新規パーツ製作のためにお預かりしているスコーピオンBFですが、我慢できずに亀山湖で使ってみました(笑。
正直それほど期待してなかったのですが、意外と?使いやすかったです。
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今回は巻きに使用
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回スコーピオンBFSを使うプランは小型プラグ用を想定しました。
先にあるH-1グランプリ亀山湖も睨んでる訳ですが、まあこのリールを使う事は無いと思ってたんですけどね。
しかし意外と言っては何ですが、結構使いやすかったです。
カタログスペック
一応あらためてカタログスペックを紹介しておきましょう。
SHIMANO スコーピオン BFS[Scorpion BFS]XG
ギヤ比:8.2(ノーマルは6.3)
最大ドラグ力:3.5Kg
自重:165g
スプール寸法:32mm径/22mm幅
フロロ糸巻量:8lb-45m
ハンドル長:42mm
ベアリング数:7×S(ステンレス?)A-RB ローラー×1
本体価格:35000円
これが現在アマゾンでの実売価格で26000円前後になってますね。
SHIMANOのベイトフィネス上位機種である16アルデバラン BFS XGが実売価格で約32000円ですから、単純比較で6000円の差をどう判断するか。
ほどぼどに軽量で、グラスのショートロッドに合わせるには丁度良い感じですよね。
17カルカッタコンクエストBFSでは重いし、16アルデバランBFSではグラスロッドには軽すぎる、その中間という位置づけでしょうか。
正直この価格差だったらわざわざスコーピオンBFSを買う意味は無いと思ったのですが、実際に使ってみてその考えはグラついてます(笑。
巻いてみた感想
今回使用したのはXGというエクストラハイギヤモデルでした。
まず朝イチはバジンクランク(OSP)からスタート。
この日の亀山湖は一日不安定な天候という事で、釣りにとっては絶好のコンディション。
まずは表層系をやりたくなるのは釣り人の性ですよね(笑。
今回はSHIMANOエクスプライド163ML-Gにセットして使ったんですが、もう一本同じゾディアス166ML-Gにはバズベイトをセットして、表層サーチ系からスタートした感じでした。
そのゾディアスには14カルカッタコンクエスト101をセットしてたのですが、これがローギヤモデルなので、バズベイトには非常に相性が悪かったんですよ(笑。
やはり表層サーチ系ルアーには巻きものとは言ってもハイギヤもしくはエクストラハイギヤモデルが快適ですね。
その意味では今回のスコーピオンBFS XGは非常に快適にサーチルアーを巻く事ができました。
でもこの時点では上位機種のアルデバランより優れた点は見つからないという感じでしたが。
違和感がない
朝から降り続く雨に期待マックスでスタートしたこの日でしたが、意外とシブくて魚からの反応は皆無でした。
結果的に表層ルアーではバイトすら得られなかったのですが、そのおかげで一定時間集中して投げる事ができたんですよね(笑。
まだ完全に使いこなしてる訳ではないですが、このリールに関して特別良い部分は見つかりませんでした。
でも、逆に絶対的にダメな部分もありません。
以前少しだけ16アルデバランを使った事があるのですが、その時の印象はかなりピーキーだと思ったんですよね。
まあ使用してるルアーも違ったし、状況も全然違ってるんですけど。
その時は確かムシ系ルアーだったのですが、ベイトフィネスと言う事で軽量ルアーを使ってたんだと思います。
正直あまり使いやすいとは思わなかったんですよね。
いや、タックルのバランスが合ってなかったのかもしれませんが(汗っ。
それに比べると今回のスコーピオンBFS XGでバジンクランクを投げた感じの方が違和感はなかったです。
まあバジンクランクのカタログスペックは10gですから、そこまで軽量ルアーという訳でも無いですけどね。
カケヅカ的まとめ
思いっきり主観的な意見ですが、このリールをベイトフィネス用として考えなければ楽しいかもしれません。
例えば今回の亀山湖のようにロクマルが出るとは言え、アベレージは35cmくらいのフィールドではリールの剛性をそこまで必要としません。
抵抗の大きいルアーを一日巻き続けるような環境だとわからないですが、自分的には気持ちよく小型プラグを投げるには丁度良いと感じました。
ベイトフィネス用だからといって、超軽量ルアーでなければいけない訳ではないですからね。
スプールが軽量で、マグネットブレーキ採用の構造(FTB-フィネスチューンブレーキシステム)ですから、適度な重さのルアーを気持ちよく投げた方がリールの性能を体感できるように思います。
まあ、ロッドとのマッチングを吟味して、PEラインをセレクトすれば超軽量ルアーも操作できるんでしょうけど、とてもシビアなセッティングが要求されるでしょう。
それは後々詰めていけば良いので、その前に普通に表層系小型プラグやミノー・シャッド・それからやや重量のあるノーシンカー(バックスライド系)をやるのに適してると思います。
つまりある程度潰しが利く、中級レベルのお手ごろ価格ベイトフィネスリールと言った位置づけでしょうか。
なんか適当な逃げ文句になってしまいましたが、特に悪い部分を感じなかったのは事実です。
このリールを買って大怪我をするという事は無いと思います。
そんな感じのインプレでした。
おわります。
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