先日小学三年生の長男を始めてのバスフィッシングに連れていったんですが、スピニングタックルに興味を示さないんですよ(笑。
その子の性格にもよるんだと思いますが、ベイトタックルでやりたいという気持ちは良くわかるんですよね。
子供や初心者の人はみなさんそうなんでしょうか?
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バス釣り=ベイトタックル?
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
小学校三年生の男の子ともなると、基本的に何もかもが不安定なんですよね(笑。
まあうちの子供だけかもしれませんが、とにかく落ち着きがなくて。
そんな息子と初めてのバスフィッシングに行ったんですが、魚を釣る事よりも好きなルアーを投げる事の方に興味を示すんですよ。
実際にスピニングタックルにライトリグで魚を釣ったんですが、あまり喜んでないんです。
それよりもベイトタックルで魚の形をしたルアー(ミノーやシャッド)を投げたがるんです。
タックルが巻き用じゃなかったので、全然うまく投げられないんですが辞めようとしないんですよね(苦笑。
スピニングに持ち替えてライトリグをやればまた釣れるんですが、やっぱりベイトタックルが気になるみたいで。
ルアーフィッシングの楽しさの一つに、キャスティングという要素が強くあるのを再確認した出来事でした。
初心者向きのタックルって?
お父さんとしては苦笑いでしたが、これって子供に限らず初心者の人には最初に何を使わせたら良いのか考えさせられました。
人それぞれなんでしょうけど、自分が人から教わった時は例外なくベイトタックルを否定されましたからね(笑。
中学生の時に初めてバスフィッシングをしたときも、友達のベイトリールとロッドが超絶カッコ良く見えて、貸して欲しいとお願いしても絶対に持たせてもらえなかったですね。
まあ当時のリールはブレーキも良くなかったので、素人が投げたら即効でバックラッシュしてワンタックルが終わるでしょうからね(笑。
なので自分がはじめてベイトタックルでルアーをキャストしたのは高校生になってからでした。
しかも当時教えてくれた友達が頑なにベイトの使用を止めたんですよ。
そのくせ「バスフィッシングはベイトロッドでやるものだ」、みたいな事を言うんですよね。
なのでこっそり買って黙って使ってたのを覚えてますね(笑。
そのくらいバスフィッシング=ベイトタックルというのが自分の中にあったんですよ。
あのトリガーの付いたピストルグリップに丸型のベイトリールの付けてキャストするのが憧れだったんですね。
時代が変わっても
それから30年が経って、自分の息子にバスフィッシングをやらせた訳ですが、魚よりもタックルに興味を示してる訳です(笑。
お父さんが普段仕事場でイジッてるのがほとんどベイトリールなので、それを見て育った息子が興味を示すのは自然なのかもしれませんが。
それにしても小学3年生にしてベイトタックルにしか興味が無い訳ですから、これはバスフィッシングの本質なのかもしれませんね。
自分の周りでも良い大人がベイトタックルにしか興味を示さないという人が多くいますからね。
トッパーの人なんかはその典型なのではないでしょうか。
まあルアーフィッシング自体わざわざ難しい事をしてるとも言える訳で。
何も偽者のエサでやらなくても、活きエサを使えばもっと釣れると思いますしね(笑。
だから今回息子が釣れなかったら、次は亀山湖でミミズでも付けてやらせようかと考えてたんですよ。
でもそれでも息子は喜ばなかったかもしれないですね。
シャッドへのバイト
息子とのバスフィッシングは管理釣り場に行ったんですが、バス解禁の翌日という事もあり、まあまあサイズの良いバスが良く反応してくれました。
上手く投げられないベイトタックルでしたが、たまにちゃんと前に飛ばせると喜んでましたね。
そしてイージーな状況だったせいか、巻いてくるシャッド(ソウルシャッド)に魚が食いつく事もあったんですよ。
その時のむすこの興奮具合はハンパないんですよね。
まあ追ってきたバスが足元でバイトするのか、駆け上がりになっている足元にバスが溜まってたのか。
投げて巻く時にルアーがブルブルするのを手元に感じるのも楽しかったようです。
泳いでるルアーが見えると、「魚みたいだね!」と喜んでましたし(笑。
それがライトリグになると一気にテンションがダウン。
全く価値を感じられないみたいでした。
カケヅカ的まとめ
自分も今まで知ったかぶって色んな人にバスフィッシングを教えてきました。
でもその中にはすぐに辞めてしまう人も多くいたんですよね。
今になって思うと、それはバスフィッシングの楽しさをちゃんと伝えられてなかったのかもしれません。
初めてバス釣りをする人にとって、魚が釣れる事がすべてではないのかもしれないと考えさせられました。
確かにいきなりベイトタックルを使わせると、バックラッシュでいきなりその日の釣りが終わる可能性もあります。
でもそれなりに対策をして、ちゃんと教えてあげれば投げる楽しさを体感してもらえるんですよね。
自分はとにかく息子に一匹釣らせてやりたかったんですが、どうも手ごたえがないんですよね(苦笑。
バスフィッシングの楽しみ方は様々で、魚が釣れなくても興奮する要素は他にも沢山あるんだと思いました。
それでも息子はまた行きたいと言ってますから、近いうちに連れて行こうと思ってます。
今度は投げやすいタックルを用意して、好きなルアーを投げさせようと考えてます。
もしかしたらフリッパーの息子は巻物師になるのかもしれませんね(笑。
そのまま上手くなったら将来はいろいろ教えてもらおうかな。
そんな事を思いました。
おわります。
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