ベイトタックルオンリーだと強気とか、ライトリグしかやらないと弱気とか。
この辺の考え方には色々ありますが、自分は30ポンドラインを使ったフリッピングは弱気だと思ってます。
ギャンブル性は無いですからね(笑。
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運任せは強気
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
亀山ダムのヘビーなカバーを撃ってると、捨てられたラインゴミを良く目にします。太いラインから細いラインまで色々ですが、やけに細いラインがあったりしてビックリする事があるんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/08/how-to-collect-garbage-lines/”]「なんて強気な人なんだろう」、と思ってしまうのですが、それって一般的な感覚で言うと逆らしいです(笑。
普通は太くて強いラインで攻める方が強気と言われるようですが、自分の中ではラインブレイクをしないラインセレクトの方が弱気だと思ってました。
おそらく細いラインの方が色んなサイズから返答があるでしょうから、釣りをしていて楽しいという事があるのはわかります。
でも、もしもある程度のサイズのバスが食ってきたら、その魚を獲るためには運が必要ですよね。
「いやぁ、ギャンブラーだなぁ、強気だなぁ」、と思ってしまうんです。
ギルや小バスを食う大型バス
亀山ダムでもシーズン中には良く見るのですが、小バスやギルが大型のバスに追われてるんですよ。
なのでライトリグで小バスやギルを掛けると、タイミングが良ければ?デカバスを拝む事ができる時もあるでしょう。
で、カバーにライトリグを入れるとやはりデカバスがその小バスやギルに襲いかかるんでしょうね。
最初は小バスなのかギルなのか、ラインに気を使いながらファイトするんですけど、ある時突然強烈な引きに変わって、なすすべなくブレイクしちゃった経験ってないですか?
あれってカバーの中で掛けた小さい魚がデカバスに襲われてるんですよ。自分も過去に何回か経験あります(苦笑。
亀山ダムでは6月くらいから良く見られる現象ですね。ガンタレルが効き始めるのがこの頃です。
デカバス狙いのライトリグ
カバーにライトリグを入れて、それに小さな小バスやギルが食ってきたとして、さらにその小さなヤツをデカバスが食う訳ですが、ヘビーカバーの場合まず100%デカバスはキャッチできないでしょうね。
だってライトラインですし、フックも華奢でしょうから。100回かけて100回キャッチできないですよ。
それぐらい意味の無い事です。
もしもタフな状況で何でも良いから一本釣りたかったら、素直にミミズでも付けた方が早いでしょうね。
まあ、トーナメンターの人は絶対やらないですけど(笑。
ナイロン30ポンドでフリップ
デカバスがかかって少々カバーに擦れても、少なくともラインブレイクはしたくないんですよね。だからナイロンの30ポンドを使ってます。
フロロカーボンなら20ポンド以上を使えばラインブレイクの可能性はかなり減るでしょうか。自分がナイロンにしてるのはラインの裁きやすさ優先のためですけどね。
PEラインはカバーにラインを持たせた時に糸鳴りがして好きではないです。それが釣課に関係あるのかどうかわかりませんが(笑。
とにかく少々ラフなファイトをしても切れないという安心感が欲しくて太くて強いラインを使うんですよね。
だから弱気だと思ってしまうんです。いや、この場合の弱気は全然良いと思ってますけど(個人の感じ方の問題ですね…)。
さいごに
釣った感をマックスで得たいなら、好きな釣りをやり通して狙い通りの一本を獲るのが最高に気持ち良いです。
そんな自分は今期よくデコってるんですが、だからこそ狙って釣った魚には価値を感じます。
べつにライトリグとかストロングスタイルとか関係なく、楽しく釣りをするのが一番ですが、最初からキャッチ出来そうもないシステムでアプローチするのはストレスが溜まりませんかね。
ヘビーカバーにライトリグを入れる釣りは狙いと違う魚が、狙いと違う食い方で掛かります。そして100%キャッチできない。
だったら小バスやギルのアタリは最初から放棄して、デカバス狙いのルアーを入れた方が楽しくないですか。
強制はできないですが、もしもどうしてもライトリグでカバーを攻めたいなら、せめてブレイクしたラインやルアーは極力回収する努力をして欲しいものです。
根拠の無い強気な攻めはフィールドに無駄にゴミを残すだけですからね。
それでは。