エスケープリトルツインのフックは1番が良い理由

亀山湖でカバーテキサスをやる場合に自分が最も多用するのがエスケープリトルツインです。

 

その際に合わせるフックはDECOYキロフックハイパーの1番という事を以前書きました。

 

ショートバイト時のワームの身切れを防ぐ意味合いなんですが、それだけではないんです。

 

今回はワームとフックの関係を自分なりの視点でお話したいと思います。

 

 

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フックでアクションが変わる

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

エスケープリトルツインに限った話ではないですが、フックを小さくするほどワームの動きは良くなります。

 

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ワッキーリグはその典型ですよね、ダウンショットにしてマスバリちょん掛けにすれば、どんなワームも良い動きになってしまいます(笑。

 

ただここでは亀山湖のカバーでテキサスをやる前提でお話しますので。

 

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【テキサスリグ】シンカーを重くするほど微妙なバイトがわかる理屈とは

2017年6月4日

 

さてワームフックを小さくすると言ってもどこまで小さくできるのか、というのが問題ですよね。

 

エスケープリトルツインで言えばやはりオフセットフックの1番がベストです。

 

↓左が2/0番、右が1番

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↑ワームの動きが全然違います

 

↓そしてバスに引っ張られた時

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↑ちぎれやすいのはどちらか

 

2番でもいけなくはないかな。でもさすがにフッキングが悪すぎますね。

 

ワームの動きも別のものになってしまいます。

 

その場合はタックルのバランスから見直す事になるでしょう。

 

少なくともフリッピングロッドに30ポンドラインでは釣りにならないですね。

 

フックが伸びないのが条件

 

今までエスケープリトルツインのテキサスでフックが伸びた事はありません。

 

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でもフリッピングロッドに30ポンドの組み合わせでカバーを釣る場合。

 

フッキングからランディングまで相当フックに負荷がかかりますよね。

 

これはフックの強度の問題だけではないんですよ。

 

フックの形状やフックの掛かりどころに大きく関係します

 

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極端な話、フックが曲がってなくてただの真っ直ぐな鉄の針金だったら何百キロでも持ち上げられます。

 

どんな釣り針も必ずU字型をしてる訳ですが、それが強度低下の原因です。

 

という事はフックポイントに(先端の尖った部分)一番負荷がかかりやすい訳です。

 

↓こんな事になると

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↑一番良くない状態

 

U字の底、懐部分まで刺さってしまえばまず伸ばされる事はありません。

 

↓こうなると安心

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↑まず伸びたり折れたりはしません

 

それをアングラーがどこまでコントロールできるか、がパワーフィッシングのキモとも言える訳ですね。

 

フックポイント命

 

結構フックポイントが甘いまま釣りしてる人がいるんです。

 

鬼フッキングすればポイント甘くても貫通するでしょ」。

 

と思ってるとしたらフリッパー失格でしょうね。

 

それ、フッキングの時点でフック伸びてますよ

 

バスの口って硬いんです。

 

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その硬い部分にポイントが甘くなったフックが刺さらずにスベッてたとしたら?

 

無理やりフッキングして運よく掛かったとしても貫通してないでしょう。

 

そうなるとフックポイントにすべての負荷がかかり伸びるか折れるかになります

 

自分も長年やってきて、こうゆう経験を多くしてきました。

 

使い古しのフックを使ってポイントが甘いままよくバラしてました。

 

フックが古いから折れたり伸びたりするんだと思ってたんですよね

 

違うんですよ、ポイントが甘い事がすべての原因だったんです

 

今ではフックポイントはかなりマメにチェックします。

 

試合の時は新しいフックをもったいぶらずに使います。

 

それはとっておいて、後で研いで使いますから。

 

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フックを深く刺すには

 

ではフックを深く刺すにはどうしたら良いでしょうか。

 

これは当然ですが、バスの口の中にルアーがないとダメですよね。

 

そしてバスが口を閉じてないと良い場所にフッキングしないんです。

 

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これは大事な要素ですよ。

 

そうゆう訳で自分の場合は即合わせはしません。

 

以前、「カツオの一本釣りのように」という事を書きましたが、それと相反するように思われるでしょうか?

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2015/12/post-1285/”]

 

でも「ポンバク」の場合はすでに深くルアーを加えてしかも口を閉じてるんですよ。

 

「ポンバク」って、絶対フッキングミスはしませんから。

 

落ちてくるエサをわかってて待ちうけてる訳ですからね。

 

向こう合わせの場合はかなり深くフッキングしてるんですよ。

 

なんせ甘噛みではなく、いきなりもっていかれますからね。

 

それがロングディスタンスではバスに主導権を握られて潜られて苦労するんですよ

 

木化け枝化けするのはそうゆう時ですね。

 

ちなみにそうゆう時は慌てずにラインをゆるめてカバーの真上から引き上げると結構出せます。

 

話が逸れてすみません(笑。

 

さて、深いフッキングですがこれはバスにルアーを完全にくわえさせないと成立しません。

 

そして何よりフックポイントを常に鋭くキープしておく事です。

 

初期かかりの際にフックが立ってれば後はテンションを加えればフックは勝手に深く刺さっていきます。

 

その時バスの口に入ったワームがどの位置でフックが立つのかそれが大事なんですよね。

 

良い場所に掛かればフックのサイズが小さくても伸ばされたり折れたりしません。

 

むしろ小さいフックの方が口に入りやすいので一番力の掛けやすい位置でホールドしやすいんですよね。

 

軸の太さは大事ですけど、フック自体の大きさは1番がベストです。

 

これはもう少し続けて書いてみたいと思います。

 

まだまだキモがありますからね。

 

 

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4 件のコメント

  • 何度でも復活するワーム補修のコツ | KAKEDZUKA.com_R へ返信する コメントをキャンセル

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