【2019年11月リライト】
ほぼ全てのベイトリールを左ハンドルで使っている自分から見たメリットを書いてみたいと思います。
バス釣りのキャリアはかれこれ30年以上になりますが、今のところ左ハンドルで不自由を感じた事はないです。
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ベイトリール左ハンドルのルーツ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
自分が釣りを始めた30年前くらいはベイトリールと言えば右ハンドルが当たり前でした。
それがいつからだったか、各メーカーから必ず左右ミラーバージョンで製品がリリースされますよね。
機種によって右ハンドルだけ、もしくは左ハンドルだけという事はないですよね。
でもこれっておそらく日本だけのような気がします(笑。
アメリカのトーナメント中継を見てても、ベイトリールを左で巻いてる選手は見た事がない。
自分がバスフィッシングを始める前は、元々地元の釣り堀がスタートで、後に『のべ竿でのエサ釣り』からルアーへと移った経緯なんです。
つまりルアーを始めるまで利き手である右手で竿を持ってたんですよね。
中学生の時は店に左ハンドルのベイトリールは無く、人生初のベイトリールは特に疑いもなく右ハンドルを買いました(たしかバンタム100だった)。
それが社会人になってバス釣りを再開した時には一部左ハンドルのベイトリールが売られてたんですよね。
とにかく左手でロッドを持つのが違和感しかなく、当時の釣り仲間に嘲笑されながら自分独りだけ左ハンドルで釣りをしてました。
その時代に左ハンドルのベイトリールは思いっきりマイノリティーでしたが、やけに”しっくり”きたのを鮮明に覚えてます。
左ハンドルベイトリール最大のメリット
ベイトリールを左ハンドルにする最大のメリットは、キャスト後にロッドを持ち替えなくて良い、という事ではないでしょうか。
例えば右利きの人が右手でキャストして、その後そのまま左手でハンドルを回せば無駄な動作は一切ありません。非常に理に適ってると思います。
特に自分のホームレイクである亀山ダムのような、レンタルボート&エレキスタイルのフィールドでは、ショートキャストで手返しよく釣っていく事が重要です。
そうなるとキャスト後にリールを持ち替える事が非効率だと思えてしまうんですよね。
それがカバーを撃つ釣りだとなおさらで、ベイトフィネスのような軽いルアーを繊細に扱う場合には利き手でロッドを操作する方がやりやすい。
キャスト後にリールを持ち替える手間がなく、その上で利き手でロッドを操作できる左ハンドルベイトリールは非常に理に適ってると言えます。
ベイトリール右ハンドルのメリット
しかし、いまだにベイトリールを右ハンドルしか使わない人がいますし、左右ハンドルを使い分けてる人も多い印象です。
キャリアが長く、昔からの習慣で右ハンドルを使うのはわかりますが、結構若い方でも右ハンドルを使用してる人はいるようです。いや、右ハンドルがダメとかそんな話しでは全然ないですからね(汗。
自分が知ってる限りでは、その理由は巻きやすいから。
つまり”利き手でロッドを操作する方がやりやすいか”、”利き手でハンドルを巻く方がやりやすいか”の違いかなと。
自分の場合はラッキー(?)にも、右手が利き手なはずなのに、右手ではうまくハンドルを巻けなかったんですよね。
まあ、おかげで右ハンドルのベイトリールしか無い時代は苦労しましたが(笑。
ベイトリールのハンドルに見るアメリカと日本文化の違い
それでも左ハンドルのリールがこれだけ普及した背景には、やはり利き手でロッドを操作するという方が多くいるという事ですよね。
ただ、これには日本独特の風土というか文化があって、鮒釣りでも鯉釣りでも、延べ竿で釣りをする時は当たり前に利き手しか使わない訳ですから。
そういう意味では、バスフィッシングにおいても利き手でロッドを操作するのは自然な事だと思います。
ところがアメリカでは、””ハンドルが右だから左手でキャストすれば良い”という感覚になってるように見えます。実際にアメリカのバスプロは左手でもキャストする人が多いですよね。
ハンドルを左にする日本の文化と、ロッドを左手で持つアメリカの文化。
まあ、どちらにも共通してるのは、”リールを持ち替える手間を省いてる”という部分ですね。
ベイトリール左ハンドルでの撃ちと巻き
改めて、自分が左ハンドルのリールにして一番メリットを感じてるのは、やはりカバー撃ちの時にロッドを持ち替えなくて良いところです。
自分のメインスタイルであるフリッピングではクラッチを切らないので、そもそも持ち替える必要が無いです。
ただ、ラインがハンドルに絡みやすいので右ハンドルを敢えて使う場合もあるようですが、自分は一貫して左ハンドルを使いますね。右手でハンドルを巻くのが違和感なので。
それが巻く釣りの場合だとちょっと意味が違ってくると思うんですよ。
ショートキャストで手返しを重視する釣りなら、左ハンドルはメリットがあると思います。
キャスト直後のラインメンディングなど、ロッドの向きを変えてルアーのコースを調整してやる際に、ロッドを持ち替えてると効率が悪いと思うんですよね。
でも”ロングキャスト&巻き抵抗の強いルアーを使う状況”だと、人によってはリーリングに重点をおかないとやりにくいと感じるのではないでしょうか。
ロングキャストの場合だと、ルアーが空中にある時点でロッドを持ち替える時間は十分にありますしね。
まあこれも馴れの問題が大きいでしょうから、左ハンドルに馴れてる人なら関係ないかもです。
自分は大型で引き抵抗の大きなルアーをロングキャストする状況がまず無いので、その時になってみないとわかりませんが。
デカバスが掛かった状態でゴリ巻きする時にも利き手でハンドルを回す方が無理が効くと言うか、やりやすいのでしょうか。
ベイトフィネスリールと左ハンドル
主にSHIMANO製ベイトフィネスリールですが、アルデバランなどのNEWモデルを左ハンドルから先に発売するという事があります。
これはやはり左ハンドルモデルの方が玉数が出る事を予想して、左右で揃う前に左だけ前倒しで販売してしまってるんでしょうね。
16メタニウムMGL XGの時は特にどちらが先というのは無かったような気がします。
まあとにかく、そのくらいベイトフィネスに関しては利き手でロッドを操作する方がメリットが多いという事ではないかと。
やはり手返しが重要でもあるし、繊細なロッドワークも必要ですから、わざわざ利き手の逆の手に持ち替えてやる必要がないんですよね。
もう一点、初心者がバス釣りを始める時にベイトフィネスから入る人が多いのではないかと。
自分の始めた頃は、初心者の人にはまずスピニングタックルを持たせたものですが、それがベイトフィネスになってきてるのではないかと。
やっぱりバスフィッシングって、ベイトタックルがカッコ良いじゃないですか(笑。
特に初心者の人にとっては見た目も重要ですし、若い人はベイトタックルの方が入りやすいんじゃないでしょうか。
キャストに多少の練習が必要でも、実はやり込んでいくとスピニングタックルの方が扱いは難しいという事に気付くんですよ。
キャストされ馴れてしまえば、ベイトタックルの方がトラブルは少ないですから。
そういう意味でも左ハンドルの方がメリットが多く、その後のタックルも自然と左ハンドルになって行くという流れなのではないかな、と思ったりしました。
カケヅカ的まとめ
さて、今はバスフィッシングにとって大変な時代でもありますが、タックルに関しては良い時代だと思います。
なんといってもリールが選び放題ですから(笑。
自分の若い頃には左ハンドルのリールがこれほど充実するなんて、想像もしなかったです。
まあ、やっと時代が自分に追いついてきたな、と思ってるのは自分だけではないはず(笑。
ロッドもリールもルアーも、ちょっとした小物も凄く充実してますけど、これって日本の文化ですよね。
左ハンドルリールは本当にありがたいですよ。
この事に関しては日本人に生まれて良かったと思えますね(笑。
リールの左右ハンドル考察を「利き手」という事に置き換えてみると、
アメリカ人を含む欧米人全般に「両利き」の人が多いんですよ。
確か30%程度の人が両方の手である程度同じような事をこなせる「両手利き」みたいです。
対して、日本人は左利きの人が10%程度、両利きの人は3%くらいしか居ないんです。
だからアメリカ人は利き手じゃないほう(左)でも難なくキャスティングが出来るプロが多いんですよ。
私の個人的な考えですが、利き手文化はきっと使用してきた「武器」の違いかと思います。
日本人が用いてきた「刀」は左利きでも必ず右手を上に握って構えますし、鞘は必ず左脇に据えます。刀の構えで左利きの例外は聞いたことがありません。更に和包丁は完全に右利き用です。
一方、欧米人お馴染みの「銃」は物陰に隠れながら撃つ場合など両方の手で扱えないと圧倒的に不利ですから。
左右ハンドル考察から大分飛躍しすぎました(笑)
でももう「人種」の違いなんだと思います。
それ自分も調べました。確か過去記事でも書きましたね。そうなんですよ、両手利きの比率が違うんですよね。まあテニス肘を防止するためという話もあるみたいですけどね。