ちょっとした妄想なんですが、すべての釣りで同じリールを使ったら、すごく感触が良くなって釣れるようになるでしょうか。
今期話題を独占しているあのベイトリールだったら、一種類ですべての釣りが可能かもしれないと想像してしまいます。
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シマノ18バンタムMGL
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
全世界的(?)に話題になっているSHIMANO Bantam(バンタム)MGL。一番の注目点はソリッドコアと呼ばれる一体成型ボディーの剛性感に期待が集まってるように思います。
でも自分的には地味に気になるのが、左右ハンドルすべてにローギヤからエクストラハイギヤまで揃ってるラインナップなんですよね。
これって撃ち系の釣りからビッグベイトまでをすべて一種類のリールでカバーできてしまうんじゃないかと想像してしまいます。
風のうわさに聞くところ、「ボディーは現行の16メタニウムMGLより小さい」と言われてますし、剛性があるロープロモデルという事で、万能型ベイトリールの期待が高まりませんか!?
しかもお値段的に、実売価格が3万円を切ってきそうですしね。
そうなると益々すべてのベイトタックルにバンタムMGLをセットする事を想像してしまいます(笑。
そんな訳で勝手ながら、このリールを合わせたタックルを脳内インプレしてみますね。
ローギヤからエクストラハイギヤまで
これまで一種類のリールでローギヤ(5.1くらい)からエクストラハイギヤ(8.0以上)をすべて揃えた機種はほとんど無かったのでは無いでしょうか。
アブのレボシリーズならボディーの形がほぼ同じで、ギヤ比はローギヤからエクストラハイギヤまでラインナップされてますが、剛性的には今回のバンタムには及ばないと推測します。
お値段的にも機種によっては倍近くになりますしね(笑。
そういう意味でもこれまでは現実的では無かった、すべてのリールを同じ機種で揃えるという事が、もしかしたら本当に可能になったのかも知れません。
まったく同じボディーでギヤ比や仕様が違うリールがあったら、現実的に出来てしまいますよね。
カルコンの巻き心地に匹敵か
まずは一般的な巻きものですが、自分はこれまで3/8oz以上のルアーにはシマノ・14カルカッタコンクエストを、それ以下のルアーには主にシマノ・09アルデバランMgを使ってきました。
14カルカッタコンクエストに関しては本当に次元の違う巻き心地だったのですが、今度のバンタムMGLはそれに匹敵するとかしないとか。
こればかりは実際に使ってみないとわかりませんが、ロープロの高剛性コンパクトモデルですから、巻き心地は悪い訳無いですよね。
自分なら7.1のハイギヤ左ハンドルを巻きに使いたいですね。ノーマルサイズのクランクベイトから、1/2のスピナーベイトを巻くのに使うと思います。
まあ、現在未入魂の16メタニウムMGLが手元にあるので、実際はそれ用には買わないと思いますが(笑。
ただ、リール自体の重量が220g(HG)と、少し重いのは巻きものにはプラスポイントでしょうね。手元が安定する事でキャストもしやすく、ロッドを倒してのリーリングもしやすいはず。
買わないとは思いますが、結構本気で悩みどころですね(笑。
フリッピングをDaiwa17タトゥーラSV TW8.1LからバンタムMGLに
18バンタムMGLを使う事を想定する時に一番現実的なのはカバー撃ちでしょうか。
現在自分はフリッピングロッドを4本持ってるのですが(Daiwaハリアー80×2 SHIMANOEXPRIDE 1711XH×1)、そのうち2本にDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lをセットしてます。
残りの2本は固定してないのですが、主にシマノ・13メタニウムか16メタニウムMGLのXG(エクストラハイギヤ)をセットしてますが、ちょっと勿体ないんですよね。
というのも、自分の場合クラッチをまったく切らないので、スプール回転などリールの基本的な性能はあまり関係ないんです。
ただし、重要視してる事として、エクストラハイギヤであること、パーミングの時に手が馴染む事などがあります。
そういう意味では今度のバンタムMGLは結構コンパクトでエクストラハイギヤの設定があり、なおかつ価格的にもそこまで高くないなら、使ってみたいと思ってしまいますね。
ベイトフィネス用リールとして使えるのか
次にベイトフィネスにバンタムMGLを使う事を想像して見ます。
亀山ダムでベイトフィネスをする場合、自分の場合6.3フィートクラスのショートロッドを使う事が前提になります。
そうなると、リールの重量は重くない方がショートロッドとのバランスは良いんですよね。
自分は現在ベイトフィネス用のショートロッドを何本か試してるのですが、一番使うのがワイルドサイドのWSC63Mにシマノ12アルデバランBFSか、アブ・レボLTX BF8の組み合わせ。
この二つのリールはとても軽く、特にレボの方は買った当時業界最軽量とされてたくらいです。
それを200gオーバーのリールに代えるのはちょっと無理があるでしょうか(汗っ。
まあ、そもそもスプールがベイトフィネス対応では無いですしね。
今後もしベイトフィネススプールがリリースされたとしても、ベイトフィネスに使うのは無いかな、という感じですね、さすがに。
ビッグベイト用14スコーピオンとバンタムMGL
ここは完全に射程内かと思われます。ビッグベイト用リール=剛性、みたいなイメージありありですからね(笑。
自分的にはビッグベイトをそこまで使いこんだ事がないのですが、イメージで言うと巻き抵抗はそこまで無いように思います。
マグナムクランクのような、リールのたわみが気になってしまうほどのゴリ巻きってビッグベイトではしないのではないでしょうか。
いや、マグナムクランクも巻いた事ないですが(爆。
ビッグベイトにも色々ありますが、一番リールに負荷がかかるのは、やはりキャストの時でしょう。
そうなると、やはりソリッドコアと呼ばれる一体成型ボディーが威力を発揮すると思われます。
自分は現在ビッグベイトにはシマノ14スコーピオンを使ってますが、よりコンパクトで剛性が高いリールがあるとなれば、ぜひ試してみたいところですね。
亀山ダムは意外とビッグベイトを使う人が多いので、今期はフィールドでバンタムMGL×ビッグベイトを使ってる人を見るかもしれません。
カケヅカ的まとめ
ギヤ比が充実しているバンタムMGLの使いどころとしては、
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ローギヤで抵抗の大きなルアーの巻物
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ハイギヤまたはエクストラハイギヤでカバー撃ち
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ノーマルギヤまたはハイギヤでの巻物(リザーバー)
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ルアーに重量があるビッグベイト
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ベイトフィネスには向かない(重量とスプール溝の問題)
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ただし、カスタムスプール次第では小型プラグの巻物はありかも。
という感じでしょうか。
これらの釣りに全部同じ形のリールを使う事で、持ち替えた時の感触の違いを最小限にとどめる事ができるのかも知れません。
まあ、釣りが変われば感触は全然変わるし、使い馴れたリールが一番手に馴染んでるんですけどね(笑。
個人的なシュミレーションとしてシマノ・バンタムMGLをすべての釣りに使った場合を想像してみましたが、釣りによっては最適とはいかないものもあるようです。
それでも間違いなく最低1~2台は買うと思います。
バンタムMGLのインプレ報告がネット上に飛び交うと思いますが、自分もその1人に加わる事でしょう(笑。
ではでは。