みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ( @kakedukaSS )です。
前回の記事でベイトフィネスとパワーベイトフィネスのロッドの違いを書いてみました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/power-baitfiness-2/”]
今回は実際にフィールドで感じた違いを自分なりの視点で書いてみたいと思います。
ムチムチ感とレギュラーテーパー
抽象的な表現で申し訳ないのですが、使った感じがこんなだったんですよね(笑。
もちろんWILDSIDE WSC63Mの事です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/wild-side-wsc63m-2/”]
これまで使っていたEXPRIDEの163ML-BFSというロッドは普通にファーストテーパーの高弾性というイメージなんですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5073/”]
それに対してWSC63Mの方はブランクが肉厚でムチムチのレギュラーテーパーという感じです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/wild-side-wsc63m-3/”]
ベイトフィネスと言うと、軽いジグや6インチ程度のネコリグを繊細に扱うイメージでした。
実際その釣りに向いてると思うのですが、どうも馴染めないというか、釣れなかったんですよ。
なので思い切っていつもやっているキツいカバーにも撃ってみよう、と思ったのですが。
やはりそれにはロッドがあまりにも頼りなく感じてしまいます。
ラインもフロロの6ポンドでやってたので、もっと強くないとラインが持たないだろう、と。
そんな意識から手元にあった巻き用?のショートロッドにPEを巻いたベイトフィネス用のリールでトライしてみた訳です。
PEラインとの相性
これまでカバーでのPEライン用タックルには普通にエクスプライドの163ML-BFSを使ってました。
でも釣れた事がなかったんですよね。
自分にスキルがないのが一番の原因なのはわかってますが(笑。
でも、何かキッカケが欲しいというのが正直なところでした。
今回のセッティングは本当に偶然でたまたま手元にあったロッドにPEを組んで見たんです。
自分の中にPEラインを使った釣りの経験値がほとんど無かったのでビックリしたのですが(笑。
ファーストテーパーのロッドでパワーベイトフィネスをやるとやりにくさを感じます。
そして、ショートレングスでスローテーパーのロッドだとすごくやりやすい。
これはショートレングスを考えると、通常の長さのロッドで言うところのレギュラーテーパーに当たるのかもしれません。
それがPEラインと非常に相性が良いように感じるんですよ。
イージーに釣れる理由はそれだけでは無いと思いますが、事実レベルで無関係ではないと思いますね。
短いハリアー?
普段のメインスタイルであるフリップではカバーの中に入れ込んだテキサスリグをシェイクして食わせます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/cover-matome/”]
その時使うロッドはハリアー80というフリッピングロッドです。(厳密には専用ではないかもですが)
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/flipping-harrier80/”]
そのロッドは表記の通り約8フィートのエキストラファーストテーパーです。
これが重量のあるテキサスリグでも細かくシェイク出来るスペックだと確信してます。
でも、それが7フィート以下だったとするとエキストラファーストというほどではないと思います。
普通にファーストか、もしかしたらファースト寄りのレギュラーテーパーくらいかもしれません。
これが逆に、ショートレングスのロッドの場合はスローテーパーであったとしても。
8フィートのファーストテーパーとほぼほぼ同じフィーリングなのではないかと。
ロッドの曲がる部分の長さが同じフィーリングのように感じるんですよ。
つまり、8フィートのロッドのバットを持ってシェイクしてる感覚というか(笑。
もちろんルアーの重さや質量は全然違うので、単純に比較できませんが。
しっくり来る理由はそこかも、と感じてます。
キーパーキャッチャー
今年のチャプター房総での課題はリミットをキッチリ揃える事。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/2016chapter-boso-final-race-report3/”]
そのためには釣りのジャンルを問わず何でもやろうと思ってました。
でも、苦手な釣りや経験の無い釣りはどうもやり切れないんですよね(泣。
昔は得意だと思っていたライトリグもまったくと言って良いほど釣れません。
某大物プロの言葉を借りると、
「デカバスを狙い続けてるうちに誰にでも釣れるような小さなバスもいつしか釣れなくなっていた」
というような感じでしょうか(汗っ。
もちろんトッププロとは次元が違いすぎて比べるのも失礼な話ですが、意識としてはそんな感じではないか、と。
その後必死で?ライトリグをやったりしましたがまったく釣れず。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/post-7393/”]
ベイトフィネスにしてもどうもしっくりこないまま続けてましたが、それもイマイチでした。
ついには7フィートのロッドにPEラインの組み合わせでライトフリップをしたりしましたが、それもまったくダメで(泣。
どうしても何かが違う感じを払拭できませんでした。
何か一つキッカケが欲しい、そんな事をいつも考えてましたね。
ショートロッドの優位性
フリッピングでのカバー撃ちに優位性を感じてたので、ロッドは長いほうが絶対に良いと信じ切ってました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/harrier80/”]
実際今年までの試合では、ほぼすべての魚をフリッピングで獲ってましたから。
でも、自分が犯した大きな過ちは「軽いリグも長いロッドでやろうとしてた」という事かもしれません。
7フィートのロッドでカバーにネコリグを入れ込んでやろう、と思ったりしましたが、まったく操作性が悪かったですね(笑。
それまでにもベイトフィネスロッドは6.3フィートのものがありましたが、使いどころを間違えてたようで(笑。
今思えば、もっとオープンウォーターの立ち木とかライトなブッシュなら使用感も良いのかもしれません。
実際今年最初にベイトフィネスジグで釣れた時はEXPRIDE163ML-BFSの方でやってましたから。
その時は、やっぱりあまりヘビーなカバーには入れるのを躊躇したので、ライトめのブッシュ周りを釣ってました。
逆にそれがやりやすく感じましたし、カバーにはキツいだろうという感覚も養う事ができましたね。
やっぱりキッカケって大事ですね(笑。
そんな訳でまだやり始めたばかりですが、確実に手駒が一つ増えたと確信してます。
一つのキッカケから自分の得意な釣りにうまくシフトできれば新たな武器になるものもあるんですね。
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