2015年9月に書いた記事のリライトになります。
自分の釣りになくてはならない六本足のスタードラグ(厳密にはスターじゃないけどw)のお話。
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アベイル 六本足スタードラグ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回は当ブログを始めてから数日めに書いた記事のリライトです。もう二年以上前の記事なんですね。懐かしいw。
まあそれは良いとして、自分は今回紹介するAvail製のドラグを使うまで、スタードラグをそれほど重要なパーツだとは思ってませんでした。まあ単なるドレスアップパーツ程度の認識だったんです。
でもそこには明確な意図があってこの形になってるという事をご存知だったでしょうか?Avail製スタードラグのコンセプトは指に掛かる部分を大きく取る事、だそうです。
いつからなのかロッドを持ってる方の手でラインスラックを操作するのを良く見かけますよね。自分もそうなんですが、この時スタードラグの足の長さまもちろんですが、指に当たる部分も面積が大きいと操作しやすいんですよ。
でも現在市場に出ているリールのスタードラグはほとんど(すべて?)金属板をプレスで抜いただけのものです。それだとどうしても厚い板は抜けないので、指に当たる面積は小さくなってしまいます。
マシンカットならでは
ドラグをどう回すにしても指の力が掛かる部分はここです。ってどこだよ!すいません、Photoshop勉強しますね。
まあ、ドラグ側面の幅広になってる部分がわかりますかね?そうです、そこです。その部分を幅広にするのはメタル素材だからこそできるんですよね。
ずばり強度の問題で樹脂などではたわんでしまったり、大量生産する場合に精度が均一にならなかったりするんですよね。
マシンカットの精度は1/1000mm単位ですから、メカノブキャップとハンドルとのクリアランスをギリギリまで詰める事ができます。
「これ擦れてない?」と思う程ギリまで追い込んでますが、…安心してください。擦れてません。
Avail製スタードラグの足が長い訳
比べるのが13メタニウムしかないのですが、幅広の他に足が長いのが分かるでしょうか?写真の撮り方もありますが、実際長いんですよ。
強度があるからこうゆう事もできるんですよね。
ちなみに通常ドラグは5本足ですが、Availの製品は6本(ヘキサゴン)です。より細かい操作がしやすいよう考えられてます。
アングラー兼設計者兼実務者
AvailとKAKEDZUKA DESIGN WORKS。共通点はどちらも代表がアングラーである、という事です。
もちろんAvailさんの技術にはまだまだ及ばないのですが、色々相談させてもらったりして良いお付き合いをさせて頂いてます。
自分もアングラーとして、自分自身が欲しい!と思うものを形にしていきたいと考えてます。
今後もアングラー目線でものづくりを頑張ります!!!
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