マイクロガイドセッティングって、一回使うとそれでないとダメになっちゃいますね(笑。
特にスピニングタックルのライトラインの釣りだと、そのシャープさは自分の感覚が鋭くなったような気がしてしまいます。
今期ためしに購入してみたワイルドサイドWSS-ST59ULをディープに投入してるのですが、これが良い感じなんですよ。
フロロカーボンの2ポンドとの相性は過去のロッドとは全然感覚が違いました。
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昔のロッド
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
さて、これからの時期にディープで活躍してくれるソリッドティップのスピニングロッドですが、やっぱりガイドは小さい方が良いですね(笑。
先日の亀山湖釣行でディープを練習したのですが、スピニングロッドを二本持っていったんですよ。
一本は今年購入したWSS-ST 59UL、もう一本はこれまで使っていた昔のソリッドティップのスピニングロッド。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/wild-side-wss-st59ul/”]
ただし、そのロッドはもう20年ほど前に買ったロッドなので、ガイドのセッティングはずいぶん古い仕様ですけどね(笑。
まあ、今期は新しいロッドばかり使ってて、古い方は今まで出番がなかったのですが、そこは実績がありますから。
いざとなったらスーパーサブとして、まだまだ活躍してもらうつもりでした。
でも、ダメですね(笑。
過去に散々そのロッドで釣ってきたはずなのに、どうしても使えなくなってしまいました。
だって、ガイドがデカいんですよ(汗っ。
やっぱりドラッギングってロッドティップを目で見ながらやるので、ガイドのデカさが気になってしょうがないんです。
ライトラインとガイド口径
10年くらい前にもマイクロガイドセッティングってあったんでしょうかね?
その頃は手持ちの古いロッドでも関係なく釣りまくってましたけど、あれは何だったんだろう(汗っ。
やっぱり時代は進化してるんですね。
でもマイクロガイドセッティングだと何がそんなに違うのか、考えてみたんですが、やはりラインとの相性が一番あるかな、と。
ディープの釣りだと、自分の場合フロロの2ポンドがデフォルトなんですよ。
ラインが細いほどガイドも小さい方が感覚的にシャープな感じはしますよね。
これは理屈がどうこう、という前に感覚でそう思ってしまうんですよ(笑。
ロッドの太さはそれほど違わないのに、ガイドが大きいだけで、まるでロッドが太いように感じてしまいます。
そうすると、太いロッドの先端から極細のラインが出てるのは、感覚的に違和感しかないですよね。
やはりロッドの先端に行くほどガイドが小さくなっていって、とがった先端からラインが出てる方がよりシャープな感があります。
って、言いたい事が伝わってるでしょうか(汗っ。
ブランクの重さとガイドの重さ
ロッドを立てるにしても寝かすにしても、ロッドは軽い方が良いですよね。
でも、実際の重さよりも、持ち重りというか、重くても重く感じない事が重要だと思うんですよ。
今まで自分が使ってきたロッドは、おそらくブランクは相当軽いと思われるんですよね。
アンサンドで余計なコーティングがないし、ソリッド部分は先端の1/5?くらいまでで、余計な飾りは一切ないし。
当然最近まではそのロッドで普通に釣れたし、特に不満は感じなかったんです。
で、WSS-ST 59ULの方を使ってみて正直すごく良い、とまでは感じなかったんですよね。
もちろん使いやすいし、実際釣れるし、驚くほどではないですが、「けっこう良いな」くらいでした。
じつはハイシーズンにも使ってたんですが、その時は「ちょっとダルいな」という印象が先でしたね。
でもシーズンが進んで、秋冬のディープの釣りをちゃんと練習しようと思って使ってみたら、意外と使いやすいな、と。
でもWSS-ST 59ULの本当の良さを実感するのはこの後だったんです。
別のワームを試そうと古いロッドに持ち変えた瞬間、とてつもない違和感が襲ってきたんですよね(笑。
それはもう、「重くて持てない」、くらいの違和感だったんですよ。
もちろんそのロッドは重い訳はなく、むしろWSS-ST 59ULより軽いかもしれないくらいです。
なのに重く感じたんですよ。
それは間違いなくガイドの関係でしょうね。
比べてみれば一目瞭然で、ガイドの大きさが全然違うので、当然重量もある訳です。
という事は、持った時にブランクよりもガイドの重さを感じてしまうんですね。
特に先端にいくほどその違いは明確で、ロッドを寝かせた時には、もう持っていられないほどの違和感を感じてしまったんです。
ドラッギングスペシャル
そんな訳で、この日は結局古い方のロッドを使う事はありませんでした。
根がかってラインが切れたりしても、いちいちWSS-ST 59ULの方にリグを作り直して使い続けました。
本当はもっと魚を沢山釣って、ちゃんとしたインプレ記事を書きたかったのですが、この日は厄介な風に悩まされて(泣。
ほとんど魚を触れなかったので、ロッドの本当の良さをお伝えできないと判断してやめておきました。
ただ、このロッドが本来目指したものがどこにあるのかわかりませんが、自分には凄く使いやすいスペシャルロッドになってくれましたね。
自分のスタイルである、ダウンショットのショートドラッギングに最適のロッドだという事です。
まずレングスが5.9フィートという事で、自分により近い位置にティップがありますよね。
それは深い場所を軽いシンカーでズル引く時に、無条件に感度を良くしてくれます。
実際シーズン最初の本格的なディープの釣りで、しかも過酷な条件の中、しっかりボトムの情報を伝えてくれました。
バイトはけっこうあったのですが、それを獲れなかったのは自分のスキルが足りないだけで、むしろロッドは良い仕事をしてくれましたね。
そしてこのロッドはティップがイエローにマーキングしてあるんですが、これが地味に助かるんですよ(笑。
自分でも今まで気にしてなかったのですが、ドラッギングって、ロッドを動かさない釣りなので、魚探とティップを交互に見るんです。
でも、ロッドが長くて、しかも先端が黒系だと見失うんですよね(笑。
5.9フィートでティップが黄色いと、強風下でもすぐにティップが発見できるので、効率が全然違うんですよ。
これはもう、自分の中でのドラッギングスペシャルに決定しました。
冬季の相棒
これからの時期、シャローで一発狙いもおもしろいと思いますが、やはり手堅く魚に触りたいとも思うんですよ。
そんな時はディープでのショートドラッギングをお奨めしてるんですよね。
これは冬とかディープに限った話ではないのですが、厳しい状況ほどタックルのバランスが大事なんですよ。
自分もキャリアだけは長いので、わかってるつもりでしたが、今回のロッドを使って猛省しました。
結局過去の実績を大事にしすぎて、時代の変化についていけてなかったな、と。
タックルを変えてみる事で新しい発見に繋がったのは自分的に大きな収穫でした。
今後亀山湖のディープでは、特に冬場の相棒はWSS-ST 59ULで決まりでしょう。
これはマジでもう一本欲しいところですね。
次はちゃんと魚を釣って、このロッドの本来の良さをお伝えできればと思います。
それにしても、なんか今期は良いロッドにめぐり合うタイミングなんでしょうかね(笑。
ハリアー80も新古品が出てきたし、パワーベイトフィネスロッドも見つかったし。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/harrier80/”] [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/wild-side-wsc63m-power-baitfiness/”]
タックルがハマると、釣りがより楽しくなりますよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/we-would-like-to-target-deep-water/”]
ロッドに関する記事はこちら
● じゃあ折れないロッドってあるんですか ロッドを折らずに使う3つの心得
はじめまして、いつも更新を楽しみに心待にしております。
初めてコメントさせていただきますがカケヅカ様が使われている以前のメインロッドがPro4 ファインラインとのことでしたが、当方最近までリメイクして使用してました。
ハンドルグリップ部とガイドをKR化によってまだまだ現役で使用できるはずです!
当方のFLは不注意により天に召されてしまいましたが、つい懐かしさを覚えコメントさせていただきましたが検討していただけると幸いです(笑)
今は各ショップにてカスタムとして受けていただけると思いますので、気になる様でしたら是非!
コメントありがとうございます。そうなんですよねぇ~。ロッド自体は完成度が高く、今でも使えると思ってるんですよ。
なので、じつはリメイクして使う事も真剣に悩んでたんですよね。今度知り合いに聞いて、生まれ変わらせてやろうと思います。
長年使い込んだ相棒ですからね。