【レンタルボートで落水】上がる時は必ず船尾から!

これまで亀山湖に通ってきて何人か落水した人を見ましたが、中には乗船の仕方を間違ってる方がいました。

 

二次三次災害になる前に、落水からの乗船の基本をしっかりと覚えておきたいですね。

 

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危険と隣り合わせの遊び

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

先日サブイズムさんでも取り上げてましたが、ライフジャケットを付けないなど危機意識が薄い人が多いようです。

[blogcard url=”http://sabuism.com/2017/05/24/kameyama-moral-about-fishing/”]

 

これからの時期は水に落ちた段階ではいきなり体温低下という事にはならないから大丈夫」と思ってる方、全然甘いです。

 

亀山湖の水中に放置してあるラインをナメてもらっては困りますよ(笑。

 

先日の釣行でも同船者のクランクが根がかったのは、楽に16ポンドはあろうかと言うフロロカーボンラインで、その長さは軽く数メートルありましたから。

 

亀山湖5月31日 捨てライン

 

そしてそれは残念な事に湖全域に絡まってる訳です。

 

その時は手では引っ張り切れずタオルに巻いて無理やり引っ張りましたが、もしも落水時にそれが足にでも絡もうものなら…。

 

衣服を着た状態で落水したら、まずまともに泳ぐ事もできないまま、最悪窒息してしまうでしょう。

 

そういう危険と隣合わせの遊びだという事を良く肝に銘じて欲しいと思います。

 

これは偽善で言ってるのではなく、この先自分が楽しく亀山湖で釣りを続けたい、これ以上釣り禁止エリアが増えて欲しくないという気持ちで書いてます。

 

落水で死者が出てしまったら、亀山湖だって釣り禁止になりかねません

 

ライフジャケットを付けていれば、少なくとも落水時に体は浮いてくれますから。

 

助かる確立が全然違いますからね。

 

酸欠 窒息

 

 

落水例その1 ダイバー型

 

さて、ここからはライフジャケットを着用している前提でお話させてもらいます。

 

これまでも亀山湖や他の湖で落水した人を何人か見てきました。

 

一番冷やっとしたのは三月上旬の雪が降っている時に落水した人を見た時でしたね。

 

その日はボート屋のローカルトーナメントで、自分も参戦してました。

 

その試合中に、試合と関係ないと思われる一般の方が見えるところで落水したんです。

 

とっさに近づいて救助しようとしたのですが、その人は自力でボートに這い上がってそのままボート屋まで帰っていきました。

 

その人はライフジャケットを着てましたし、なによりも乗船の仕方を心得てましたね。

 

それは必ず船尾から上がるという事です。

 

ただその人の落ち方は、ハンドエレキで自分も船の最後尾に乗って釣りをしてたんですよね。

 

その時バッテリーも最後尾に置いてたようでした。

 

バッテリー2発

おそらくこんな感じかと↑

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/battery-electric-shock-insulation/”]

 

見ていたら船の船首がすごく上がって、次の瞬間ダイバーのように背中から落水してしまいました。

 

船がかなり傾いたのにビックリしたのを覚えてます。

無事に船に上がったその人はバッテリーを船の真ん中に移動させてましたから、船のバランスも大事だと思い知らされた事件でした。

 

ちなみにその方は着替えて再び出船したとの事(笑。

 

ファイター過ぎますね。

 

落水例その2 エレキハイバイパス型

 

これは自分も常に気を付けてる事です。

 

エレキが知らないうちにハイバイパス(エレキがマックスパワー)になっていて、何気なくフットコンを踏んだら急激に船の向きが変わってバランスを崩し落水、というパターン。

 

エレキハイバイパス

 

自分は幸い今まで落水まではなりませんでしたが、ハイバイパスになってる事に気づかないで踏んでしまった事は数知れず(汗っ。

 

下手すると日に一回はヒヤッとしてます。

 

キャリアだけは長い自分ですが、それでも毎回ヒヤッとする事はありますから、エレキの操船はくれぐれも注意を怠らないようにしたいですよね。

 

特にレンタルボートにハイパワーエレキをセットしている方は要注意です。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/high-power-electric-merit-demerit/”]

 

自分は大丈夫、と思ってるといつか痛い目に合いますよ。

 

いやいや、自分(筆者)も言ってるだけじゃなくて、釣行のたびに気をつけるようにします。

 

もしも落ちた際は慌てずに船の最後尾から上がるようにしたいですね。

 

チャプター房総2017開幕戦プラクティス_134253 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/when-a-beginner-first-uses-a-rolling-motor/”]

ラダーが付いてると足を掛けやすいかもしれないですね。

 

さいごに

 

レンタルボートで釣りをするのは大型のバスボートなどでやるのとは勝手が違います。

 

レンタルボート落水危険 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/05/high-deck-rental-boat/”]

 

 

小さいとは言え、船自体は数百Kgの自重があるそうですから、もしもひっくり返ったら自力でもとに戻すのはまず無理ですよね。

 

船がひっくり返るなんてある訳ないでしょ」、と思うかもしれません。

 

でも落水した人が船の横から上がろうとして、船の横から水が入ってひっくり返る事はあるそうです。

 

それだけ船の横から上がろうとするのは危険なんですよね。

 

落水した時は慌てずに船の後ろにまわり、必ず船尾から上がるようにしましょう。

 

落水時の対処法などを詳しく解説した記事が並木敏成オフィシャルサイトから見れるようになってました。

 

釣りにおける安全の確保について

 

さすが世界のT・NAMIKI。

 

そんな訳で落水した時はとにかく慌てない事ですね。

 

最後にまた繰り返しますが、落水後の乗船は船尾からです。

 

おわります。

 

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