老眼になってからバス釣りが不便でしょうがなかったんですが、度付きの偏光グラスにしてから超快適になりました。
若い頃は当たり前だった、試合中でもリグを作り直す事の大事さを実感した話。
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目が悪いと色々サボっちゃう悪いクセ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
若い人はピンとこないと思いますが、老眼になるとラインを結び変えるのが面倒でそのまま同じリグをやり続けちゃうんですよね。
フリップでナイロンの30ポンドとか太めのPEラインは、デカバスが釣れない限りそうそう結び変える事はないですが、ライトラインは結構頻繁にラインチェックしないと命取りですからね。
これまではコンタクトレンズの上から度なしの偏光グラスを掛けて、リグを作る時にはハズキルーペをその上から掛けてましたが、これが煩わしいのなんのって(苦笑。
自分の場合乱視が強いのでコンタクトレンズはハードタイプなんですが、目の中でよくずれるんですよね。そして花粉症の時期は目が痒くてたまらないんです。
それもあって(言い訳ですが)、極力ラインの結び変えやリグを作り直す事を避けてました。
それが試合となるとなおさらで、ダウンショットを作るのが面倒で面倒で、ついついサボってしまいます。
サボるというのは、単純に使わなくなっちゃうんです。あきらかにダウンショットやノーシンカーが良いと思える状況でもレギュラーサイズのジグやテキサスをやっちゃうんですよ。
これがライトキャロとかになるともうダメで、リグを作るのが面倒という理由でやらなくなってしまいました。
度付き偏光グラスと試合勘
近年のバス釣りのLIVE中継を見ていて思うことなんですが、トッププロの人たちでも試合中にガンガンリグを作り直したり、タックルをまるごと組み替えたりしてるシーンがありますよね。
長期間プラクティスをしてパターンを絞り込んでると思うのですが、状況に応じてその場でシステムから作り直すのは凄い判断なんだと思います。
それを自分より年齢が上のバスプロの方も躊躇なくやってるように見えるんですよね。
これは大いに真似するべきで、試合での勘所みたいなものを鍛えるためにも重要だと思いました。
ただ、ここ数年目が悪い事を理由にサボってましたし、積極的な対策もしてきませんでした。
ただでさえ練習量が足りないのに、それでは試合勘も鈍るというものですよね(汗。
それが度付きの偏光グラスに変えた事で、リグを作り直す事がまったく苦ではなくなったんです。
これは自分的に大きい。
結び変える事の大切さ
いつも魚が見えてない自分。
ラインチェックして結び直したりリグを作り変えたりする事は、新しい可能性を見つけるためにすごく大切だと思い知りました。
今回めずらしくスピニングタックルを3本持ち込んだのですが、気がついたら結構忙しくリグを作り直してましたね。それも自然とやってました。
一本はパワーフィネス用の【スペルバウンドコアSCS-661/2ML-ST】。
去年フッキングをミスりまくってトラウマになってるのですが、硬いロッドに変えたらカバーネコでバイトを出せなくなってしまい、改めて使い直してるところです。このロッドじゃないとダメな何かがあるのではないかと。
カバーネコを中心にフックサイズや形状を何種類か試したり、自分にはめずらしく虫系ルアーを試したり。まあ釣れませんでしたが、「ああ、こんな感じなんだな」と経験値にはなりました。
もう一本は【エクスプライド263L-S】。2017年のモデルチェンジ後のモデルです。ソリッドティップ。
これはオールマイティーにライトリグ全般をやらせてます。この日はガード無しのマスバリワッキーからノーシンカーを色々やりました。
ちなみにノーシンカーのセッティングでも目がちゃんと見える事が超大事で、真っ直ぐフックを刺さないと良いフォールしませんからね。
そして去年リビルドしたPro4のソリッドティップモデル【ファインラインスペシャル】。
元々ディープのダウンショット用だったのですが、リビルドしてから”悪い意味で”シャキッとしてしまい(笑。
持ち味だったファジー感がなくなって、操作性がアップした軽量ライトリグロッドへと意図しない進化を遂げてしまったロッドです(爆。でも謎に使いやすくて、今回虎の子の一本はこのロッドで釣りました(笑。
ロッドやリグの使い分けよりも、今回に限っては面倒がらずにリグを結び変えた事が奏功したと思ってます。
特にライトラインでリグを作るのは老眼には非常に辛いのですが、目がちゃんと見える事で苦にならなかったんですよね。
さいごに
長くバス釣りをやってると謎の周期みたいなものがあって、釣り方やルアーをコロコロ変えると釣れない時期ってありませんか?
1つの事をずっとやりきって最後にはいつも釣る、みたいな時期が長かったんですが、それって老眼と関係してたのかもしれません(爆。
でもまあ、たとえ老眼のせいだったとしても悪い事ではないと思うんですよ。釣れなくても1つのやり方を通すって色々学べる事が多いですから。
ただし状況に合わせて臨機応変にリグやルアーをチェンジする事を面倒がってはダメなんだなと。
今回の片倉ダムのような、クリアレイクでカバーが少なければ当然ライトリグがキーになる訳で、それを無視してカバーフリップばかりやってては釣れなくて当たり前ですよね(笑。
今季、度付きの偏光グラス『ストームライダーSR-014-2』を作った事がメンタルにも大きな影響が出始めてるように感じてます。
単に水中が見えるというだけでなく、裸眼の上から偏光グラスでフィールドを見て、そのまま老眼鏡に変える事なくリグチェンジするのがこんなに快適だとは。
大会中に釣れた魚は大きくなかったですが、自分の中では大きな一本になりました。
次はもっと色々試してみたいと思います。
では。