長年タレックスを使ってきた自分が、2019年の春からストームライダーに変えて約2年経ちましたので、その正直な感想を書いてみたいと思います。
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度付き偏光グラスならタレックスよりストームライダー
こんにちは、ほぼフリッパーややクランカーのかけづかです。
2019年の春からストームライダー(メガネの愛眼)を使ってますが、凄く気に入ってます。約2年ほど使ってみて、それまで長年使ってたタレックスのガラスレンズより快適ですね。
ただし、『タレックスとストームライダーのどちらが偏光グラスとして優れているか』というのは比較が難しく、自分は専門家ではないので、性能の違いは良くわかりません。
あくまでも自分が使った感想でしかないですが、おそらく自分の目においてはタレックスとストームライダーに差は無いです。
その上で、敢えてどちらが自分に合ってるかというと、これから先もストームライダーを選ぶと思います。その理由は度付きレンズを使ってるから。
現在の偏光グラス市場では、タレックスが大きなシェアを締めてると思います。実際使用感は最高レベルだと思いますし、自分も長く使用してきました。初めてタレックスで水面を見た時は、その見え方に驚いたものです。
ただ、当時自分はコンタクトレンズ使用で、レンズは度なしのものを愛用してたんですよね。そして傷に強い上に見え方に歪みが出にくいという事でガラスレンズにしてました。
一緒にタレックスの偏光グラスを作りに行った釣り仲間は度を入れてもらってましたが、お値段は軽く倍以上になってましたけどね。
自分が度付きレンズを躊躇した理由はその値段の事もあったのですが、ストームライダーの場合は度付きで作ってもタレックスよりかなり安価でできるんですよね。
そう考えると、総合的に判断して、度付きの偏光グラスならストームライダーの方が良いと思ってます。
メガネ族の偏光グラスは寿命が短い
度付き偏光グラスを選ぶ上で重要な事がもう一つありまして、それは自分の視力が変化すると使えなくなってしまうという事。
自分は社会人になってからずっとメガネ使用なのですが、近眼+乱視なんですよね。なので若い頃は最低でも年に一回は視力検査をして、早い時は一年経たずに作り直してました。
今ではさらに老眼まで進んでしまってるので、この2年で5回ほどメガネを作り、現在3種類のメガネを使い分けてます(偏光グラスを含まず。
若い頃は1つのメガネで遠くも近くも見えたのですが、51歳の今、運転用・パソコン作業用(中近)・普段用(近眼)と用意しないと快適に過ごせません。
釣りの時の偏光グラスは基本的に運転用と同じ度数で作ってもらってますが、手元が見えるようにリーディンググラスという水で貼る老眼鏡のようなものを貼って使ってます。
遠近両用の偏光グラスを作ると、普通の度付きレンズよりさらに高額になる上、釣りには難しい見え方になってしまうんですよね。詳しい理由は過去記事をどうぞ。
そんな理由もあって、度付き偏光グラスは1~2年に一回程度作り直す事になる訳です。
そう考えると、タレックスの度付き偏光グラスはちょっと高額過ぎるのがネックかなと。
ストームライダーの見え方ってどうなの?
では実際ストームライダーの見え方ってどうなのか。これは自分の感覚ですが、快適そのものです。
ただし、目は人それぞれ求めるものが違いますから、万人の方に同じような使用感を約束できるものではないですよね。
サイトフィッシングにおいても、水面のギラギラを抑えたいのか、魚の影を濃く映し出して欲しいのかで求める性能は違ってきます。
自分はそこまでサイトフィッシングに精通してないので、偏光グラスに極限の性能を求めてはいません。
自分の目に合った見え方に対応してくれて、その上で度を入れてもそれなりにリーズナブルなお値段なら言う事はありません。
魚釣りを職業にされてる方で、偏光グラスに凄い拘りを持ってる方は値段に関係無く自分が納得するための最高の一品を求めるでしょう。
でも自分の場合、どうしてもタレックスじゃなければいけない理由が見つからないし、天気や光量に合わせて複数の偏光グラスを使いたいので、すこしでも安い方が助かります。
逆に、タレックスも他の偏光グラスも同じ値段であったなら、それこそ見え方で選ぶと思いますが、自分には見え方の差が感じられなかったので、またストームライダーを選ぶかもしれないですね。
釣り人でメガネのプロのアドバイスが最良
自分がストームライダーを使う一番の理由、それは見え方よりリーズナブルなお値段より、優秀なアドバイザーが身近にいたからかもしれません。
自分が現在偏光グラスでお世話になってるのは、豊英ダムに銅像が立つほどの有名人、Twitterハンドル名メガネバスさん(一部嘘です)。
木更津方面のメガネ店にお勤めの、正真正銘メガネのプロで、度付き偏光グラスの事で相談に乗ってもらったのがキッカケ。その時作ってもらったストームライダーが本当に快適だったんですよね。
近視&乱視&老眼対策という面倒臭い事をお願いしたのですが、すべてスッキリ納得の回答で、現在でも頼りにしてる貴重な存在です。
ちなみに釣りの腕の方も中々で、2021年は初バスが56cm3Kgオーバーという凄まじさ。
自分と同船してもらった2月にも、ジャークベイトで腹パンのクオリティーフィッシュを目の前で釣られました(汗。
メガネのプロでありながら、自身もバリバリのアングラーというところがミソ。自分と年齢が近いので、老眼についても明快な答えを出してくれるんですよね。
もちろん若い方の相談も親身になってくれると思うので、偏光グラスでお悩みの方は一度相談されてみてはいかがでしょうか。
さいごに
そんな訳で、現在使っているストームライダーが非常に快適というお話でした。
偏光グラスって、その人にどれだけフィットしてるかどうかが重要なんですよね。人によってそれがタレックスなのかストームライダーなのか、はたまたそれ以外のモノなのか。
そして求めるモノも人それぞれで、少しでも明るい視界なのか、耐久性なのか、お値段なのか。
自分に合った偏光グラスって、色々相談できて、良い提案をしてくれるアドバイザーと知り合うのが大事な要素かもしれません。
納得して使えば、それが自分にとって最高のフィッシングギヤですからね。
ではでは。