【2019年12月リライト】
冬にディープでダウンショットをやるときに超気をつけてる事を書いてみたいと思います。
自分にとってディープ攻略のキモになる重要な考え方なので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
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真冬のディープは勝手に釣れちゃう事が大事
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
自分の過去の経験から、12月~1月いっぱいぐらいまで使える亀山ダムのディープ攻略について自分の持ってるものを公開しちゃおうと思いまする。
ザックリ言ってしまうと、冬のディープは釣ろうとしちゃダメです。勝手に釣れてしまう事が大事なんですよね。
そのあたりの考え方と具体的な釣り方やタックルを紹介していきたいと思います。
近年は魚探などのガジェット類の進化や、個人ブログやSNSなど豊富な情報の恩恵もあり、一般アマチュアアングラーのレベルが著しく上がってるように感じます(汗。
そんな中で技術論を展開するのは正直チョット苦しい部分があるのですが、響く人には響くのではないかと。
バス釣りキャリアだけは(無駄に)長い自分ですが、冬のローカルトーナメントなどで優勝した多くはディープのダウンショットでした。
その時に徹底していた考え方が、《いかにオートマティックに釣るか》という事だったんですよ。
あくまでも自分の中での考え方ですが、それについて下記進めていきたいと思います。
ディープのダウンショットは道具に仕事をさせる
ディープでのダウンショットで一番最初に考える事は、”道具に仕事をさせる事”です。
そんなこと当たり前だと思われるかもしれませんが、これが意外と難しいんですって(笑。
後にタックルシステムを紹介しますが、ディープのダウンショットで使うロッドは
それルアー動いてませんけど。
シンカーの重みを感じていたいのか、ラインを張ってアタリを取りやすくしてるのか。
なんだかわからないですけど、それでアタリがあってとしてアワセられます?
ロッドを鋭くあおってもフックにどれだけ伝わってますかね?
ガチガチのロッドならまだわかりますが、ティップがやわらかいロッドじゃいくらも伝わってないでしょ。
無駄な事はやめましょう。
ズバリ!ディープウォーターでのキモはいかに自動的に魚が乗るかこれにつきますね。
ショートドラッギング
自分が考える最良の方法はドラッギングです。
浅い方から深い方へというごく基本的な流し方ですね。
コツとしては、シューティングなどと違ってラインを多めに出して船とラインに角度をつけてやることです。
バーチカルが90度だとすると、80~70度くらいでしょうか。
その理由としては、90度だと流し始めてすぐボトムを切ってしまうのでノー感じになってしまうからです。
この釣りはいかにボトムをとるか、もっと言うと、いかに根がかりさせるかがキモになります。
根がかりといってもフックやシンカーが完全にスタックしてしまうのではなく軽い根がかりを繰り返すことが大事です。
これはルアーやシンカーが勝手に引っかかり、勝手にはずれることで勝手にリアクションバイトを誘発し続けてくれるという便利な方法なのです。
まあエラそうに言ってますが、早い話がズル引きです(笑
エレキの踏み方とロッド操作の関係
そのズル引きですが、ディープをズル引くのはけっこう難しいんですよ。
この場合水深10m前後としておきます。
初心者ならボトムにさわっているかさえわからないかもしれません。
それをボトムを常に感じながら軽い根がかりを意図的に繰り返すのですから。
これはロッド操作だけでは到底無理です。なのでエレキと連動して行います。
まずロッドを真横に出してドラッギングを開始しましょう。
軽く引っかかるまで超微速で進めます。何かに引っかかったらエレキを止めます。
そこでロッドをロッドをゆっくり立てることで軽い根がかりを外してやります。
ここがバイトチャンスです。
この次の瞬間に食ってることがほとんどですね。
根がかりを外す動作がリアクションバイトを誘発して尚且つフッキングも兼ねているという。
この時根がかりは必ずロッドを固定して根がかったと思ったらすぐにエレキを止めましょう。
必ずエレキを止めた状態で根がかりをはずします。
エレキを踏んだまま根がかりさせてしまうととっさにロッドを戻すことができなくなります。
結果本格的な根がかりになってしまいます。
まとめ
さて、ディープフラットの考え方は理解していただけましたでしょうか。
つまりディープのライトリグにおいては釣ろうとしてはダメだということです。
これに関してだけは”釣れる”事が大事だと思ってください。
もうバイトがどうこうより、いかにうまく根がかりを発動させていかにうまくハズすか、に集中しましょう。
そうすると自動的に釣れてしまうものなんですね。
水深10mをズル引きするのは馴れないとホントにノー感じですが、できると結構釣れます。
でも、タックルセッティングが間違ってるとせっかくのバイトもノらず終い。食い込みの良いロッドだけに頼ってると激ボーズ食らいますよ!
環付きマスバリをやめよう
今回はダウンショットに絞って話を進めます。さらに、ディープをなるべくオートマティックに釣るために
マスバリに限定してしまいます。
ダウンショットというとシンカーがフックの下にある今では一般的になったリグですね。
だれでもやっているお手軽に釣れる軟弱なリグですよ、掘り下げない人にとってはね。
自分も昔は釣れないときの切り札的に使ってました。
ボーズを回避するためにそれでコバッチーを釣って釣った気になってました。いやぁ、恥ずかしいです。
さて、そんなダウンショットですがちゃんと考えて使うとすごい武器になるんです。
マスバリを使うのはとにかくフッキングを良くするためです。
それはわかりますよね。
ただ、そこで良くある環付きのマスバリを使ってしまうというのは間違いです、ダメ。
で、それをもっと煮詰めたやり方が渓流針を使ったダウンショットです。
ワタクシがよくつかうのはこれ↑
主にキジぶどう虫ってヤツ。これは昔、JBマスターズトーナメントに参戦してる頃でした。当時の大御所プロが雑誌記事に書いてたんですよ。
それを参考にやってみたら確かにフッキングが抜群だったんです。
それからというもの、究極にかけたいときはこれを使います。
フロロ2ポンドでタイプミスではありません。
これを使うならフロロカーボンの2ポンドでやりましょう。百歩ゆずって2.5ポンド、千歩ゆずって3ポンドまででしょうね。
なぜなら、それ以上強いラインだとフックの強度が持たないからです。
いろいろ試した結果、ロッドとラインとフックのバランスがすべてかみ合ってないとキロフィッシュクラスはとれません。
ワタクシ自身、10mを超える水深からゴーマルクラスを捕ったことはありません。ですが、40後半くらいまでは釣れてます。
その時は犬の散歩のようにエレキで魚の方向に付いていきながらかなりの時間をかけてとりましたね。
釣りはライトですが、捕った魚はヘヴィーでしたよ。
長尺エア抜き針と比較しての一枚↑
キモは外掛け結びバスアングラーにとって環(カン)がない渓流針を結ぶ機会はほぼ無いでしょうね。
これについては外掛け結びでやってください。
練習すれば誰でもできます。
この結びにする理由は結んだあとの針の姿勢にあります。
針はこんな形↓
それを外掛け結びでやると
こんな感じになり、
そして…
チョッとボケててすみません。
ラインを半回巻いてやって袖部分がラインと一直線になるようにします。
これでチョッとでもラインにテンションがかかると針先が魚の口のどこかに立つという。
あとはひたすらリールを巻いて魚の重みを感じればフッキング完了となる訳です。
このシステムの特徴はロッドの柔らかさも手伝ってか、掛けてからしばらくはかなり従順に寄ってきます。
そしてあるタイミングで急に走り出すという感じです。そこからはもうひたすら耐えてバスとの根比べ。
かなりスリリングな展開ですよ。
現在のディープにピンスポットは無い一昔前、JBのトッププロが魚短を駆使して誰もしらないディープのオダや沈船などを調べ上げてビッグフィッシュを釣りあげるという話がありました。
それは今でもすごいスキルだと思います。
でも、現在ではそれが出来る人がプロアマ問わずすごく増えてしまったんだと思います。
これは自分のような中級アングラーにとっては幸いなことで、魚が一箇所にとどまらなくなってきたように感じます。
回遊性が強くなったというか。
良いディープフラットには必ず魚がいます。その魚はフラット上を不規則に回遊しているものと考えてます。
もちろんピンスポットになりうるものに一時的につくこともあるでしょう。
しかしその時間はとても短いと思います。
なので見つけたピンに対してタコねばりで魚が回ってくるまでひたすらやり続けるのもわかります。でもそれよりドラしちゃった方が効率よく魚と出会えますね。
なのでとにかく、さわりに来た魚は必ず掛けましょう。
そのためのシステムです。
もちろん練習は必要でしょう。
でもこの時期フィールドは空いてます。
やるのは今ですよ!
素晴らしい記事です!!
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