0.1mmのワッシャーを入れてハンドルノブのガタつきをなくすカスタムを紹介します。
非常に簡単でカスタム初心者の方にもオススメのプチチューニングです。
【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
カスタムの初歩はハンドル交換
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
この記事を書いている今ちょうど、手元にある16REVO LTX-BF8にアベイル製ハンドルをセットして、ノブをSHIMANO純正に変える作業をしていました。
ベイトリールカスタム初心者の方が最初にやる事と言えば、カスタムスプールを入れるかカスタムハンドルに交換するというのが多いのではないでしょうか。
その二つは簡単な割に効果がわかりやすいのでオススメです。特にスプールは入れ替えるだけという場合もあるぐらい簡単ですよね。
それよりハンドルの方は少しだけ手間がかかります。その部分を初心者の方に向けて説明してみたいと思います。言っても簡単なので、興味のある方はぜひトライしてみてください。
ワッシャーでガタツキを取ってやる
さて本題です。お手軽チューンの代表格でもあるハンドル交換ですが、ノブの付け替えをしたあとにガタツキが出る事があります。
じつは純正でも稀にガタツキがある場合がありますが、それを極薄ワッシャーを入れる事で解消できるんですよね。
ハンドルノブのガタツキ。
これが気になる人は超気になる(笑)
自分は凄く気になる人です(^_^;) pic.twitter.com/F2Df9YrTb7
— かけづか(16Revoクラッチ当選者表示してます) (@kakedukaSS) 2019年2月5日
このガタツキは気になる人は凄く気になる部分ですよね。自分は超気になります(笑。
おそらく社外品のカスタムハンドルにはほとんどの場合クリアランス調整用のワッシャーが付属してると思うんですよね。
自分はサポート頂いてるAvail製のハンドルを愛用してるのですが、もちろん調整用のワッシャーが多めに付属されてます。
アベイルのハンドルにはクリアランス調整用のワッシャーが付属してるので、ガタツキに合わせて枚数を調整します。
今回は合計2枚入れてみる。
超速回転も良いけど、自分は微妙に抵抗かかってるぐらいが好みです(^.^) pic.twitter.com/gwnARrVrmi
— かけづか(16Revoクラッチ当選者表示してます) (@kakedukaSS) 2019年2月5日
作業の内容はハンドルノブキャップを外して固定ネジを外し、ワッシャーをかませるだけ。
ガタツキを調整したあとのノブ。
ワッシャーの厚みが0.1mmなので細かい調整が可能です。
自分はSHIMANOの平ノブが好きで、DaiwaのリールもSHIMANO純正に変えてるぐらいです(笑)
もう少し回転滑らかでも良いかな。 pic.twitter.com/wBX661F3PP
— かけづか(16Revoクラッチ当選者表示してます) (@kakedukaSS) 2019年2月5日
ちょっと神経質なやつだと思われるかもしれませんが、意外と重要な部分なんですよ。
このガタツキ調整は、巻きを得意とするハードベイターの人の方が気にしてるかもしれないですね。
ハンドル交換の意味とは
そこまでしてハンドルを交換する意味ってあるのかと疑問に思う初心者の方もいるかもしれないですね。
ベイトリールのハンドルを交換する意味はいくつかありますが、ノーマルより長いハンドル(パワーハンドル)にして巻取りを楽にするというのが一般的ですよね。
特にギヤ比の高いリールはハンドルを長くする事で巻取りがかなりスムーズになる事がありますので、気がるにトライしてみても良いでしょう。
逆にハンドルを短いものに変えると巻取り速さがアップして回収が楽になります。
なのでギヤ比の低いリールのハンドルをより短いものに変えて巻取りスピードを上げてやる事もできるわけです。
あとはオフセットしているハンドルに変える事でノブがロッドに近いところで巻けるので巻き感度が上がるという考え方もあります。
これについてはハンドルノブがリールから遠く離れる場合を想像してもらうとわかりやすいのではないでしょうか。
そしてこれらのカスタムは「簡単にノーマルに戻せる」のも大きなメリットと言えます。
あるリールに合わせて買ったハンドルが思った感じと違っても、別のリールにはドンズバだったという事は意外とありますから(笑。
そうやってカスタムパーツが増えていってしまうんですけどね。
これがあの有名なカスタム沼です。深いですよ(爆。
お好きなノブに交換
自分はリールのカスタムパーツを作る仕事という事もあって、とにかくパーツに埋もれる毎日です(笑。
ハンドルもノーマルからカスタムハンドルまでたくさん手元のあるので、外してはセットしてという繰り返しです(苦笑。
そんな状況なのですが、やはりリールはできるだけすぐに使える状態で保管しておきたいと思ってまして。
なのでそこらへんにある適当なパーツを組み合わせて最低限使える状態にしてやってます。
その時にメーカーミックスでDaiwaのリールにSHIMANOのハンドルノブを付けたりしてますけど、意外とマッチしたりしますからね(笑。
規格が合わないものはダメなんですが、好きなパーツで組み上げるのもリールカスタムの楽しさだと思います。
ドレスアップ
自分のように純正ハンドルが好きなタイプはドレスアップパーツを豊富に選べるメリットもあります。
例えばハンドルノブの保護の為にセットするノブキャップですが、どうせなら好きな質感やカラーのものに付け替えてやると楽しいんですよ。
今回の16REVO×SHIMANOハンドルノブにはブラックのキャップを奢ってやりました。いや、自分のところで作ったヤツですが(笑。
本当はパープルが良かったのですが、取り置きがなく、本体のブラックに合わせてみました。
性能にほとんど関係ない部分でもちょっとしたドレスアップでリールへの愛着が深まるという事はあると思ってます。
さいごに
今回は初心者の人にも簡単にできるハンドルノブのガタツキを解消するやり方を紹介してみました。
ノブの調整も含めて、ハンドル交換はキャリアの長い人やカスタムに慣れてる人には当たり前のチューニングですが、初心者の人にとっては勇気がいるかもしれません。
でも簡単にノーマルに戻せるという事で、気軽に挑戦してもらえたらと思います。
ただしこれをキッカケに深い深い沼にハマってしまっても責任はとれません(笑。
カスタム沼の住人になってしまっても、そこは自己責任ですからー。
では。