こんな記事を書いておいて何ですが、自分は初心者の人でもある程度高性能のリールを使った方がバスが釣れると思う派です。
でも超低価格のエントリークラスリールにも使うメリットはあるんですよ。
今回も主観ですが、安いリールを使う絶対的なメリットを書いてみたいと思います。
【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
エントリークラスベイトリール
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回はこのブログにしては珍しく、エントリークラスのベイトリールについて書いてみたいと思います。
初心者の方が最初のタックルを購入する時には色んな方法があると思います。
中古を買うのも一つの手ですが、今は低価格でロッドもリールもそれなりに使えるものが買えてしまいます。
特にロッドは一万円台でかなりコスパの良いロッドが各社から出揃ってますからね。
一点豪華主義も良いのですが、まずはコストを落としてルアーや他のものにもお金をまわしてみるのも手だと思うんですよ。
自分が20代のころの話なんですが、売値で一万円以下の安いベイトリールを使っていた事があったんですよ。
個人的な考えですが、そのリールに色んな意味で色々教わったんですよね。確かアブのキングフィッシャーとか言う樹脂製の黒いロープロ系のリールだったと記憶してます。
自分の場合はとにかくタックルの本数を増やしたくて、メインの釣り以外は安いロッドとリールでまかなってました(笑。
そんな経験を踏まえて、安いベイトリールの出しどころや使い道を考えてみたいと思います。
SHIMANO 18バスライズ [BASS RISE]
ジャパンフィッシィングショーを前にモデルチェンジするリールの中に、SHIMANO18バスライズというベイトリールを見つけました。
これまで同じシマノの中で、バスワンというリールが一番安いのかと思ってたのですが、その下にバスライズというリールがあったんです。認識不足でした。
18年モデルの詳細なスペックはまだわからないのですが、ギヤ比が7.2で16ポンドラインが100メートル巻けるという事はつり雑誌等に書いてあります。
参考までに旧モデルのスペックを載せておくと、
SHIMANOバスライズ
- ギヤ比:6.2
- 最大ドラグ:4.5kg
- 自重:200g
- スプール径:34mm径/溝25mm
- ナイロン糸巻き量:3号-165m、3.5号-145m、4号-120m、5号-100m
- ハンドル長:42mm
- ベアリング数:ボールベアリング-0 ローラーベアリング-1
- 本体価格:6700円
画像/スペックはシマノホームページより
このスペックがコスパ的にどうかはわかりませんが、実際に使えてこの実売価格で約5000円というのは逆に凄いかも知れませんね。
そんな超低価格帯のベイトリールですが、意外と使いどころがあるように思います。
今回は初心者の人が最初に買うタックルというところから考えてみますね。
①リールの扱い方を覚える
初心者の人が最初の一台に買ったリールは今後のバス釣りのベースになると思います。なのでそのリールで色々試す事になる訳ですね。
時に乱暴な使い方をする事もあるかもしれません(根がかりを引っ張っちゃうとか)。
どのフィールドから始めるかわかりませんが、最初から尖ったモデル(ベイトフィネス専用機とか)を選択するより、まずは安いモデルを買って様子をみるのもアリだと思うんですよね。
その時に中途半端に高いものよりも、思い切って一番安いモデルを買う方が割り切って使えるかも知れません。
そのリールで色々な扱い方を覚えてから、少し高いモデルを買うという順番も良いのではないでしょうか。
②タックルの本数確保
次にタックルの本数に関する部分です。
初心者のころのタックルの本数確保のために安いモデルを買ってみるのはアリだと思います。実際自分も初心者の頃は安いリールからスタートしました。
ただし、今の経験から言わせてもらうと、ズブの素人でもあるていどの機能を備えた機種から買った方が良いとは思ってます。
ですが考え方として、キャスティングもまともにできない初心者の人がいきなり高いリールを買うのもどうかと思うのも事実です。
バス釣りには色んな釣り方があり、ロッドも何本か買う事になると思うんですよね。
その時に、とりあえず全部のロッドにリールをセットする意味で、安いリールを1~2個買っておくのはひとつの手だと思う訳です。
逆に少し高いリールも使ってみて、釣りによって使い分けるのも良いかと思うんですよね。
そこで中古という手もアリだとは思いますが、初心者の人は目が効くとは限りませんし、そこは新品を買っておけば間違いは無いですしね。
➂自分に合ったリール探し
上にも書きましたが、バス釣りは色んな釣り方がありますが、その中から自分が好きな釣り方というのが絞られてきます。
トップウォーターが好きな人もいれば、ライトリグが好きな人もいる中で、スタイルに合ったリールを選ぶ事になりますよね。
そのリールに辿りつくまでに、まずは安いリールを使っておくのが良いと思うんですよ。
そして専用タックルがひとつ増えると、また別の釣りをするためのロッドを買う事になると思います。
そうしたら、安いリールをそっちにセットして使っておいて、その釣りのレベルが上がってきたら、また専用のリールを買えば良いのではないでしょうか。
④リールの性能を把握する
いきなり高いリールから使い始めて、安いリールを使った事がないと、高いリールの何が良いのかわかりにくいです(笑。
昔自分の周りでもそういう人がいて、ハイエンドモデルで揃えていても、釣りは上手くなかったですね。
リール(に限らないが)を値段だけで決めても、用途が合ってなければ本来の性能を発揮させる事はできません。
いきなり高いリールを買う前に、まずは安いリールを最低限使いこなせてからでも遅くないと思うんですよね。
⑤リールメンテナンスの叩き台
最後に重要な事なんですが、リールは定期的にメンテナンスしてやらないと本来の性能は出し切れません。
でも初心者の頃はリールのメンテナンスなんて何をすれば良いのかもわかりませんよね。
なので安いリールで色々と試してみるのは良いと思うんですよ。何をすれば使い心地が変わるのか、実験台になってもらえば良い訳です(笑。
高いリールをいきなりバラすのは怖いですよね。なので最悪壊れても良いという覚悟で安いリールで遊んでみれば良いのではないかと。
もしかしたらこれが安いリールを使う一番のメリットかもしれませんね(笑。
カケヅカ的まとめ
そんな訳で、価格が安い代りに機能面が落ちるエントリークラスのリールを使うメリットとして、
-
タックルの本数を確保する時に価格面を考えやすい
-
少々傷つけたりしても痛手が少ない
-
自分のスタイルに合うリールを見つけるまでの繋ぎ
-
リールの性能をマックスまで使い切る練習台になる
-
壊すつもりでリールメンテナンスを覚える叩き台にできる
といった感じでしょうか。
バス釣りを長く続けていくうちに、どんどんタックルやルアーは増えていきます。
そのたびに高価なリールを買える環境の人ばかりではないですよね。
自分の経験上、一台は何をしても良い(叩き台)リールを持ってると、それで色々試す事ができるんですよ。
あまりたくさん持ってても仕方がないかもしれませんが、初心者の頃は1~2台持ってても良いと思います。
自分も最初の頃に買った安いリールは意外と長く使いましたからね(笑。
その頃から見たら、今のリールはエントリークラスでも結構性能は良いと思いますよ。
2018年モデルのSHIMANOバスライズ、ジャパンフィッシィングショーでチェックしてみますね。
では。
[…] KAKEDZUKA.com(カケヅカ.com)【シマノ 18バスライズ】 超低価格帯ベイトリ… […]