6フィートのグラスロッドをリビルドする時のグリップ交換はカーボンパイプを使うのがスマート

長い間使ってなかったフェンウィックの6フィートグラスロッドを、グリップとガイドを交換してリビルドしてます。

 

今回はグラスショートロッドのグリップ再構築の手順を書き残しておきたいと思います。

 

6フィートグラスロッドのグリップ交換

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。

 

長く使ってない古いロッドを自分の好みのテイストにカスタムする『ロッドリビルド』にハマってます。

 

そのロッドのリビルドで一番大変な作業がグリップ交換ですが、今回のグラスロッドは思い切ってグリップ部のブランクをカットする事にしました。

 

Replacement of the grip of the glass rod (1)

今回のベースロッドは『fenwick FVR-CS60 ML J』というグラスの6フィート。過去にイキってトリガーを削ってたので、捨てる寸前でした(笑。

Replacement of the grip of the glass rod (3)

元のグリップを削り取った痕があまりにもひどいので、カーボンパイプ入りのリールシートを採用する事に。でもグラスロッドは手元が太い(汗。

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グラスロッドという事、それに6フィートという長さもあって感度的なものはそこまで気にしなくても良いという判断からですね。

 

とにかく元のグリップを剥ぎ取って新しいグリップを取り付ける作業は本当に大変なんですよ(汗。

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カーボンパイプを継ぎ足す

 

グラスロッドの特徴なのかわかりませんが、ブランクのテーパーがキツいので、バットエンド付近になるとカーボンに比べてかなり太いんですよね。

 

これでは市販されてるコルクグリップには太すぎて合わないんです。今回はストレートグリップなので内径を削る事もできず(そんな長いドリルが無い)。

 

なので今回はグラスのブランクを途中でカットしてカーボンパイプを継ぎ足す事にします。

 

Replacement of the grip of the glass rod (6)

できればブランクスルーにしたかったのですが、加工の大変さを考えてカーボンパイプを継ぎ足す方式に変更。 元のブランクは途中で大幅にカットする事に。

 

Replacement of the grip of the glass rod (8)

リールシートの内径にジャストな部分でカットします。

Replacement of the grip of the glass rod (12)

けっこう勇気がいりますがw、思い切ってカットしました(滝汗。

 

キツめに差し込んで密着度UP

 

グリップに内蔵されているカーボンパイプの内径に合わせたものの、差し込むのはかなりキツめです。

 

でもその方が密着度が上がって良いかな、と。

 

Replacement of the grip of the glass rod (13)

けっこうギュウギュウに押し込む感じなので、強度はそこまで低くないと思ってます。グラスロッドなので感度はそこまで重視してませんし。

 

Replacement of the grip of the glass rod (14)

フード部分をもう少し凝ってもよかったのですが、キリがないのでシンプルにまとめてみました。

 

カーボンパイプ使用で調整が容易

 

市販されているリールシートやグリップ類には規格のようなものがあって、カーボンパイプを使う事で容易にグリップを再構築できました。

 

Replacement of the grip of the glass rod (17)

ストレートグリップにしたのでコスメも最小限で済みました。セパレートだと倍以上の価格になるので(苦笑。

 

今回も部材はサバロ(SABALO)さんのWEB SHOPで購入させてもらったのですが、部材の内径などが細かく説明されてて非常にわかりやすいので助かってます。

 

コスメも自分好みに

 

今回のコスメはコパー(銅色)にしてみました。特に意味はありません(笑。

 

ヘッジホッグスタジオで言うところのオレンジゴールドに近い色ですが、フェンウィックには無い色だと思うので、リビルドしたのがわかりやすいかなと思いまして。

 

Replacement of the grip of the glass rod (19)

エッジ部分にスレッドを巻いてコーティングします。隙間を埋めるために二段に巻いてみました。

 

Replacement of the grip of the glass rod (18)

太めのCスレッドを使ってます。細めのAスレッドだと自分の場合うまく巻けないんですよね(泣。

 

さいごに

ここまで色々な方に教えて頂きながら、そして色々とトライ&エラーを繰り返しながら段々ロッドのリビルドがわかってきました。

 

絶対に新品ロッドを買った方が早いし安い、というのはわかってるのですがwww、それでも世界に一本しかない自分専用のロッドを組み上げる楽しさがあるんですよね。

 

Replacement of the grip of the glass rod (20)

見た目はなんとなく良い感じ。fenwickのロゴを残しておくのがこだわりです(笑。

 

仕事の傍らに置いてあると意味なく握ってしまうほど愛着が湧くんですよ。

 

そんなロッドカスタムというかリビルドの沼にどっぷり浸かってしまってる今日この頃です(笑。

 

見た目だけではなく、グリップの長さや太さは使い心地に大きく関係する部分ですし、ガイドの設定も実際の使用感にかなり影響します。

 

万人用ではなく、完全に自分専用の一本です。それはメンタルの部分にも影響すると思ってますから!

 

さて、次はガイドを取り付けてコーティングですね。楽しみ♪

 

ではでは。

 

【6フィートのグラスロッドをリビルドする時のグリップ交換はカーボンパイプを使うのがスマート】をお読み頂きありがとうございました。