リールのカスタムパーツを作る仕事をしてる関係上、自分のベイトリールはほぼフルカスタム状態なのです。
そんな自分から見て、リールカスタムってどこから手を付ければ良いのか考えてみました。
なにも最初からお金を掛けてカスタムしなくても、パッと見の印象が変わるパーツってあるんですよね。
【ページへのいいねを押してもらえると毎日最新記事をお届けできます】
フルカスタムの必要性
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
自分は現在リールのカスタムパーツを製作する仕事をしています。
なので現在自分の手持ちのリールはほとんどフルカスタムなんですよね(うれしい!)。
ですが、もしも自分がお金を払ってカスタムするとしたら、いきなりフルカスタムという訳にはいかないと思います。
ですのでノーマルリールからのスタートとして、どの部分からカスタムするのが良いのかちょっと考えてみました。
ハンドルノブキャップ
今時のリールはノーマルでも非常に性能が良いですから、あえて手を入れる必要を感じてない方も多いでしょう。
それでも他の方とちょっと差を付ける意味で、まずは値段が手ごろなものをチョイスしてみると良いかと思います。
HEDGEHOG STUDIOのもので言うと、ハンドルノブキャップはお手軽に交換できる筆頭ではないでしょうか。
ノーマル状態のものはあまりカラフルなものが少ないですから、これを変えるだけでカスタム感が出ますよね。
作業も特に難しい部分はありませんし。
特にDaiwa系のザイオンノブには元々ハンドルノブキャップがありませんから、ゴミの進入を防ぐ意味で機能パーツにもなる訳です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/daiwa-zaion-knob-cap/”]
この際できたら専用パーツであるハンドルノブキャップリムーバーを使ってもらえるとより作業が捗りますよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/handle-knob-cap-remover/”]
スプール
リールの性能を一番左右するのはやはりスプールではないでしょうか。
カスタムスプールは決して安い買い物ではありませんが、じつは意外とドレスアップ的な要素もあったりします。
ラインを巻いてしまえば大部分が隠れてしまうので、見た目にわかりづらいと思われますよね?
でもリールカスタムはチラ見せがカッコよいんですよね。
いくらラインを巻いてもスプールエッジの部分は少し見えてるんです。
普段ノーマルを使ってると、この部分の違いは逆に目に付いてしまうんですよね。
機能と見た目の両方をカスタムするという意味でも、最初にスプールを換えるのは王道中の王道と言えるのではないでしょうか。
スプール関連記事はこちら
● 【ベイトフィネススプール】に最適なラインはPEラインという超いまさらな話
● Avail【16メタニウムMGL】用マイクロキャストスプールプロトを使ってみた
● 根掛かりの時ロッドを真っ直ぐにして引っ張るとリールはどうなる?
ベアリング
定番中の定番といえばベアリングですよね。
こちらはドレスアップの要素はほぼゼロです(笑。
もう100%機能部品と言えるベアリングですが、その用途は様々。
より軽いものを投げるためなのか、強い負荷がかかっても耐えられるものにしたいのか。
はたまた長く使っても使用感が変わらず滑らかなフィーリングが続いて欲しいのか。
この部品は結構やりこんだ人ほど体感しやすいのですが、適切なベアリングに換える事はお手軽だしお手ごろです。
最初のリールカスタムにはもってこいですね。
ベアリングはメンテナンスが大事ですから、ついでにベアリングチェックツールPROも宜しくお願いします。(と自分が作った商品をアピールしておく)(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/bearing-check-tool-pro-2-parts/”]
ハンドル
こちらも機能とドレスアップの両方のカスタムパーツと言えますね。
ベイトリールでもスピニングリールでも、ハンドルを社外品にしてあるといきなりカスタム感出ますからね(笑。
しかしながら最初のカスタムにハンドルを換えるのはちょっと勇気がいります。
値段的に安くないだけに、ハンドル長で失敗したくないところ。
しかもその選択の方法は人それぞれ体格差によってもフィーリングが違うんですよね。
これについてはDeeePSTREAMさんがSHIMANO15カルカッタコンクエスト101HGで色々と実験したデータを記事にされてますので一読する事をオススメします。
[blogcard url=”http://deeepstream.com/2017/04/11/superlonghandle/”]
ハンドルは中々奥が深いようですよ。
その他
そのほかにもビス一本からメカノブキャップにレベルワインドキャップ、クラッチ、スタードラグと色々なカスタムパーツがあります。
でも最初のカスタムには交換が難しいものはオススメしません。
リールにもよるのですが、クラッチなどは全バラししないと交換できないものもありますから。
まあここ最近のSHIMANOのモデルはわりと簡単に交換可能ですけどね。
2014年以降のカルカッタコンクエストや、13メタニウム系はビス一本外すだけで交換可能です。
でも最近作ってないから品薄なんですよね…。
まあご自分でリールメンテナンスをしようと思ってる方、どうせなら簡単なカスタムをしてみては如何でしょうか。
スタードラグも慣れれば誰でも交換できますしね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/reel-drag/”]
いっぺんに沢山やらなくても、長い時間をかけてコツコツと自分のリールをカスタムしていくのは楽しいですよ。
HEDGEHOG STUDIOなら電話で相談にも乗ってくれますから、お気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
今回はセールス記事になってしまいました(笑。
自分は以前までカスタムにまったく興味のなかったオッサンです。
でも今ではリールが劇的に変わるのが楽しくてしょうがないですね。
皆さんもよかったらパーツ一個からでもカスタムしてみませんか?
気分が変わって釣課にも影響あるかもしれませんよ(笑。
リールメンテナンスツールに関する他の記事はこちら
● リールメンテナンスでEリングやストッパーリングを絶対に無くさないで外す方法
● 【リールメンテナンス】ベアリングにオイルを差す時に注意したい事
● ぶっちゃけ、リールメンテナンスってやった方が良いの?