](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_075749_thumb.jpg)
↓折り返したラインを軸ごと巻きつけます
![20160716_075810 gamakatsu kaizu fook2](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_075810_thumb.jpg)
↑ 回数は大体7~8回
とまあ、一人で撮影するのは大変なので、詳しくはラインメーカーさんのホームページなどを見てもらった方が早いですね(笑。
↓で、結び終わるとこんな
![20160716_080028 gamakatsu kaizu bari](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_080028_thumb.jpg)
↑ピンボケ失礼(汗っ。
↓それから軸に一回ラインを巻きつけます
![20160716_080112 gamakatsu kaizu fook down shot](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_080112_thumb.jpg)
↑結ぶ必要はなし
これはラインと軸を一直線にする為ですね。
↓ テンションかけると
![20160716_080153 gamakatsud down shot](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_080153_thumb.jpg)
↑このように真っ直ぐに
バスフィッシングだけをやる方には馴染みのない名前の結び方だと思います。
でもこの結び方でダウンショットを作ると非常に画期的なんですよ。
一応画像も用意しましたけど、ネット上にも画像や動画が沢山転がってます。
「外掛け結び」で検索するといろいろヒットします。
そちらも参考にしながらやってみてください。
フッキングパワーUP!
この結び方にするメリットですが、何といってもフッキングパワーがダイレクトに伝わるところでしょう。
アメリカでフリッピングの際にストレートフックを結ぶやり方がこれに似ているんですよね。
というか、この結び方がそっちをパクったとも言えるのですが(笑。
太いPEラインを使用する前提でラインをアイに通したあと外掛け結びのようにフックの軸に直接ラインを巻くやり方があるんです。
これはフッキングしたときにテコの原理でフックポイントがバスの口の中で立つようにする為なんだとか。
参考までにこちらをどうぞ
[blogcard url=”http://shallowdou.com/straighthook-knot/”]
それ以外にも、軸に直接ラインを巻くのでフッキングパワーがダイレクトに伝わるんですよね。
今回紹介するダウンショットの結び方もそれと一緒です。
状況やワームの形状で違いますが、選択肢の一つとして覚えておいて損はないですよ。
ハリの種類を選べる
この方法のもう一つのメリットがハリをバスフィッシング用以外から自由に選べる事です。
世の中にはバスフィッシング専用のフックが無数に出てはいますが。
それでも自分が思うものが見つからない場合がありますよね。
この結び方でリグる事を思いついたのはJBプロ時代にヘビダンが一般的になってきた頃でした。
スピニングタックルでディープをやる時渓流用のハリですでにやってはいました。
これは当時の大御所の方が雑誌の記事に書いてたんですよ。
で、ヘビダンが今ほど研究されてなかったのでフックは他の釣りのものを流用するのが当たり前でした。
でも自分が使いたいバルキーなホグ系のワームに合うフックでマスバリタイプがなかったんですよ。
それらのワームはオフセットよりマスバリタイプをチョン掛けしたほうが圧倒的に動きが良かったんです。
でも当時は軸が細く、大きさもスモールワーム用しかなくて。
強めのベイトロッドでやるとハリが伸びたり折れたりして釣りにならなかったんです。
で、最初は鯉につかうハリを試してみたらこれが中々良かったんですよね。
そこからおもしろがっていろいろ試しました。
その中から、今は海津バリに落ち着きましたが。
形状より結び方が大事
でも、そのあとに気づくんですが、ハリの形状よりも結び方が釣課に大きく関係してたんです。
ハリの形状も大事なんですが、環のない針を「外掛け結び」でリグる事がフッキングを良くしてたんですね。
そこはやはりフッキングパワーをロスなく伝達できるシステムがダウンショットと相性が良いんです。
ハリの軸とラインが一直線になるのでフックポイントが一瞬で立つんですよね。
フックポイントの貫通力も環付きの針に比べて圧倒的に良いんです。
ただしデメリットもあって、ワームによっては動きを制限されてしまうんですよ。
フックの自由度は環付きに比べて極端に少ないんですね。
ワーム自体が柔らかくパーツが多くて自発的に良く動くタイプなら良いんですが。
スティックワーム的な、堅さが良いというタイプのワームだと動きが死んでしまいます。
自分的な使い分け
外掛け結びが良いと思うワームはパーツが多くバルキーで自発的な動きが期待できるワームですね。
これはホグ系やクロー系ワームには外掛け結びが良いでしょう。
ボディーが柔らかいリングワーム系も外掛け結びと相性が良いですね。
最近自分で試してよかったのはスタッガーワイド2.2インチのダウンショットです。
![20160716_104530 HIDEUP Stagger wide 4inch](https://kakedzukass.com/wp-content/uploads/2016/07/20160716_104530_thumb.jpg)
これを渓流用のヤマメ針でダウンショットにしたらすごくフッキングがよかったですね。
むしろフッキングいらないくらい(笑。
勝手に釣れてしまう感じでしたよ。
逆に、環付きのマスバリやオフセットフックにはセンコーやドライブスティックなどが良いと思われます。
あとはセットした後に並行姿勢を保ちたい場合はオフセット。
まあ、みなさん大好きなレッグワームなどは環付きフックが良いのではないかと。
最後に
最後にもう一つ、外掛け結びのメリットですが、値段が安い、という事(笑。
バスフィッシング用のマスバリをパッケージで買うと数百円で10本くらいでしょうか。
これが環無しのハリだと数えるのも面倒なほど入ってますから(笑。
メチャメチャ経済的ですよね。
釣具屋にある無数のハリの中から好きなものを選べて、そして値段は安いという。
これを試して、もし自分に合ってないと思っても大した出費ではないですから。
楽しみの一つとしてトライしてみる事をお薦めします。
自分的には環付きのフックでダウンショットをやることはめったにないくらいですから。
でも冬の亀山湖で、ディープのダウンショットは自分の最も得意な釣りです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/01/post-1627/”]
もう、カバーテキサスよりも大得意ですから(マジです)。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6980/”]
ただ、ダウンショット自体をハイシーズンにやらないですが…。
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