2016年1月に書いた記事の大幅リライトになります。
冬場の釣りに欠かせない携帯用カイロ(貼るタイプ)ですが、自分は脇の下と内ももに貼ります。
血液を直接温めるので指先など末端部まで温かくなるという説があるんですよ。
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冬はこれからが本番
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
11月の後半にして、すでに冬も本番のような寒さが続いてますが、それでもフィールドに出るアングラーはまだまだ多いようですね。
SNSを見るとみなさんすでに完全防寒で挑まれてるようですが、冬はまだまだこれからが本番ですよね。
そこで体温調節に一役買ってくれる定番アイテム、携帯用カイロの使い方について自分の方法を紹介したいと思います。
と言っても防寒着の下に来ているミドルウエアに貼るだけですけどね(笑。
ただ、その貼る位置によって体温の調節が全然違ってくるというお話です。
防寒着では届かない場所
防寒対策が最も困難な位置と言えば指先。釣りをしている以上どうしてもラインを結んだり、キャストの際にサミングやフェザーリングをするのに指先は露出してないとダメですよね。
体のほとんどを防寒着やフェイスマスク、キャップや防寒ブーツなどで武装する訳ですが、どうしても指先だけは防寒アイテムを着用しにくいです。
体の中身は寒くなくても、肌が露出した部分だけはどう頑張っても冷たいんですよね(笑。
その指先を少しでも温めようというのが携帯カイロ。
このカイロを貼る目的というか考え方なんですが、体の一部を温めるというよりも、血管を流れる血液を温めるつもりで貼ってやります。
その暖まった血液が体中を循環して、手先や足先といった末端部分にも行き渡るという考え方です。
自分は結構昔からやってますが、プラシーボ効果もあって指先が暖かく感じますよ(自分比w)。
末端冷え性
もともと女性に多い末端冷え性の方に向けた対策として携帯カイロが良いという話です。シールになっているタイプの携帯カイロを脇の下に貼ると指先に暖かい血液が循環して効果があるとか。
これは皮膚のすぐ下に太い血管が通っているので血液を直接あっためて指先に暖かい血液を循環させるという事。
そして、ふとももに付け根にも。これはもちろん内側ですよ。男性ならお宝のすぐ横(笑。
理屈は同じです。ここも薄い皮膚のすぐ下に太い血管が通っているのでそれを直接暖めてやる。
経験上これは効きます。
低温やけどに注意
さて、ここで注意点。まあ気づくとは思いますが、皮膚に直接カイロを貼るのは絶対にやめましょう。
100%火傷します。
かといってセーターやジーンズの上からではほとんど効果ないんですよね。
なのでスパッツとかピッチリしたTシャツの上から貼るのが良いかもです。薄い肌着だけだと足りない可能性はありますので各自工夫して貼るようにしてくださいね。
肌とカイロの間に何か挟みましょう。そしてちょっと熱すぎると感じたらすぐ剥がしてくだいね。
真冬のバス釣り
真冬のバス釣りではもちろん防寒着をきているのですが、糸を結んだり、針にワームを付けたりするのにどうしても指先は露出してます。
体はそれほど寒くなくても指先は感覚が無くなるほど冷たくなってしまいます。
防寒ブーツもよほど超高級品でない限り足先は冷えてきます(超高級品を履いた事がないのでわかりませんが…)。
最初はカイロを体中に貼りまくりなんとか温まろうともがいてました。防寒着の下にカイロを貼りまくると汗をかいてしまうくらい暑くなります。
でも手足の先端は冷たいまま。
そこで試しに脇の下に貼ってみたら、もうそれだけで十分あったかくなったんです。
と言う事は足も同じだろうと思い、太ももの付け根の内側に貼ってみたら足先も冷たさが明らかに緩和されたんですよね。
要は間接の内側の動脈がある部分にカイロを貼るとより効果的だという事みたいです。
カケヅカ的まとめ
貼るタイプの携帯用カイロを間接の内側に貼ると、太い血管を通して血液を直接温めるので、末端まで暖かい血液が循環するので手先足先が温かくなる、という事です。
もちろん防寒をしっかりとして、カイロ以外の対策も併用する事でそれぞれの防寒対策がより効果を発揮するという事ですよね。
自分的にはハイエンドの防寒着(もちろんレイヤー含む)に、手首足首に巻きポカを巻いて、そこにカイロを併用すればほぼ完璧。
冬のバス釣りは中々過酷ですが、対策をしっかり考えれば意外に快適に過ごせるものです。
着るもの以外にも、船上でカップラーメンやホットコーヒーを作って体に入れてやると、心も体も暖まるでしょうね。
そして一番寒さを忘れるのは魚を釣った時でしょう(笑。
冬の貴重な一本を釣るためにも、抜かりなく防寒対策をして極寒のフィールドに出てみませんか。
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