カバー大好きおじさんの自分が、冬のリザーバーでカバーを釣るにも超接近戦が良いと思う理由を書いてみました。
相変わらず偏った考え方ですが、冬の釣りの参考になれば幸いです。
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冬のバス釣り
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
千葉県房総半島のリザーバーが次々と解禁されて、関東に住む方はその恩恵にあずかってるのではないでしょうか。
チェック【戸面原(とづらはら)ダム】はバス釣りアングラーのパラダイスなのか
自分はと言うと、この時期は仕事とブログが殺人的に忙しかったりして、まだ全然新たなフィールドに行けてません(泣。
実は亀山ダム以外の房総リザーバーはほとんど経験が無いのですが、話を聞く限りでは共通点も多く、カバーの攻め方にも亀山ダムに通じるものがあるのではないかと思ったりしてます。
この冬は他のフィールドにも出向いてみたいのですが、でもやっぱり亀山ダムが好きなんですよね(笑。試合もあるし、亀山ダムでもっと練習したい…。
と言う訳で、やっぱり亀山ダムの話になってしまうんですが、それでも冬のリザーバーでカバーの魚を釣るヒントに少しでもなればと思うので、オッサンの昔話をしてみたいと思います。
冬はタコ粘りが功を奏する
だいぶ記憶が曖昧なんですが、20年くらい前の亀山ダムって結構釣れたんですよね。
他のフィールドがデス化してしまうのでw、冬はずっと亀山ダムに通ってました。そしてまあまあ釣れてたんです。
リザーバーのカバーって水深があるので、冬でもバスをストックしやすいんだと思うんですよ。
自分の感覚では、冬でもカバーには魚がいて、ただ口を使わないだけだと思い込んでます(笑。
今はまた修行しないと厳しいですが、水深10mでもノーシンカーを落とせれば食わせられると思うんですよね。
一番わかりやすいのがボート桟橋で、冬に早上がりした時に、最後に桟橋からノーシンカーをひたすら落としてると釣れるんですよ。
だから、めったに凸らなかったですよ(笑。
凄く難しい(精神的に)んですが、カットテールとかのフォールが早いワームじゃなくて、ハンドポワード系の超ゆっくり沈むヤツをフォールさせるんです。
でも今思うと、フォールが遅い事が良かったと言うよりも、その場所で一点をじっくり釣ってた事が良かったのかもしれません。
当時は魚探もなかったし、ベイトフィッシュのレンジにちゃんとルアーを送り込めたら、もっと効率良く釣れたんでしょうね(笑。
ただ、一点で粘ってるとベイトフィッシュが回ってきて、勝手にバスのスイッチが入ってくれたりするのかもしれないので、タコ粘りできればチャンスアリなんですよ。
ポカポカ陽気の冬の日には、のんびりカバーでバーチカルにスモラバとかノーシンカーで、じっくり狙うのも楽しいと思いますよ。
冬こそ根がかりを最小限にしたい
亀山ダムのようなリザーバーでの話しですが、水深があって水が動かない場所にあるカバーには、冬でも絶対にバスがついてると思います。
でもハイシーズンと違うのは、魚の活性が極端に低い事ですよね。バイトもわかり難いし、食いが浅いのでフッキングも決まり難い。
そうなると大事なのがリズムです。釣りのリズムは冬のカバーでも超大事なんですよ。
寒い中ジッとしてたら手もかじかんできます。無駄に根がかりしてルアーをロストしたら、経済的にも精神的にも辛いですよね。
なのでカバーには船をピッタリつけてしまうのがおススメです。カバーの真上からのアプローチなら根がかりは99.9%しないと言っても過言ではありません。
チェック亀山湖のカバーテキサス 接近戦でのフッキングと根がかりについて考える
真冬のバス釣りでは、カバーに船をつけてカバーの上からノーシンカーを超ゆっくりフォールさせてました。昔の話ですが。
もちろんその時は船の上で無駄に物音を出したりしてはダメですよ。静かに自然と一体化するようにアプローチします。
最低でもノーシンカーが水深10mボトムに付くまでは身動きしてはいけません(笑。
そのくらい気を使ってカバーにライトリグを落とせれば、魚がいれば食うと思いませんか?
もう、ほとんど精神戦ですね(爆。
でも本当に、せっかく時間をかけて沈めたワームなりスモラバが、そこで根がかりしてロストしてしまったらマジでキツいです。
下手したら数分時間をかけて落とし込む訳ですから、しっかりとリターンを期待したいじゃないですか。
どうせ落とすまで時間がかかるなら、精度を高めるためにもカバーの真上からルアーを落とした方が間違いないです。
自分(船)の気配が消える時間は十分に稼げますからね。
冬のベイトフィッシュは結構活発
上で少し触れましたが、亀山ダムの冬のベイトフィッシュは主にワカサギになります。
ワカサギって冬でも、というか冬は活性が高いですよね。普通に泳ぎ回ってます。
通い込んでるローカルの釣りウマさん達は魚探でワカサギを追いかけて、オープンのフラットや沈み物を狙ってシューティングなどで釣ってたりしますよね。
自分の場合そこまでのスキルはなかったので、やはりカバーでタコ粘りしてました(今はちょっと違いますが)。
これも結果論ですが、一箇所でタコ粘りしてるとベイトフィッシュが回ってきたタイミングでバスにスイッチが入った時に釣れるんじゃないかと思います。
これは最近気づいた事ではありますが、カバーに船を付ける事によって、沖のオープンウォーターに人の気配が無くなる訳です。
そうなるとベイトフィッシュが回遊してくる事があるんじゃ無いかと。
これが自分がカバーから少し離れたところに浮いてると、ベイトフィッシュはもっと沖か、全然別のルートを回遊してしまうのではないかと思うんですよね。
ベイトフィッシュの回遊ルートを人間が操作できたら苦労はないですが、少なくともルートになる場所を空けておくだけでも可能性はあるんじゃないかと。
実際に冬のカバーでタコ粘りしていて、突然バイトが連続する事は経験ありますしね。
カケヅカ的まとめ
そんな訳で、冬のカバーで超接近戦が良い理由をまとめてみると、
- ノーシンカーを超ゆっくり落とし込むにはカバーの真上からでないとむずかしい
- カバーの真上からアプローチする事で根がかりを最小限にとどめられる
- タコ粘りする事によって自分の気配を消せるので、ベイトフィッシュが回ってきてバスにスイッチが入る
という事でいかがでしょうか。
まあ、結構無理やり感はありますが、結局冬の釣りはメンタルが一番大事ですから(爆。
気の持ちようで釣れたりするのがバスフィッシングでもありますしw。
でも冬のリザーバーで日当たりの良いワンドのどこかに船を固定して、お湯でも沸かしてカップラーメンとかコーヒーを入れるのも冬の楽しみでは無いかと。
自分はこれまでやった事が無いのですが、この冬はまたカバーで超接近戦のタコ粘りでもしながら、コーヒーでも淹れてみようかな、と思ったりしてます。
ではでは。