カケヅカがBasser誌に掲載!? 釣り雑誌に対してずっとモヤモヤしてきた事

 

業界で最も権威あるバス釣り雑誌『Basser』の2020年3月号に自分の書いた記事を掲載して頂きました。

 

世はまさに大YouTube時代、なぜ今活字のブログが釣り雑誌とコラボしたのでしょうか。

 

そして個人的にかなりモヤモヤしてる事がありまして、その事についてこのタイミングで書かせて頂きます。

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釣り雑誌ディスりのブロガー

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。

 

今回Basser誌への寄稿のお話を頂いた時、嬉しさと同時にある事が頭をよぎりまして。それは過去に、釣り雑誌はオワコン的な事をブログに書いた事です。

 

この話を書く事を相当悩みましたが、自分の中にモヤモヤしてるモノをスッキリさせたいので思い切って書きます。

 

まず、言い訳はありません。釣り雑誌への個人的なクレームを好き勝手に書いた記事はいまだにネット上に放置してあります。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/05/paper-books-have-no-future/”]

 

釣り雑誌に対して批判的な記事なので、今回のお話をお受けした時に消してしまえば良かったのかもしれません。でもそれってかなり卑怯な行為ですよね(苦笑。

 

これまで散々ディスっておいて、いざ掲載のお話を頂いたらホイホイと手のひらを返すような人間は信頼に値しないというか。

 

掲載のお話をお断りする事もできましたが、そこを敢えてお受けした自分の気持ちを書いてみたいと思います。

 

発信者の苦悩

 

自分のような個人の弱小ブログ&メーカーが、歴史と権威のある老舗釣り雑誌と比べる事がナンセンスではあるのですが。

 

今の仕事になって丸5年以上、ブログを開始してから丸4年以上になりますが、発信ってキツいです。

 

自分の言葉に責任を持つって、想像以上にメンタルに堪えます。

 

ブログを書きはじめて1~2年ほどはドンドンアクセスが増えて楽しく好きな事を書けるのですが、段々と無邪気な事ばかりは書けなくなってくるんですよね。

 

自分の些細な一言が誰かを傷付けるんじゃないか」とか、「こんな事を言ったら人から嫌われるんじゃないか」とか。

 

でも実名顔出しで書いてるので、キャラクターを作っても長続きはしません。自分らしくない事を書いても全然楽しくないんですよね。

 

なので基本的に本音を書くのですが、それでプチ炎上したりした事が何度かありました。その度に怖くなってキーボードを叩く手が止まってしまう時期もあったんですよね。

 

発信って怖いです。お気楽な記事ばかり書いてれば良いなら楽ですが、たまにどうしても書きたくなって強めな表現をしてしまう事があるんです。

 

そんな感情で記事を書いた時は、いつも公開ボタンの上にカーソルを乗せたまま、クリックをメチャメチャ躊躇します。そして目をつぶったまま人差し指で左ボタンを叩く訳です。

 

そんな事を数年続けてると、個人ブログでさえこんなに悩むのに、もっと大きなメディアでプロとして発信してる人たちは、一体どれだけのプレッシャーに晒されてるんだろうと。

 

自分が読者である場合は、テレビの前でタレントや芸人に上から目線で文句を言うように批判してしまいます。でも逆の立場になった時…。

 

これはどの世界にも言える事ですが、発信をしてお金を頂くと言う事は、とてつもなく大変な事なんだと自分が発信する事で気付かされました。

 

本当に勝手な事をほざいて申し訳ない気持ちで一杯です。

 

おそらく当時の記事をBasser編集部の方で、目にした方もいたと思います。その上で今回このようなオファーを頂き、もう何とも言えない気持ちです。

 

Basser編集部の方々の懐の深さに頭が下がる思いで一杯です。

 

その説は大変失礼いたしました。

 

釣り雑誌と釣りブロガー

 

自分の勝手な思いを書かせてもらいましたが、釣りブログも釣り雑誌も、読者あってのものです。

 

読者の方に楽しんでもらうための発信であるべきなのは共通してるので、自分達釣りブロガーが少しでも協力できる事があれば、釣り業界を盛り上げる意味でも釣り雑誌釣りメディアに協力できればと考えます。

 

繰り返しますが、釣りの世界も活字より動画の方が影響力が大きいのかもしれません。いまどき活字のブログよりYouTuberさんの方が人気ありますしね。

 

でも例えば、商品の細かい説明は、写真とテキストの方が理解しやすい場合もあると思ってます。

 

そういう意味で今回の『バスブロガーに訊く 買って使って本当に良かったモノ』は、普段写真とテキストで発信している釣りブロガーの得意とするところ。

 

ただしみなさん、勢い余って規定の文字数を相当オーバーされたみたいですね(笑。

 

そういう自分も原文をスッキリ編集して頂きました。大変お手数をおかけしました(苦笑。

 

それだけ今回のオファーに対してみなさん気合いが入りまくってたんでしょうね。

 

さいごに

 

普段一方的に読むだけのBasser誌に自分の記事が載るという、かなり衝撃的な経験をさせて頂きありがとうございました。

 

他のページには見慣れたバスプロの方や本当の意味での著名な方ばかり(汗。

 

今回のオファーに対しては、とにかく真剣に全力で、読者の方を向いて書いたつもりです。

 

Basser誌を始めとする釣り雑誌に対して、無邪気に好き勝手書いた事を恥ずかしく思いながら、自分も全国誌の誌面で恥をかく覚悟でした。

 

罪滅ぼしという訳ではないですが、今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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