2016モデルの
REVO LTX-BF8用クラッチの
デザインが決定しました。
今回のデザインについては
多方面から要望やご意見を
頂きました。
しかし、最後はやはり自分の
拘りというか、わがままで
決めてしまいました。
ピンホール

大きさの違う3個の穴を
円弧ラインに空けてみました。
今回はこれでいこうと思います。
たくさん肉抜きすれば
軽量化にはなりますが、
それだと使用感は悪くなります。
やはりクラッチは触った時の
滑らかな感じが
欲しいんですよ。
なのでスプールに近い位置は
特に手を加えてません。
せっかく幅をギリまで広げて
スプールに近づけたのですから
感触は大事にしたかった。
派手なブランキングを
期待してもらった方には
申し訳ありません。

4.7グラム
色々デザインして実際に
削ってもみました。
当然たくさん肉抜きした方が
軽くなる訳です。
でもノーマルが樹脂製ですから
ジュラルミンでそれより軽くは
できないですよね。
ちなみにノーマルのクラッチは
ビスを入れて1.5グラム。

対してカスタムクラッチは
ビスだけで0.6グラム。
プラス本体重量です。
例えばまったく肉抜きしてない
ファーストプロトの場合で
6.9グラム。

ビスを入れると7.5グラムですね。
これだとちょっと重量感ありますかね。
ここから裏側を大きく
肉抜きというか、
削り落としました。

で、ブランキング一箇所だと
単体重量が4.1グラム。

ブランキング+Φ3のピンホールで
3.6グラム。

このくらいなら体感では
わからないレベルなんですけどね。
でも今回は軽さより
質感を取りました。
チョッと重い?4.7グラム
今回決定したピンホールの
デザイン。

ブランキング一箇所のヤツと
ほぼ一緒の4.1グラムで
落ち着きました。
ビスも入れて4.7グラムは
ちょっと重い感じでしょうかね。
でも4.7-1.5=3.2グラム増
って体感でわかりますかね?

まあ、それは軽い方が良い、
という人もいるでしょう。
でも世の中には希有な方もいて、
「軽すぎるリールを少し重くしたい」
という要望が実際に何件かあるんです。
そうゆう意味では、
このクラッチでは軽すぎるのかも
しれませんけどね(笑。
とにかく、今回のクラッチは
このデザインでこの重さに
決定しました。
自分の拘りに共鳴してくれる
少数派の方、宜しくお願いします。
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