亀山ダムに通って20年以上になります。
そしてカバーテキサスの釣りは10数年前から本格的?にやり始めたんですよ。
途中釣りブランクはありましたが、それなりの数をカバーで釣ってきたはずなんです。
その中で、思えば一度もフックを飲まれた事がないんですよね。
今回はそれについて考えてみたいと思います。
中層のワームは食べやすい?
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
先日「バイトがあった時にフッキングしないとどうなる?」という記事の中で、バイトがあってもフッキングしないで、どのくらいの時間咥えてるか実験してみる的な事を書いたんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/what-happens-if-i-do-not-hook-up/”]それに対して、あまり長くフッキングしないと飲まれるので気をつけましょう、的なご意見を頂いたんですよ。
バスをむやみに傷付けるつもりはないので、そのご意見については真摯に受け止めるとして。
でも考えてみたら、過去にカバーの中層で釣ったバスに一度も飲まれた記憶がないんです。
これに対しても別にご意見を頂きました。
@kakedukaSS @Holybell8615 宙ぶらりんだとパクっといけるけど、ズル引きだと吸い込まなきゃ口に入らないからですかねぇ
— ふじ (@zz62so) 2017年1月11日
それについては自分も感じてたんですが、中層の一点シェイクの場合、バスがルアー(ワームリグ)を食べやすいのではないか、と。
ボトムのズル引きは食べにくい?
話は過去に遡りますが、昔霞ヶ浦の浚渫でゲーリーのジャンボグラブのテキサスリグをズル引きするのが流行った時期があったんですよ。
その時は自分もかなり良い思いをさせてもらいました。
でも、その釣りは中々フッキングが難しかったんですよね。
シンカーは1/4オンスでラインはフロロの12か14ポンド。
ロッドは6.6フィートのMHクラスでした。
で、キャスト後にフォールさせて、そのままズルズルとボトムを引いてくるだけという。
これが良く釣れたんですが、また良く飲まれたんですよ。
バイトがあってから結構ラインを送るので、飲まれやすい釣りではありました。
でも今考えると、ラインを送る事よりもバスがルアーを食いにくかったのかもしれません。
ボトムを這うようなものを食べる時は、まわりの水ごと大きく吸い込まなければならないでしょうからね。
それで口の奥までルアーが入りやすかったのかもしれませんね。
楽に食わせる方法
バスがルアーをバックリと食った時は、その釣りがハマってる可能性が高いと言いますよね。
でも亀山ダムのカバーで中層の釣りをしていて、ルアーを喉の奥まで飲まれた事がないとう事は、その釣りはイマイチなんでしょうか?
その部分についての見解は難しいものがありますが、自分はそうではないと考えてます。
カバーの中層にあるルアーを食いやすいというのは絶対あると思うのですが。
それにプラスして、カバー、特に濃いカバーの中で食うバスは安心してると思うんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6980/”]身を寄せるカバーがあるおかげで、外敵(鵜とか)から襲われる心配が少ないので、目の前にあるルアーをためらいなく食うというか。
もしもそこに陣取ってる良いサイズのヤツだったら、他のバスと競争して食うという事もないだろうから、完全に居食いなんだと思うんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/kameyama-flip/”]つまりバスにとっては楽に食えるもの、という感じなんだと思うんですよ。
逃げるエサを演出
自分がカバーでバイトがあった時は、あまり即アワセをしません。
ポンバクみたいな時はフッキングしてしまいますが、違和感だけの時は微妙にラインを張る感じにして様子を見ます。
よく、「聞いてみる」という表現を使いますが、まさにそんな感じでしょうか。
その時の水中をイメージすると、バスがエサ(ワーム)を咥えた状態で、エサが逃げようとするのを演出してやる感じですかね。
バスってエサが弱ったタイミングで、食いなおすじゃないですか?
それをさせないというか(笑。
咥えたまま反転してくれるのが理想的ですね。
まあ失敗してワームを離してしまう事もありますが、上手くやれば勝手に一番良い部分にフックが刺さってくれますね。
自分がカバーで釣ったバスにフックを飲まれた事が無いのは、そんなイメージでやってるのが関係してるのかもしれません(笑。
ついでに言うと、カバーで釣ったバスを死なせた事も一度もありませんよ。
だから何だ、と言われたらそれまでですが(笑。
記事の話題とは逸れるかもしれませんが、
今から20年ほど前にバスを飼っていた事があったんですよ。
大きくなると活きエサのザリガニなどあげたりするんですが、
一度でゴックンとは食べなかったですね。
口の中に含んで暫くモグモグしたあとに吐き出して、
また捕まえて口の中に含んでモグモグして吐き出して。
大体3〜5回繰り返した後にようやくゴックンする感じです。
おそらく、獲物を弱らせる目的と哺乳動物で言う咀嚼に似たような事をしているのではないかと…。
鳥類が捕まえた魚を枝に打ち付けて柔らかくするような行動ですかね…。
もしかしたら食べる前に遊んでるとか。
ネコ科動物はやりますよね。
バスを飼育していた上で得たバス釣りに役立つのかわからないどーでもいい情報を…。
ザリガニはバスにとって好物らしいのですがハサミ部分は食べないです。
どうやっているのか毎回器用にハサミ部分だけ食べ残してました。
美味しくないのか消化管に引っ掛かるから嫌なのか…。
あとは、一ヶ月の間に3〜5日程度、餌を全く食べない期間がありました。
雑魚などの活きエサがその間ずーっと水槽の中で生き延びてます。
その時のバスはなんとなくぼけーっとしてるようで元気が無いようにも見えました。
寝てるのかな〜みたいな。
一尾しか飼っていなかったので全てのバスに同時に訪れるものなのか、
その個体のみの現象なのかはわかりません…。
ただ思うのは概ねのバスがほぼ同時にその現象になるのだとしたら…
トーナメンターには恐ろしい現象でしょうね(笑)
自分ももっと色々試してみたらおもしろかったと思うんですよね(笑。当時は子供だったので、エサの調達には苦労しました。食べるのは一瞬でしたしね。ザリガニを入れた事はなかったです。本当に爪を残すんですね。
生き物の観察はおもしろいですよね。今となっては飼えないですが…。
他に飼ってて驚いた事は成長スピードの早さですよ。
養殖環境ってことも影響あるのでしょうが
15cm程度から数ヶ月で35cm程度にまでなりますからね。
あっちゅー間に水槽が小さくなって
最終的には外で、でっかい衣装ケースに水入れて飼ってました。