なんだかんだ5年落ちのSHIMANO12アルデバランBFSですが、自分の中ではバリバリの現役ベイトフィネスリールです。
使い勝手は最新型に負けてないと思ってます(笑。
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Daiwa・SHIMANO対決
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
ベイトフィネスってここ10年くらいの間に出てきた新?ジャンルだと思うんですが、釣りブランクがあった自分はまったく知らなかったんですよ。
今の仕事を始めてから最初に手がけたベイトフィネスリールがSHIMANO09ALDEBRAN Mgで、そのすぐ後に12ALDEBRANBFSを買ったんですよね。
このときベイトフィネスと言えばDaiwaのSS AIRやT3などの方が評価が高かったように思うのは自分だけでしょうか(笑。
でもSHIMANO好きな自分にはDaiwaという選択肢はありませんでした。
まあ、じつはベイトフィネスにほとんど興味がなかったのは内緒ですが(笑。
マグネットブレーキの壁
ベイトフィネスにおいてDaiwa製リールの評価が高かった(自分の想像ですが)のは、やはりブレーキシステムの違いが大きいと思うんですよね。
その当時はDaiwa=マグネットブレーキ、SHIMANO=SVS(遠心ブレーキ)という構図でしたから。
それから数年でリール開発は進化を遂げ、ついにSHIMANO製リールにもマグネット方式が搭載されました。
それが16ALDEBRAN BFSから採用されたFTB(フィネスチューンブレーキシステム)です。
ここを境にSHIMANOリールのベイトフィネスモデルにはすべてこのFTBが採用され、それより前のリールに採用されていたSVSは完全に廃止されてしまった訳です(ベイトフィネス以外のモデルにはFTBは搭載されてませんが)。
2017年モデルとして登場した17スコーピオンBFSも投げてみましたが、値段を考えるとコスパは非常に良いと感じましたし。
そうなると、16アルデバランを境に、それ以前のリールはベイトフィネス失格の烙印を押されてしまったのでしょうか。
リールカスタムの妙
仕事柄いろんなリールを使う機会がある自分ですが、もちろん最新のSHIMANOベイトフィネスリールも一通り使ってみた訳です(そこまで回数使ってませんが(汗っ)。
中でも17カルカッタコンクエストBFS HGのキャスタビリティーはすばらしく、自分のホームレイクの亀山ダムで使うには非の打ち所がないほどです。
ただし琵琶湖をホームにするDeeePSTREAMさんのインプレッションでは、使い勝手による違いを書かれてますので、17カルカッタコンクエストに興味のある方は一読する事をおすすめします。
しかし最新型のリールがすばらしいと素直に?認める反面、今の手持ちの12アルデバランBFSから乗り換えようとは全く思わないんですよね。
その理由はぶっちゃけ最新型のリールよりの使いやすいから、というのが明確にあるからです。
いや、感じ方は人それぞれなんですが、そこはノーマルではなく、職権乱用でフルカスタムしてるから、というのがあるからです(笑。
車やパソコンに通じるものがあると思っていて、型落ちのリールの方が情報も多いしカスタムパーツも充実してるんですよね。
自分好みの一台
ノーマルで比べたら間違いなく最新型のリールはすばらしいと思うんですよ。
それはSHIMANOに限らず、Daiwa・アルファスAIRやabu revo ltx bf8などはかなりの人気機種になってます。
でもモデルチェンジが激しい現在のリール事情を考えると、新しいモデルが出るたびに買い換えるのは中々難しいじゃないですか。
それは経済的な事もありますが、良い感じで使い慣れてきた機種を、特にダメージが無いのに買い換える必要を感じないというのが大きいかな、と。
特にこの手の繊細なリールは使い手が手を入れているケースも多々ありますよね。
それが型落ちの機種なら尚更で、自分の12アルデバランBFSなどはこれ以上無いくらいカスタムしてしまってますから(笑。
この年代のSHIMANOリールをマグネット仕様にしてる時点でノーマルの面影は無いですし(笑。
ブレーキの数からハンドルの長さ、ドレスアップパーツの好みなど、完全に世界にひとつしかない自分専用機なんですよね。
カケヅカ的まとめ
ここまで型落ちリールでもカスタム次第では最新型に負けない、というような事を書いてきました。
その上であえて言っておきたいのは、結局道具は思い入れが一番大事なんじゃないかという事です。
自分の使いたいルアーを投げるために色々とセッティングして、手をかけた道具だからこそ釣れる気がしてくるんじゃないでしょうか。
最後は精神論になってしまって申し訳ないのですが、やはり後悔があるのが一番良くないと思います。
自分の周りでも、「手放したリールの方が現行モデルよりも使いやすかった」と言う話は良く耳にしますからね。
自分は今の12アルデバランBFSに思い入れがあるし、これで魚を釣ってきたので、これが自分にとって最高のベイトフィネス機だと思える訳ですね。
まあこの先とんでもない革命的な機構が出てきた時は乗り換えるかもしれませんが、もうオールマイティーなベイトフィネス機は頭打ちな気がしますけど(笑。
なのでまだまだ今の機種を使い込んでいく予定です。
さて、いつまで現役で使えるのかな。
そんなお話でした。
終わります。
12アルデバランBFS カスタムスペック
スプール:Avail Microcast Spool ALD1224R (溝深さ2.4mm)
ブレーキ: Microcast Brake ALD1224K (マグネットブレーキユニット マグネット4個)
スタードラグ: アルデバランBFS用スタードラグ RED
ハンドル: オフセットハンドル 85mm BLK
クラッチ: HEDGEHOG STUDIO ジュラルミンクラッチ
ベアリング: HEDGEHOG STUDIO AIR BFS
他: サイドカバーキャップ/ハンドルノブキャップ/ハンドルロックナット/リテーナー
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