最近良く耳にする『ホバーストローリング』、通称『ホバスト』を試してみたいけど対応フックがまだリリースされてないので自作してみました。
自作といってもほとんど手抜きなんですけどね(笑。
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RYUGI Vespaを流用してホバスト用フックを自作する
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
先日ミドスト修行と称して亀山ダムでイタヤマンガイドを受けたのですが、その時目の前でホバストも見せてもらいまして。
板山氏はティムコのプロスタッフなので詳細はオフレコなのですが、亀山ダムのようなリザーバーで非常に有効だという事で猛烈に興味が湧きました。
ただし現状(2020年3月上旬)では専用のフックが発売されてなく、市場にあるもので代用せざるを得ない状況。ならば何とか自作できないかと考えました。
ネットなどの情報では、ホバスト専用フックはRYUGI Vespaがベースになってるらしいとの事で、これを何とかホバスト用にできないかと。
Vespaのヘッドを砕いてみる
近年のジグヘッドは樹脂タングステン素材が使われてるのですが、これって結構柔らかいんです。
なのでペンチの刃物部分で砕けるんですよね。
ペンチはホームセンターで買ってきた安っすいヤツなので、仮に傷んだとしても問題ありません(笑。
単体フックだとズレてしまうぞ
ジグヘッドの樹脂部分を砕いて取り除くだけなら超簡単なのですが、これだとフックの向きが固定できず、実際に使ったらすぐにズレてしまいそうです(汗。
ためしにスーパーリビングフィッシュにセットしてみたんですが、やはり簡単に向きが変わってしまいます。
『ホバスト』はノーシンカーに近い釣り方だと思うので、これでは致命傷ではないか…。
Vespaのズレ防止用返しを利用する
リューギのVespaには元々ワームにしっかり固定するための”カエシ”がありますので、それをなんとか流用できないかと。
ここでいつもロッドのガイドに巻くスレッドならどうかと。コーティング剤が良く染み込むので、接着剤も効くはず。
ガイド用スレッドと瞬間接着剤で固定できた
フックとカエシをスレッドで固定した後に瞬間接着剤を垂らし、乾いたところでもう一回樹脂タングステンのヘッドを砕いてみます。
今度はカエシがしっかり固定されてます!!
なんとなくホバストフック完成w
ちょっと不格好ですが、なんとなくホバスト用フックとして使えそうな気がしなくもない(笑。
本来はカエシの素材や位置など正確な位置があるのだと思いますが、とりあえず製品が発売されるまではコレでやってみようと思います。
さいごに
今回試した方法は製品版が発売されたら意味がなくなってしまうのですが、こうして色々試してみる事が大事なんだと思ってます。
自分で工夫して試してみて、上手くいかなかったりしても、後で製品版を見た時に何が違うのかを検証して、その後の釣りに活かせますからね。
ミドストとかホバストに限らず、ワームの超微妙なセッティングで釣果が劇的に変わる事は珍しくないです。
特にノーシンカー系の釣りはフックセッティングが超大事ですので、まずは自分なりに考えてやってみようと思います。
これで投げてみたら全然動かなかった、みたいな事になったら笑ってやってください(笑。
では。