2019年リリース予定の『19アンタレス』が気になったので自分の疑問を書いておきます。
新製品に関する記事はあまり書くつもりなかったのですが、『18バンタムMGL』や『16メタニウムMGL』との使い訳が気になりました。
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【黒田健史の「いろはにほへと」】がリニューアル
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
タイトルにある『19アンタレス』の件を知るキッカケの一つになったのがJB TOP50プロでもあり有名ブロガーでもある黒田健史プロのブログ『黒田健史の「いろはにほへと」』でした。
[blogcard url=”https://kenshikuroda.com/tackleno_iroha/10782/”]
ご存知の方も多いと思いますが、黒田プロはSHIMANOプロスタッフであり、去年(2018年)のこの時期もご自身のブログやSNSで発表前の新作リールをリーク(?)されてます。
雑誌などでチラ見していた『18バンタムMGL』や『18アルデバランMGL』の詳細や信憑性を計る上で、プロスタッフが自ら運営するメディアでの発言は非常に貴重なものでした。
今期もご自身のメディアで詳細を丁寧に解説されてるのですが、そのブログが一新されてまして、そこでの最新記事で『19アンタレス』を紹介されてます。
その内容を読んで自分が思った事考えた事を書いてみたいと思います。
ちなみに過去の超有益な記事が探しやすくなり個人的に嬉しい限りです(笑。
’19アンタレス基本スペックをざっくり
そんな黒田プロの記事から『19アンタレスのスペック』をちょっとお借りしますと、
- 重量:220g
- ギヤ比:ノーマル(6.2:1)HG(7.4:1)
- ラインキャパシティー:12lb/100m(70番スプール)
という事らしいです。
黒田プロいわく、
バンタムMGLをベースにちょっと糸巻き量が多くて浅溝の替えスプール買おうか悩んでいた方や、150スプール(16lb100m)での中軽量ルアーのキャストフィールに不満があった方なんかにはぴったりな機種だと思います。
という事なんですが…
…
…
ちょっとまっておくんなさい!!これじゃ浅溝スプールを入れたバンタムとの棲み分けはどないすんねん!
などと取り乱してはいけません、大人ですからね。
ここはあくまでも冷静に、客観的に『18バンタムMGLの存在意義』と照らし合わせながら19アンタレスをじっくりと見ていきましょう(ハアハア)。
34mmナロースプール
それでは『19アンタレス』についてですが、今回のモデルでは『34mmのナロースプール』と呼ばれてるものが採用されたようです。
ちなみに自分はこれまで個人的にアンタレスを持った事はありませんで、巻物専用リールといえば『14カルカッタコンクエスト101』ぐらいしか所有してません。
元々巻きの釣りが得意ではないという事と、「ホームフィールドが房総リザーバー(主に亀山ダム)なので大遠投する事がほぼ無い」という事がその理由です。
自分の持っているアンタレスへのイメージと言えば、大口径スプール搭載で太糸を十分に巻けて、重いルアーをぶっ飛ばせるという感じ(小並感)。
それが今回はMGLⅢという幅狭(ナロー)で溝の深いスプールが採用されてるとのこと。
糸巻き量は12ポンド/100mのシマノ表記で言うところの70番。これは’16メタニウムMGLと同じラインキャパシティーですね。
19アンタレスどう使う(?)
そんな19アンタレスですが、今回15年ぶりに34mm径スプールの採用という事で、これをどう使うのかですよね。
34mm径スプール搭載リールと言えばシマノなら『16メタニウムMGL』という使い勝手の良い名機がありますが、それと比べるとグレードは上と言って良いんでしょう。
ただし重量220gでギヤ比はノーマルとHGの二種類ですから、「キャスト/巻きに特化したリール」という事になると思います。まあアンタレスってあまり撃つ釣りに使うイメージないです(笑。
これまでのアンタレスは全然自分が使うイメージなかったのですが、70番スプールとなると話は別。これは房総リザーバーでも使用頻度の高い小型~中型クランク、1/2ozクラスのスピナーベイトなどに最適な予感しかしません。
剛性感は期待できるのでリーリングがシルキーでしょうから、シャロクラやスピナベという、軽くて巻き抵抗の大きなルアーに良いのではないかと想像します。
でもそうなると、あのリールをどうしようかな、と(苦笑。
さて18バンタムMGLをどうする
『浅~中溝スプールに付け替えた18バンタムMGL』は、まさにリザーバーでのシャロークランクやトップウォーター、1/2ozのスピナーベイトを投げるのに最適だと思ってます。
そのバンタムですが、房総リザーバーで使うには16ポンドを100m巻けるという、あまりにも深いスプールがネックだと思っているのは自分だけではないはず。
そうなると社外品の浅溝スプールを入れて自分の求める性能にカスタムしてやれるのは良い時代になったと素直に喜ぶところですよね。
でもそのためには本体価格にプラスしてスプールの代金が乗っかってくる訳で、ざっくり4万円超えの出費になってしまいます。
そのへんのモヤモヤした事情をDeeePSTREAMさんが気持ちよく斬ってますので、まだ読んでない方はぜひ一読される事をおすすめします。
[blogcard url=”http://deeepstream.com/2019/01/10/19antares/”]
幸い自分は恵まれた環境なのでAvail製のスプールを使わせてもらえるのですが、一般の方にはかなり大きな出費といえるのではないかと。
バンタムはまだ市場に出てから一年足らずで中古品も多くない現状、初っ端から4万円以上出すつもりで18バンタムMGLと19アンタレスを比べた時、さてどちらを選びますか?、という選択を迫られる訳ですね。
PEライン教の信者なんですが何か
2018年頃からPEライン教に入信しました嘘ですそんな宗教はありません。
単にPEラインの釣りがおもしろく感じてるだけなんですが、16メタニウムMGLや13メタニウムにPEラインを巻いたりして遊んでます。
撃つ釣りでも使いますし、最近(?)では巻きの釣りでもPEラインを使うようになってきました。
そうなると必然的に18バンタムMGLにもPEラインを巻いてみたくなるのですが、そのためにはやはり浅溝スプールは具合が良いと思うんですよね。
対して19アンタレスなんですが、MGLⅢというナローで深溝なスプールを搭載してるとの事。
これが実際にどう作用するのかは使ってみないとわかりませんが、小経でもナイロンやフロロカーボンのように糸クセは気にしなくても良いのかな、というのはありますね。
逆にフロロカーボンの14ポンドを下糸無しで巻いた時に糸クセがどのくらい気になるかが気になります(笑。
それと糸噛みなど自分の経験値が追いつかない部分でどのくらい快適に使えるのかも試してみたいと思ってます。
さいごに
19アンタレス、買う予定です。まあ半分仕事という意味でですが(笑。
そして多分というか絶対に周辺パーツを作る事になります。もちろんクラッチも作りたいですね。
性能面は当然として、所有欲も満たしてくれるハイエンドモデルという事でドレスアップパーツを手がける事になります。
最近あまり新作リールに熱くならなかったのですが、これは何となく気になりますね。
ただし18バンタムMGLには思い入れがありますので、「19アンタレスを買ったから使わない」という事はないです。
これは今期18バンタムMGLと19アンタレスの両方を使い比べるのが流行るのではないかと勝手に予想(笑。
なんにせよ使ってみない事にはなんともですからね。
フィッシングショーで触ってこようかな…。