長い間使ってなかったフェンウィックの6フィートグラスロッドを、グリップとガイドを交換してリビルドしてます。
今回はグラスショートロッドのグリップ再構築の手順を書き残しておきたいと思います。
6フィートグラスロッドのグリップ交換
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
長く使ってない古いロッドを自分の好みのテイストにカスタムする『ロッドリビルド』にハマってます。
そのロッドのリビルドで一番大変な作業がグリップ交換ですが、今回のグラスロッドは思い切ってグリップ部のブランクをカットする事にしました。
グラスロッドという事、それに6フィートという長さもあって感度的なものはそこまで気にしなくても良いという判断からですね。
とにかく元のグリップを剥ぎ取って新しいグリップを取り付ける作業は本当に大変なんですよ(汗。
カーボンパイプを継ぎ足す
グラスロッドの特徴なのかわかりませんが、ブランクのテーパーがキツいので、バットエンド付近になるとカーボンに比べてかなり太いんですよね。
これでは市販されてるコルクグリップには太すぎて合わないんです。今回はストレートグリップなので内径を削る事もできず(そんな長いドリルが無い)。
なので今回はグラスのブランクを途中でカットしてカーボンパイプを継ぎ足す事にします。
キツめに差し込んで密着度UP
グリップに内蔵されているカーボンパイプの内径に合わせたものの、差し込むのはかなりキツめです。
でもその方が密着度が上がって良いかな、と。
カーボンパイプ使用で調整が容易
市販されているリールシートやグリップ類には規格のようなものがあって、カーボンパイプを使う事で容易にグリップを再構築できました。
今回も部材はサバロ(SABALO)さんのWEB SHOPで購入させてもらったのですが、部材の内径などが細かく説明されてて非常にわかりやすいので助かってます。
コスメも自分好みに
今回のコスメはコパー(銅色)にしてみました。特に意味はありません(笑。
ヘッジホッグスタジオで言うところのオレンジゴールドに近い色ですが、フェンウィックには無い色だと思うので、リビルドしたのがわかりやすいかなと思いまして。
さいごに
ここまで色々な方に教えて頂きながら、そして色々とトライ&エラーを繰り返しながら段々ロッドのリビルドがわかってきました。
絶対に新品ロッドを買った方が早いし安い、というのはわかってるのですがwww、それでも世界に一本しかない自分専用のロッドを組み上げる楽しさがあるんですよね。
仕事の傍らに置いてあると意味なく握ってしまうほど愛着が湧くんですよ。
そんなロッドカスタムというかリビルドの沼にどっぷり浸かってしまってる今日この頃です(笑。
見た目だけではなく、グリップの長さや太さは使い心地に大きく関係する部分ですし、ガイドの設定も実際の使用感にかなり影響します。
万人用ではなく、完全に自分専用の一本です。それはメンタルの部分にも影響すると思ってますから!
さて、次はガイドを取り付けてコーティングですね。楽しみ♪
ではでは。
【6フィートのグラスロッドをリビルドする時のグリップ交換はカーボンパイプを使うのがスマート】をお読み頂きありがとうございました。