往年の名竿『コンバットスティック』をリビルドしようと思います。
ロッドカスタムには正解は無いと思うので、好き勝手イジってみるぞ!
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CombatStick TheLaserSabreⅡをリビルド
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
今から15年以上前に、亀山ダムのボート屋さんの人が釣り上げたロッドを頂いたんですが、それが『CombatStick The ”LaserSaverⅡ”』だったんですよ。
リールとセットで見つかったのですが、かなり長い間水中にあったのか、リールの方はどうにも活かしようがなく。
ロッドもグリップがふやけてブニュブニュだったのですが、ブランクスが生きてたので何とか使えたんです。
そのCombatStick The ”LaserSaverⅡ”を現代に蘇らせようと思い立った訳です。
呪い竿
ちょっと話が逸れるのですが、このLaserSaverⅡは良く釣れたんです。というか釣らせてもらったと言うべきか。
何となく使い始めてから釣れれば45cmアップと言う感じで、良い魚ばかり釣らせてくれたロッドだったんですよね。
それで周りの釣り仲間から、「呪われてるロッドなんじゃないか」と冷やかされたものです。
まあ釣ったからと言って特に不幸な事があった訳ではないんですけど(笑。
ただローカルトーナメントで優勝を決めるキッカーを釣らせてくれたりと、本当に思い入れのあるロッドではあったんです。
でもバス釣りを再開してからは全然使ってなかったんですよね。古いロッドなのでガイドがすごく大きくて、ロッド自体も結構重いのがどうも…。
でもロッドリビルドするようになって、古いロッドをブランクスとしてみるようになった時に、肉厚で粘りがある良い部材だなと思うようになりました。
いやー、あやうく捨てる寸前でした(笑。
14カルカッタコンクエストを乗せる想定
話を今回のロッドに戻しますが、”レンタルボートでデカハネを投げるショートロッド”というコンセプトで作ってます。
言われてみれば、これまで自分はハイギヤ以上のリールでデカハネを使って来て、未だデカハネDT(童貞)な訳です(笑。
なので今回のCombatStick The ”LaserSaverⅡ”には手持ちのリールで唯一ローギヤの14カルカッタコンクエスト101を乗せようかなと。
14カルコン101のギヤ比は5.2:1でスプール径が36mm。高剛性で巻き心地はまさにハイエンド。よくよく考えたらこんなにデカハネ向きのリールは無いですよね。
亀山ダムで使う事を考えると、スーパーロングキャストの必要性はあまりなく、中~近距離での精度が大事になると思うんですよ。
自分の14カルカッタコンクエストは浅溝スプールやマグネットブレーキシステムなど、まさにデカハネを投げるのに丁度よいカスタムが施されてるなと(完全に偶然w。
なので最初からカルコンを乗せる事を前提にロッドを組み立てていきます。
お気に入りのリールシート『ACS』を装着
ロッドリビルドをはじめてから何種類かリールシートを試してるのですが、Fuji工業の『ACS』というのが1番のお気に入り。
ACSの特徴はトリガー部で、指が2本掛けやすいというか。形状を見てもらうとわかるのですが、キャスト時に中指をトリガーに掛ける自分のようなタイプには凄く握りやすいんですよね。
そしてパーミングも指が滑りにくいのでリールがガッチリ握れます。
自分は手が特別大きい訳ではないので、14カルカッタコンクエストのような丸形リールを包み込むようにはパーミングできません。
薬指をトリガーに掛ければガッチリホールドできますが、左ハンドルのリールを使っていて、キャスト後に指を掛けかえるのがちょっと面倒なんです。
ACSだと中指でトリガーに掛けてキャスト後に、そのまま親指をクラッチの横にずらしてリーリングに移れるんですよね。
人差し指もサブトリガー(?)に引っ掛けられるので、リールをしっかり握れるんです。
まあ状況によって指は掛けかえたりするんですけどね。
さいごに
2018年頃からはじめたロッドのリビルドですが、楽しすぎて全然新しいロッドを買ってないんですよね。
これまでけっこう衝動的に買って使ってなかったロッドが結構あって、それを自分の好みにリビルドするのにハマってます。
でも手持ちの古いロッドは今回のCombatStick The ”LaserSaverⅡ”が最後なので、これが完成したらまた市販のロッドにも目を向けてみようかな。
では。