自分にとってはいつもの光景なんですが、手持ちのリールをバラしたままになってました。
これはパーツの寸法取りをして図面をひくためです。
意外と型落ちのリールでも新規にパーツを作ったりするんですよ。
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パーツ図面
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今自分は手元に13メタニウムを三台所有してます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/13metanium-2/”]
エクストラハイギヤのXGが2台とハイギヤのHGが1台。
でもこの三台が常に稼動してる事は多くないんですよね。
それはパーツを作る時にフィッティング用としてバラしてある状態の時があるからです。
リールパーツを作る時はその時のロットによって誤差が出てはいけないですから、寸法は常に同じにしなくてはいけないですよね。
でも一回で超大量に作る訳ではないので、リピートで作る時には新たに段取りをしてまたサンプルを作るところからやるんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/production-site/”]
そして意外とロットによって寸法は変えられていきます。
最初に作ったものより、二回目に作ったものの方がネジが緩かったり、その逆だったり。
その都度図面は修正する事になるんですよ。
個体差
国産リールに関しては、リール自体に個体差はほとんどありません。
なので今回バラしている13メタニウムも手持ちの三台でパーツの互換性が合わないところは全く無いんです。
もちろんギヤ比の問題はありますけど、その他の部分に関しては使い回してもまったく支障がありませんね。
ただ、機種が違ってもパーツの互換性がある場合があります。
これが13メタニウムと16メタニウムMGL XGになると、互換性があるパーツは多く、製品としても両方に使えるという事になります。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/13metanium-16metanium-spool/”]
そうなると当然カスタムパーツも互換性を確認する必要があって、間違って片方には付かない、となってはダメなんですよ(笑。
そんな訳で確認のために16メタニウムMGL XGと13メタニウムを両方バラして、確認したら戻すという事を繰り返します。
そんな事をしてるうちに、バラし方や手順を覚えてしまうという(笑。
過去の機種
今回13メタニウムのパーツを新規に作る事になりました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/reel-parts-design/”]
なんだかんだで13メタニウムも4年前のモデルになるんですね。
最初に見た時は地味な印象で、あまり売れ筋ではないな、と思ったのを覚えてます(笑。
でもその予想は大きく覆り、稀代の名機として今でも愛用者が多くいるんでしょうね。
13メタニウムの前の機種の07メタニウムが高い人気と性能を誇ってたので、余計に13メタニウムの出足が良くないだろうと思ったんですよね。
↓画像はやり過ぎてしまった07メタニウム(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/fishing-show-osaka-2014/”]
個人の予想なんてアテにならないものですね(苦笑。
そして現在では13メタニウムの後継機種である16メタニウムがさらに高い評価を受けてます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/16metanium-90mm-hndle/”]
自分も一台所有してますが、もうこれ以上は無いというぐらい出来上がっちゃってますよね。
さて、今後これ以上のリールを作らなくてはならない開発関係者の方にはご苦労をお察しいたします(笑。
終わります。
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