自分は手持ちのほとんどがエクストラハイギヤのベイトリールなんですが、でもここまでのギヤ比って本当に必要なんでしょうか。
ところがどっこい、もうエクストラハイギヤ無しでは釣りできない体になりつつあります(笑。
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いきなり結論
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
いきなりですが、エクストラハイギヤリールは絶対に必要とは言い切れないですね(爆。
でもカバー撃ちではルアーの回収が楽なんです。なのであったら便利かな、というくらいでしょうか。
そんな自分ですが、手持ちのベイトリールはほとんどエクストラハイギヤなんです。
これは自分がカバーテキサスのフリッピングばかりやっていて、タックルもカバーに特化したものが多いからなんですよ。
これはこの後にも書きますが、フリッピングってリールの性能はあんまり(というか全く)関係ないんですよね。
なので高価なリールを使う意味は無いです。
結論としては、フリッピングには安価でそこそこ使えて太いラインがたくさん巻けるリールなら何とかなる、となります(笑。
今現在自分の中での最適なフリッピング用エクストラハイギヤリールはズバリDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lですね。
そこに至るまでの経緯なんかを書いてみたいと思います。
SHIMANOスコーピオン1001
自分がバス釣りを始めた頃は6.2:1でもハイギヤと呼ばれてたのに、今では立派なローギヤです(笑。
釣りを止めていた時期を境にリールが丸っと変わってしまったのですが、それ以前までは旧スコーピオン1001を使ってました。
亀山ダムに通ってるうちに、TDバトラーリミテッドハリアー80を使ったフリッピングへと自分のスタイルが変化してきたのですが、スコーピオン1001はその前から使ってたんですよ。
で、手持ちのリールをそのままフリッピングに流用したんですが、当時は全く問題を感じなかったですね。
むしろ他のリールに比べてコンパクトだったので、パーミングがやりやすく、それでいてスプールの溝も深かったので30ポンドラインも十分巻けたんですよ。
ただ、ギヤ比は6.2:1だったので、とっさの巻き取りは遅かったんだと思います。当時は意識した事はなかったですが(苦笑。
その後自分は結婚して子供が出来た事で釣りから離れる事になります。
そこから丸6年以上の釣りブランクでした。このとき自分38歳。
SHIMANO13メタニウムXG
釣りブランクから復帰して一番使ったし、一番魚を釣るのに貢献してくれたリールです。ってまだ全然使ってるけど(笑。
とにかく間に丸6年ブランクがあったんですが、今の仕事をHEDGEHOG STUDIOさんから頂いて、最初に話が出たのが13メタニウムだったんですよ。
と言ってもその当時はまだ全然切削の技術も知識も無くて、このリールのパーツは何も作れませんでしたけどね(苦笑。
じつは仕事を変えてすぐには釣りをしてなくて、自分の中での憧れ的なリールだったように思います。
なので房総チャプターに参戦する時にHEDGEHOG STUDIOの社長に頼んで二台ほど借りてたんです。
あまりに気に入ったのでそのまま買い取ったんですけどねw。
とまあ、思い出話が長くなってしまいましたが、SHIMANOスコーピオン1001という6.2:1のリールから、いきなり8.5:1のエクストラハイギヤになった訳ですが、実はそれほど違和感は無くて。
むしろ巻き取りが早い事に感動したくらいでしたね。
フリッピングで使ってたので、回転云々はわかりませんでしたが(爆。
SHIMANO16メタニウムMGL XG
13メタニウムに何の不満もなかったのですが、勢いで買ってしまった(言っちゃった…)16メタニウム。
元々苦手の巻物をやりこむ事を心に決めて買ったのですが、これが未だにゴニョゴニョ…。
自分の中でのコンセプトは、リザーバーのバスは掛けた後自分の方(沖)に向かって突っ込んでくる、と言う持論があったので巻き取りの早いエクストラハイギヤのXGにしたんですよ。
これを全然使いこなせず、結局今では撃ちもの用に回してるのですが、何と購入から一年以上が経過するも未入魂という(爆。
リール自体は完成度が非常に高く、全国の巻物師からも絶賛の声しか聞こえません。
まあ、巻きに使った方が威力を発揮できるのかもしれませんが、トータルバランスが良いリールですから、今後も使い続けていきます。
Daiwa17タトゥーラSV TW8.1L
そんな中、これまでSHIMANO党だった自分を揺さぶったリールがDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lですね。
2017年のジャパンフィッシングショーで見て以来、コストパフォーマンスの面で気になって仕方が無かったんですよ。
正直フリッピングに13メタニウム(16メタニウム)はもったいないというか、メタニウムは他のキャストする釣りに回したかったもので(笑。
まあぶっちゃけ、クラッチを一切切らない自分のカバーフリップではリールの回転といった性能は関係ないんですよね。
なのでエクストラハイギヤでそこそこ剛性があって、ナイロンの30ポンドを適量巻けるリールであれば良かったんですよ。
そしてTDバトラーリミテッドハリアー80に合わせるリールという事で、できればDaiwa製のリールをセットしてみたかったという(爆。
このDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lは今期もっとも活躍してくれてるリールでして(自分調べ)、実際にほとんどの魚をこのリールをセットしたハリアー80で獲ってます。
いや、トータルで全然数は釣ってないですが(汗っ。
でも良いリールですよ。過去記事の多さが入れ込み具合を物語ってますな。
ベイトフィネス専用機2台 SHIMANO12ALDEBRAN BFSとabu revo ltx bf8
カバーテキサスがメインスタイルの自分なのであまり多様しないのですが、ベイトフィネス機も持ってまして、そのうちの2台もやはりエクストラハイギヤモデルです。
ギヤ非はabu revo ltx bf8/SHIMANO12ALDEBRAN(アルデバラン) BFSともに8.0:1です。
ベイトフィネス専用機と言っても、実際にカリカリのベイトフィネスをやる事はこれまでありませんでした。
亀山ダムのカバーに対して、PEライン1号を使ったスモラバを入れていく釣りなので、パワーベイトフィネスというか(笑。
ここでもルアーの回収スピードが釣課に直結しますから、ギヤ比は高い方が良いというコンセプトなんでしょうね。
ちなみにベイトフィネスはちゃんとピッチングするのでクラッチ切りますよ(笑。
最後に
無駄にバス釣りのキャリアが長い自分なので、これまでそれなりに色んな道具を使ってきました。
それは時代の移り変わりに合わせて自分も変化してきた事を意味するのでしょうか。
エクストラハイギヤリールもその一つで、そこまで高いギヤ比が必要な釣りは限られてるのかも知れません。
特に色んな釣りをするオールラウンダーの人には逆にもてあますのではないでしょうか。
でも自分のようにカバーが大好きで、タックルのほとんどがカバー用という人間にはギヤ比は高いに越した事はない訳です。
まったく良い時代になりました。
たまにローギヤリールを使うと巻き取りのゆっくりさに戸惑うレベルになりました(笑。
クセの強い?エクストラハイギヤリールですが、カバー撃ちに大しては慣れると快適ですよ。
正直、強くおすすめはしませんが、カバーを撃つならエクストラハイギヤ良いです。
Daiwa17タトゥーラSV TW8.1Lあたりは安くて手にしやすいのでは、と思います。
そんな感じの記事でした。
終わります。