超ロングロッドでランディングする時のコツとは

自分はフリッパーを自称してるので、当然フリッピング用の8フィート近い長さのロッドを愛用してます。

 

でもフリッピングロッドなのに、良くネットを使うんですよね(笑。

 

今回はその理由と超ロングロッドでネットを使うためのコツを紹介しますね。

 

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レンタルボートとフリッピングロッド

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

自分のホームレイクは亀山湖なんですが、そこはマイボートの持ち込みが禁止でエンジンの使用も禁止の、いわゆるエレキレイクです。

 

なので基本スタイルがレンタルボートにエレキという事になるのですが、それとフリッピングは相性が良いような悪いような感じなんですよね(笑。

 

フリッピングDaiwa17タトゥーラSV TW

 

レンタルボートと言えば存在感が小さいので、そのステルス性からフリッピングのような超接近戦に向いてます。

 

主に12fの船を利用するのですが、小回りも利くのでブッシュカバーに船を入れ込んでフリッピングするのが自分のスタイルですね。

 

でも船が小さいのがデメリットな時もあって、魚を掛けてから抜きあげるまでに、自分と魚の距離が遠いんですよ(笑。

 

無事に魚を船の上に抜き上げても、暴れる魚を捕まえるのに苦労するんですよね。

 

フリッピング抜き上げ

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-kiro-fish/”]

 

なのでなるべくネットを出すようになりました。

 

試合の緊張

 

単純に試合中の緊張からネットを使う事を選択してしまいます。

 

房総房総チャプター第3戦_065006

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/06/chapter-boso2017-round-3-result-of-my-own/”]

 

フリッピングロッドの場合、意外とランディングは大変なんですよね。

 

というのも、ロッドがやたらと長いので、普通にグリップをもったままのハンドランディングは不可能ですから(笑。

 

身長172cmほどと、超平均的な自分のリーチをどんなに広げても、約8フィートのロッドを片手に持った状態で反対の手でバスに触るのは無理です。

 

そして超が付くヘビーカバーを釣ってる時はラインに傷が入ってる事も頭をよぎります。

 

下手に時間を掛けてハンドランディングするよりも、抜きあげてしまう方が良いかもしれません。

 

それでも試合の独特の緊張から、ついネットに手を掛けてしまいます。

 

魚の保護

 

ところで、真夏の時期は船の上も相当に熱くなってるので、間違っても魚を直接置くのは避けたいところです。

 

それはまるで熱した鉄板の上に置くのに等しい行為ですからね。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/sakana-atsukaikata/”]

 

そんな訳で、フリッピングで釣った後に抜きあげをしても、船の上に直接魚が触れないようにするのは結構技術が要ります。

 

よくアメリカB.A.S.Sのバスプロが抜きあげをした後に、非常に上手にバスを持つんですよね。

 

gdixon_bass_elite_toledo_d4_a-47

画像はbassmaster.comより拝借しました↑

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3780/”]

 

あれは一見乱暴に見えて、実は魚を弱らせないためにスピーディーにキャッチするためのスキルなんだと思います。

 

自分にもその技術があれば良かったんですが、狭いレンタルボート上では無理があるんですよね(苦笑。

 

試合本番用タックル

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/06/rental-boat-bass-fishing-matome/”]

 

抜きあげた魚をロッドで宙吊りにしても、その後どうやってその魚に触るのか(笑。

 

結局また水に戻しちゃったりして(爆。

 

バットを持つ

 

そろそろ具体的な対策を言えよ!」、と怒られそうなので、自分の取ってる方法を紹介します。

 

まあ自分に限らず、ロングロッドでのランディングはロッドのバットを持ってしまうと言う事でしょうね。

 

IMG_7167

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]

 

特にフリッピングロッドのような超ロングロッドの場合、バットはかなり強力に作られてるはず。

 

ストリッピングガイド(リールに一番近いガイド)の手前くらいを持ってしまえば大丈夫ですね。

 

要は短いロッドとして使うという事です。

 

この時あまり先の方をもってしまうとロッドを破損する恐れがあるので気をつけましょう。

 

自分の知り合いでもハリアー80を折ってしまった人を何人か知ってます。

 

超ロングロッドはファイトもそうですが、ランディングは知らないと難しいんですよね。

 

ロッドの長さを活かすのはフッキングまでで、そのあとは短いロッドの方が扱いやすいですから。

 

さいごに

 

今回は超ロングロッドと言う括りでお話しましたが、これがもっと短くて柔らかいロッドの場合はまた違ってくると思います。

 

SHIMANO EXPRIDEの163ML-BFS

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/02/casting-bending-a-rod/”]

 

自分は柔らかいロングロッドを使わないのでわかりませんが、ロッドが柔らかいほどランディングはやりやすいはず。

 

分かりやすく言えばスピニングタックルの柔らかいロッドの方が断然ランディングはやりやすいですからね。

 

それはロッドが曲がる分、魚が自分に近くなると言う事です。

 

なので難易度は柔らかい<硬い短い<長い、となる訳です。

 

そんな訳でフリッピングロッドはハンドランディングがやりにくいロッドな訳ですね。

 

プラス、レンタルボートでのフリッピングは中々にやっかいなシロモノと言えると思います(笑。

 

なので自分は素直に、試合ではフリッピングロッドでもネットを使いますね。

 

ナイロン30ポンドなのでラインを掴んでも切れる事はまずないですが、下手にやるとバスの口が痛みます。

 

房総チャプター2017第2戦 10.27.17

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/05/nylon-30lb-3/”]

 

上手い人ならラインを掴むのも良いですが、まあネットを使った方が安全でしょうね。

 

とにかくロングロッドでのランディングではロッドのバットを持ってしまった方が良い、というのが自分の考えです。

 

もしもロッドの長さで苦労してる方がいたら試してみてください。

 

そんなお話でした。

 

おわります。

 

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