亀山ダムのディープに関する記事は以前にも書きました。
そのときにチョッとふれてますが、サイズアップのヒントが見つかったんですよ。
残念ながらこの冬に検証できてないのですが、かなり確証をつかんだと思ってます。
マックス800gの釣り
亀山のディープにおいて、普通に釣ってもマックス800gくらいまでなんですよ。
普通といっても難易度は低くないですが。
大場所のディープフラットをショートドラッギングで攻めるわけですが、そのときのキモは常に何かに引っ掛けてはずすの繰り返し、つまりズル引きであると。
この釣りはボトムにいるバスに対して有効だということになります。
ベイトフィッシュは常に中層を泳いでますから、バスは必ずその下から上を見てるはずですよね。
そして上にベイトフィッシュが通るとスイッチが入ってベイトを追い回すという具合ですかね。
そのときただ何も無いボトムにいても無防備すぎますから、なにかチョッとしたものに隠れながらでもチョイチョイ回遊している、というのがワタクシの仮説です。
そしてそのバスは群れで行動しているという感じがしますね。
つまりサイズが揃っている。そのサイズは平均4~500g、マックスでも800gが良いとこです。
悪くはないですけどね。
サスペンドバスは狙うだけムダ
ではサスペンドしているバスに対しては?
これはねらうだけ無駄でしょう。
だいたいサスペンドといっても水深10mボトムの5mにいる魚をねらえます?
仮にラインを5m出して、そのまま船を進めてドラッギングしたとして、ノーアクションのルアーに食いつくでしょうか?
それともまったく狙いどころの無い中層でドラッギングしないでルアーを一定の水深で泳がせられますかね?
そしてバスがいるであろう場所で誘いのアクションを絶妙のタイミングで入れられます?
これができるくらいならこの記事読む必要ないでしょう。
さっさとTOP50でもいってください。
でも狙うのはサスペンドバス(笑
で、その普通の釣りが出来ることが最低条件になるのですが。
さんざんサスペンドバスが狙えない、と言っておきながら、サイズアップのためにねらうのはサスペンドバスです。
ただし、今までねらってきた水深にいる魚ではありません。
ここでねらうのはディープフラットからさらにブレイクしている水深15mの中層です。
15mボトムの中層10mを狙っていきます。
これは今までズル引きしていたボトムラインをそのまま深い方にドラし続ける事を意味します。
これならラインの出し量もわかるし、通常サイズを狙いながらサイズアップも狙えるという一石二鳥の作戦になります。
ここでの仮説はこうです。
ます大型のバスは頭が良い。
よって普通サイズがいる危険な場所には一緒にはいない。
まあ絵心があるかは別として↓
ベイトは下からバスが襲ってくることをなんとなくわかっている。
なので10mボトムには常に警戒している。
大型の頭の良い固体はさらにそのチョッと下に陣取っている。
この場合はブレイクの落ち際。
で、普通サイズに追われてディープフラットから逃げてきたベイトの群れを大型の固体が悠々と襲う、といった具合。
これは実際のフィールドで、よくブレイクから結構はなれたところで魚探に影が映っていたんですよね。
そのまま流してみた
で、いつもならブレイクを過ぎるとラインを巻き取って、また戻って狙いなおしていたんですが、そのときはブレイクを過ぎてもずっとそのまま船を進めてみたんです。
そしたらホントに微妙なアタリがでて。
なんどがアタッてたんですが、最初はまったくノらなかったんですよ。
で、ワームを大きくしてみたんです。ゲーリーのシャッドシェイプってやつ。
明確なあたりがあってロッドをあおったら重みがのったんですよ。
そして掛かったやつは大して引くでもなく寄ってきたんです。
すがたはまだ見えなかったんですが、流木か大きなゴミか?でも魚っぽいな、って。
バスだとわかって激慎重に
そうしたら、急に走り出しまして。
とっさにドラグをゆるめて船を走る方向へ向けました。
冗談のように走るんですよ。
その時点では鯉だと思いました。
亀山にはでかいのがいるので。
でも首の振り方はバスっぽいんですよね。
でもまさかね、って。
姿くらいは見てやろうと根気よくファイトしました。
しかしドンドンバスっぽいひき方に思えてきて。
もしかしてバスだったりして?だとしたら何センチ!?
急にドキドキしてきて、急に慎重にやり取りし始めます。
だいぶ巻き取ったように感じていたころ、そいつが一気に水面に向かって走ったんですよ。
「バスじゃんっ!!」
そこからはさらに慎重にファイトしました。
ラインはフロロ2ポンドでしたから。
かなり妄想が膨らみましたが、上げてみるとそこまでデカくはありませんでした。
まあ40半ばくらい。
デブデブの。
でもデカく感じたんですよね。
で、気もちが少し落ち着いて、また流し始めて普通サイズを追加して。
また試しにそのまま深い方へ流してみたんです。
そしたらまた同じように同じサイズが!
これはパターンなのでは?と時計をみるともう下船時間ギリギリです。
後ろ髪ひかれまくりながらそのエリアを後にしましたが、その印象は鮮烈に残ってます。
ああ、この冬また行って検証したい。
でも時期はチョッと過ぎちゃってるんですよね。
そんなわけで冬の釣り最高におもしろいんですよ。
ぜひみなさんも検証してみてくださいね。
コメントを残す