本日はチャプター房総2017第二戦の前日プラクティスで亀山湖入りしてます。
試合前につきプラクティスの内容は伏せまして、本日テストした14カルカッタコンクエスト101のAvailマイクロキャストスプール・マグネットブレーキ仕様のファーストインプレッションについて書かせて頂きます。
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17カルカッタコンクエストBFSと比べて
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
約二ヶ月ぶりの亀山湖になります(笑。
季節は進んで現在五月も半ば、バスフィッシングのベストシーズンにはいりましたね。
さて今回の釣行はチャプター房総2017第二戦の前日プラクティスなんですが、ここまで買ったり新たに投入したりしたタックルのインプレも兼ねてるんですよね。
まあ久々の亀山湖、久々の釣行という事もあり、ろくにインプレになってないんですけどね(汗っ。
それでも一応自分なりに少しは使ってみたので順を追って書いていきたいと思います。
今回のテストの趣旨としては、【SHIMANO 17カルカッタコンクエストBFS HG】の投げ心地を14カルカッタコンクエスト101で再現できるのか?というもの。
Availさんから提供頂いたマイクロキャストスプールが、なんとマグネットブレーキ非対応だという事に気づかずに結論を出してしまった気でいた訳ですが(汗っ。
Avail営業ON田さんにキツいお叱りを受け、マグネットブレーキ対応スプールにて再度インプレをして来た訳です。
14カルカッタコンクエスト101で5gシャッドはキャストできたのか
結論から申し上げますと、14カルカッタコンクエスト101にAvailマイクロキャストスプール&マグネットブレーキシステムの導入で5gシャッドはキャスト可能でした。
セッティングについてはロッドとのマッチングの問題が大事で、今回は手持ちのSHIMANOゾディアス166ML-G(グラスロッド)にセットしたのですが、まずまず良好なキャストフィールだったと言っておきます。
ただし、それでも17カルカッタコンクエストBFSのベイトフィネスに特化したキャストフィールを超えたか?、と言われると難しいところです。
商売的なコメントを言うならば、「そりゃあもう、スンバらしい投げ心地!」とか言っておけば良いのかもしれません(笑。
しかしここはリールカスタムパーツを作る事を生業としているAvailさんのプライドをかけて、いい加減な事は言えません!
ハッキリ言って、14カルカッタコンクエスト101をどんなにベイトフィネス寄りにカスタムしても、17カルカッタコンクエストBFSの32mm径のスプールが14カルカッタコンクエスト101の36mm径のスプールで再現できるものではありません。
Availさんごめんなさい。
でも嘘はつけません。
これがファーストインプレッションの正直な感想です。
14カルコン-マグネットブレーキシステムの恩恵
しかししかし、だからと言って14カルカッタコンクエスト101で5gのシャッドが全然投げられないのか?、と言うと、決してそんな事はなく。
今回提供してもらったマグネットブレーキ対応スプールの場合、初速の立ち上がりと高回転時のブレーキの効き具合は素晴らしいものがありました。
あくまでも17カルカッタコンクエストBFSに比べてキャストフィールは落ちる、という事であって、単品でのキャストフィールはかなり高次元にあると感じました。
ぶっちゃけ、14カルカッタコンクエスト101で5gシャッドは投げられます。
そしてそれより上、8gクラスのシャッドならそれなりに気持ち良く投げる事ができました。
軽量スプールによる立ち上がりの早さ、そして高回転時のブレーキの効き具合。
17カルカッタコンクエストBFSと比べなければすばらしいキャストフィールを得られました。
14カルカッタコンクエストのボリュームゾーン
リールには活躍するボリュームゾーンというものがありますよね。
14カルカッタコンクエスト101を無理に17カルカッタコンクエストBFSに近づけても、その分他の良い部分が死んでしまう事も考えられます。
やはり14カルカッタコンクエスト101はある程度重量のあるルアーを気持ちよく投げて巻くための専用機です。
もともと自分が「14カルカッタコンクエスト101のスプールとブレーキを換えると17カルカッタコンクエストBFSのキャストフィールに近づくのではないか?」、と考えた事が発端です。
自分の素朴な疑問から始まった今回の問題ですが、とりあえず一応の結論は出たかと思います。
本来のボリュームゾーンを殺してまでリールの味付けを買えるのは違うのかもしれない、という事ですね。
あの有名ブロガーさんも15カルコンをテストしていた
ここからは加筆部分になりますが、今回自分が疑問に思った事をDeeePSTREAMのKenDさんもテストされてました。
DeeePSTREAMと言えば硬派なハードベイター枠?筆頭ですから、自分のような巻き偏差値3しかないヤツよりもずっと綿密なテスト内容になってると思われます。
[blogcard url=”http://deeepstream.com/2017/08/14/avail/”]まあ同じHEDGEHOG STUDIO繋がりではありますが、自分はAvailさんから直接提供してもらってるので、企画が重なったのは単なる偶然でした(笑。
そしてKenDさんの方は広大な土地柄を生かしたダイナミックなテスト内容を動画でも公開されてます。
そしてAvailのスプール搭載15カルカッタコンクエストHGと17カルカッタコンクエストBFS HGの軽量ルアーキャビプレスタビリティー比較ですが。
結果は同じ17カルカッタコンクエストBFS HGに軍配という事で一致してます。
しかしいずれにせよ確かに言えるのは、「コンクエストBFSのレスポンスには敵わない」・・・。
非常に残念ながら、”FTB”を採用した新開発の32mmスプールは、現在のところ無敵に近いと言って良いでしょう。
そして、そこまで軽量ルアーでなければマグネットブレーキシステムを導入した14(15)カルカッタコンクエスト101でも十分イケるという見解で良いと思います。
そのあたりのKenDさんなりの見解についても一読されるのが良いと思います。
カケヅカ的まとめ
そんな訳で今回の結論としては、軽量ルアーを気持ちよく投げて巻くには、現在のところの究極は17カルカッタコンクエストBFS HGという事です。
しかもノーマル状態での完成度は気味が悪いほど高いと言っておきます(苦笑。
ただし、「軽量プラグのキャスタビリティーに限っては」、という事であって、バスフィッシングにおいて普通にスピニングタックルで使ってた小型プラグ類には使えるものも多いと思います。
たとえばHUシゃッド60SP(HIDEUP/7g)などは気持ちよくキャストできました。
まあ懐の事情を色々考えて、自分の使用頻度なら専用タックルを用意した方が良いのかどうかを検討してもらえればと思います。
これ自分だったらどうかな?、と考えた時。
まあ09ALDEBRANがあるので、とりあえずいらないかな(笑。
そんな感じの記事でした。
終わります。