以前エスケープリトルツインにはオフセットフックの1番が良い、という話をしました。
前回書いた記事を読んでもらうとその理由がわかると思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/escape-little-twin-hook/”]
今回はさらに掘り下げてそのメリットを説明したいと思います。
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#1というフックサイズ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
ちなみにタイトルにある1番というのはフックの番手の事です(笑。
当然お分かりかと思いますが、タイトルにすると変でしたね(笑。
自分が付けたタイトルを後から見てチョッとおかしくなりました。
それは良いとして、ワームとフックの関係について書きたいと思います。
根がかり対策だった
元々エスケープリトルツインには2/0番を使っていたという事は前の記事で書いてます。
それが今では1番が良いという事に落ち着いた訳ですが。
理由は前の記事を読んでもらうとして、なぜ1番を使う事になったのか?というと。
元は根がかり対策だったんですよ。
キツいカバーに入れた後、回収時にワームからフックポイントが出てしまうんです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5465/”]
これをいちいち直すのが面倒で小さい番手に落としたのがキッカケでした。
フックの形状も関係する事なんですが。
キロフックハイパーの場合は2/0番をセットするとフックポイントがボディーに薄く刺さるんですよ。
これがフッキングが良いと思って気に入ってたんですけどね。
でもカバーから回収してフックポイントが一度出てしまうと、ワームが裂けて使えなくなってしまうんです。
「まだ全然使えるのにもったいないなぁ」と思ってたんですよ。
そこでフックの番手を落としてみたらフックポイントがワームに深く埋まるので裂けにくくなったんですね。
その時はフッキングの事よりもストレスなくカバーを撃てる事を優先したんです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3574/”]
プラクティス対策
試合のプラクティスでなるべく魚を触らないようにフックを曲げたりしてました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2015/09/post-132/”]
でもパドル部分をちぎられたりしてワームを取り替えるたびにフックを曲げるのはもったいないな、と。
去年までエスケープリトルツインには2/0がベストだと信じてたので。
番手を二つ落とせばフッキングしないだろう、と。
普段食いが悪い時は1/0までは下げる事がありました。
でもフッキングは2/0の方が良かったんですよ。
だから、そこからさらに一つ落とせばもっとフッキングが悪いだろうと思ったんですよね。
それが運の悪い?事に全くフッキングに問題がなかったんです(笑。
むしろ2/0よりもフッキングが良くなったように感じました。
その時は意味がわかりませんでしたね。
ワームの素材と形状
「フックの番手を落とすとワーム自体の動きは良くなりますが、フッキングは悪くなる」、とういのが定説。
なのになぜフックを小さくしてフッキングが良くなるのか?
自分が出した答えはエスケープリトルツインの素材にありました。
この事に気づいてる人が何人いるかわかりませんが。
通常のエスケープツインとエスケープリトルツインでは素材が違います。
これが非常に重要。
成分を調べたわけではないですが、あきらかにそうなんです。
エスケープリトルツインは素材が粘っこいというか、柔らかいんですよ。
ボディー全体がクネクネと良く動くんです。
エスケープツインがキビキビならエスケープリトルツインはクネクネ。
わかりますかね?(汗っ。
2/0ではフックの下のパドル部しかクネクネしてないという事が言いたいのですよ(笑。
それを1番にすることでワーム全体がクネクネと良く動くようになった、と。
ちなみにビッグエスケープツインはエスケープリトルツインと同じ素材だと思われます。
つまりエスケープツインだけが違う素材なんですね。
2/0フックを使ってたのは単にワームの大きさに合わせてチョイスしてただけでした。
それまで一番フッキングが良いと思っていた2/0番が一番効率が悪かったんです。
実際にそれで結構釣ってましたが、ワームの耐久性は非常に悪かったんですよね。
この時はおそらくエスケープリトルツインの本来の動きを殺してしまってましたね。
バスの吸い込みも悪く、ワームの動きも悪い。
これを1/0にしても大して変わらなかったんだと思います。
1番にしてはじめてそのメリットを実感できたんですよ。
まあ、偶然発見したんですけどね(汗っ。
ベストなセレクト
これが2番でもダメだし、1/0でもイマイチという。
エスケープリトルツインには1番がベストマッチです。
単純にワームの大きさしか見てなかったらワーム本来の動きを見落としてしまうという
良い例ですね。
最初は単純に「何か良く釣れるようになったなぁ」、くらいに思ってたんですよ。
で、あるとき水中の枝にリグを持たせてシェイクしてるとワームの動きがすごく良かったんです。
少しの動作でもワームがしっかり動いてて。
この時から見えるところでエスケープリトルツインをシェイクして動きを確かめてました。
ためしに2/0にもどしたら、全然動いてませんでしたね(笑。
食うところが見えたりもしましたが、やはりパーツだけちぎれてしまったり。
バスの食い方が全然違うんですよ。
これにはビックリしました。
動かし方に関係あり
この手のホグ系ワームはフックで動きが全然変わりますよね。
当たり前なんですが、意外と勘違いしてる事も多いと思いますよ。
フックの番手だけじゃなく、メーカの違いや形状の違いでもワームの動きは違ってきます。
エスケープリトルツイン自体が良く釣れるワームなのは間違いありません。
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これだけロングセラーなのは釣れる証拠ですよね。
でもあまりメディアで詳しく解説されてないように思います。
じつはもっとスゴイセッティングがあるのかも。
エスケープリトルツインに限らず、手持ちのワームをもっと研究して本来の性能を発揮させてやりたいですね。
[…] ● 続【エスケープリトルツイン】のフックは1番が良い理由 […]