シマノ エクスプライド170M-PF(SHIMANO EXPRIDE 170M-PF)を買ったのでなんとなくレビューします

【2019年6月リライト】

2016年の3月に購入した『シマノ エクスプライド170M-PF』を約3年使ってみた自分なりの使用感や記憶に残る魚を書き残しておこうと思います。

 

今は生産中止だと思いますが、中古などで購入を検討してる方の参考になれば幸いです。

 

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SHIMANO EXPRIDE(シマノ エクスプライド)170M-PFは良い意味で中途半端

 

タイトルにあるロッドを買いました。『SHIMANO EXPRIDE 170M-PF』。

 

不思議なんですが、この『エクスプライド170M-PF』は釣りの時にいつも必ず持っていくんですよね。

 

なんというか、自分に取っては中途半端なんです良い意味で。

 

SHIMANO EXPRIDE170M-PF

SHIMANOエクスプライド170M-PF。『ピッチング&フリッピング』という表記に釣られてカバーテキサス用に買ったのだが…。

 

買った当初はカバーでのテキサスリグに使いたいと思ってたのですが、ホームレイクの亀山ダムのカバーではかなり弱いと感じて使わなくなりました。

 

そこから色んな釣りに使ってみたのですが、どうもドンズバな状況がなく、スーパーサブ的なロッドとしてメインから外れていったんですよね。

 

7フィートのMをどう使うのか

 

エクスプライド170M-PF』を買った最初の理由としては、ティップのソフトなジグロッドが欲しかったんです。亀山ダムのカバーを想定しました。

 

ソフトティップはカバーでシェイクした時にルアーが動き過ぎない事を狙ったのですが、 『エクスプライド170M-PF』は思った以上にベリーが柔らかめで、重量のあるジグを背負わせるには頼りない感じなんですよね。

 

SHIMANOエクスプライド170M-PF

ティップを天井に押し当ててテーパーアクションを見てるところ。これがあまり意味の無い事だとはわかってるのですが(笑。

SHIMANOエクスプライド170M-PF-2

あくまでも強さを見るためにロッドを曲げているところ。ベリーまでは結構やわらかい。バットは強め。

天井にティップを押し当てて硬さやアクションを見る意味が無い理由をロッドリビルドが教えてくれる件

2019年4月17日

 

SHIMANO EXPRIDE170M-PFの強さ

バット部まで曲げてみる。PFを謳うだけあって結構強い。

SHIMANO13MetaniumXG

やはりカバーの釣りにはメタニウム系が握りやすい。

SHIMANO14EXPRIDE170M-PF

トリガーをどうしようか悩む。握力無いからそのまま使う事に決定(笑。

エクスプライド170M-PFを使ってみて感じた事

 

エクスプライド170M-PF』を購入して間もない頃はテキサスリグに使ってたんですが、やはりティップからベリーにかけて柔らかいのが自分の好みに合わず。

 

もう少しレングスが短ければ5gぐらいのジグに使えるのですが、7フィートという長さがどうにも持て余すというか。

 

正直「難しいロッドを買っちゃったな」という気持ちでした(笑。

 

それでもなぜか毎回釣りには持って行くんですよね。すべてのメソッドのサブ的な感じで、何にでも使える〈中途半端な便利ロッド〉という感じ。

 

時にはスーパーサブ的な役割も果たしてくれ、本来の使い方ではないスピナーベイトでのゴーマルを掛けてくれたり。

 

亀山湖で釣った50Cmのブラックバス

2016年7月にZ-ZONEで釣った50Cmのバス。この時はメチャクチャ引いて、エクスプライド170M-PFがブチ曲がりだったけどなんとかキャッチ。ロッドのバットは意外と強かった。

【D-ZONEが一撃で殉職】リアルDeeePSTREAMをバックシートで熟読 その2

2016年7月26日

 

使い道の無いロッドが一周回ってメインロッドに

 

手元にある使い道に困るロッドが、年数経ってから《全然想定してないメソッド》でメインロッドになる事がたまにあるんですよね。

 

別の記事でも書いてますが、自分は手元にあるロッドやリールはどんなに使用頻度が低くても基本的に売らない主義です。

新しいリールに入れ替えたあと古いリールどうしてますか

2017年1月27日

 

決して売り買いしてる人を批判してる訳ではなく、自分がそういう主義だというだけで深い意味はありませんからね(笑。

 

エクスプライド170M-PF』もそうで、それまでイマイチ使いみちが決まってなかったのですが、先日の亀山ダムでたまたま『ドライブクローラー4.5』のネコリグに使ってみたら凄くキャストしやすかったんです。

 

房総チャプター2019第3戦亀山ダム (237)

【パワーベイトフィネスプラス】1週まわって普通のベイトタックルになった近代ベイトリール

2019年6月17日

 

旧エクスプライドシリーズのラインナップは全体的にピシっと張りがある感じで、『エクスプライド170M-PF』もティップからベリーにかけて柔らかいのですが〈ハリ〉はあるというか。

 

魚を掛けた後はどうかわからないですが、ベイトフィネスリールと組み合わせる事でキャストは快適です。

 

パワーフィネスロッドでのピッチングが苦手な自分としては、このぐらい硬いベイトロッドの方がネコリグを扱いやすいと感じてますね。

 

かけづか的まとめ

 

フィールドや釣りのスタイルによって感じ方は違いますが、自分の場合、『エクスプライド170M-PF』はカバーネコに最適なロッドだと感じてます。

 

7フィートというレングスは、スタックしやすいネコリグをロッドとラインの角度を付ける事で外しやすくなります。そして長さを生かして軽いリグをピッチングしやすいですね。

 

PEラインを使う事が前提なのですが、特に使いにくいと感じた事はないです。

 

ロッドリビルドが趣味の自分ですが、このロッドに関してはガイドをいじろうとは思ってません(笑。

 

Homebrew Power Finesse Rod (33)

 

今は生産してないのが残念ですが、もしも中古で見つけたら絶対に買うと思います。自分にとってそんなロッドですね。

 

では。