有名なメーカーさんがプロモーションに力を入れて出したルアーは全国でよく釣れてる話を聞きますよね。
専属プロのプロモーションはもちろんですし、メーカーさんと関係ない一般のアングラーでも、釣ったという話をSNSなどで良く目にします。
やっぱり大きなメーカーさんが作ったルアーは無条件に釣れるのでしょうか。
たしかにその道の著名な方がデザインしたのですから、釣れる要素は多分にあるとは思います。
でも、そこには圧倒的な数のカラクリもあるんですよね。
ちょっとそのあたりのお話をさせてもらいます。
分母の話
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
今までに釣り雑誌等でタックルオブザイヤーと銘打ったタイトルを獲得したタックルやルアーなどは、どのくらいの単位で売れてるんでしょうか。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/2016-tackle-of-the-year-best5/”]
ロッドで言えば十万とか百万単位でしょうか。
まったく想像がつかないですが、一人で何本も買う訳ではないでしょうから、それだけの数の人が買ったという事ですよね。
そうなると、それだけの人が一斉に使えば、各地で釣れた話も多くでます。
これはルアーもそうで、より沢山の人が使えば、それだけ釣れる話も多くでて当然なんですよね。
例えばA社のルアーが100万個売れたとして、B社のルアーは1万個だったとします。
それで釣れた数が同じの場合、どっちが釣れるルアーとなるんでしょうね。
釣れるルアーの見極め
大きなメーカさんが出したルアーが釣れない、という話ではありません。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3615/”]
自分に合うルアーを見極められるかどうか、という話なんですよ。
でも、それは買って使ってみないとわからない部分があるんですけどね(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/i-do-not-buy-a-lure-i-buy-a-fishing-booth/”]
初心者のうちは中々自分が釣れるルアーの見極めが難しいと思います。
圧倒的な経験値のある人や、百戦錬磨のバスプロの人やプロガイドさんは、その辺の眼力はすごいと思うんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/jb-top-pro-2/”]
でも、その人達に釣れるからといって、自分にも釣れるとは限らない、という事ですよね。
ルアーやワームはもちろん、ロッドやリールの選択は本当に難しい。
自分の軸になるルアーが欲しい
初心者の人にありがちなのが、とにかく釣れるという噂のルアーを買いまくる事。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/i-am-a-standard/”]
でも今の時代はネットで情報が散乱してますから、どのルアーが釣れるかは判断が難しいですよね。
そしておそらく、ネットの情報はすべて本当の事を言ってるんですよ。
だって、一般の人が釣れた情報は商売とは関係ない訳ですからね。
好きで買って、使ってみたら釣れたというだけの話だと思うんですよ。
なので、そのルアーがどうゆうもので、どうゆう使い方をすれば釣れるのかは、自分で判断するしかないという事です。
自分の半径5mで考える
例えば自分のホームレイクが亀山湖なのに、琵琶湖で爆釣してるルアーを買っても、使いどころが難しすぎるのではないでしょうか。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AF%E6%89%8B%E3%81%94%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%80%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E6%94%BB%E3%82%81%E3%81%AF/”]
自分が気になるのは、やはり亀山湖での釣果ですし、リザーバーでの情報が重要な訳です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/boat-rental-kameyama-dam/”]
で、いつも通ってる湖で自分のスタイルが固まってると、ネット上の話だけでも、ある程度は読み取れる場合があるんですよ。
なので、初心者で普段いろんな湖に行く人の方が、ルアーの選択には苦労してるのではないでしょうか。
その場合、ある程度自分の釣りが固まるまでは、一つのフィールドに通って、あまり手を広げずに大好きなルアーでやり通すのが上達への近道だと思うんですよね。
極端な話、アメリカでどんなに爆釣してるルアーがあっても、自分の手が届く半径5m以内で通用しなければ意味がないと言う事なんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3780/”]
手が届かない場所にいくら手を伸ばしても、掴めなければ意味がないですからね。
最後に
激レアでめったに買えないルアーは、失くすのを恐れて思い切った攻め方ができないものです。
店にでるとすぐに売れてしまう激レアルアーは釣れると勘違いしやすいですが、そんなルアーがあったら誰も苦労はしません。
それよりも、いつでも手に入る定番ルアーを使い込んで、それを自分の武器にした方がトータルで釣れるんだと思いますよ。
バスフィッシングは適材適所です。
日本全国どこでも同じように釣れるルアーは存在しません。
売れてるというだけで飛びつかずに、それが自分にとって釣れるのかどうかを見極める目を養いたいものですよね。
コメントを残す