亀山湖に夏が来ると沖に向かって倒れた竹などの下にバスが付くようになります。
結構沖でボイルしてたりしますが、水面から見えないこうした竹などが絡んでる事が多いんですよ。
でもそこでフリッピングしてる人は見た事ないですね(笑。
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房総チャプター2016第4戦
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回のチャプター房総第4戦では水がクリアだったのでその竹が良く見えました。
そして枝っぷりの良い竹の先端から根元に向かってフリップを繰り返しながら反応を見たんです。
そうしたら、水深に関係なく枝の濃い部分では反応があったんですよね。
水深12mでフリッピング
先日公開した亀山湖でフリッピングしてキロフィッシュを釣るシーンの失敗バージョンです(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-kiro-fish/”]
自撮りなのに緊張してバラシを連発してしまった中の一つです。
岸に近く見えますが、これでも岸から結構離れてる場所なんですよ。
ボートポジションで水深12mくらいありましたからね。
動画を見てもらうとわかりますが、ほんとにすぐ近くにフリップしてるのがわかると思います。
これが超接近戦です(笑。実際にこんな距離感でやってます。
でも自分とバスとは距離的5~6mくらい空いてる事になりますよね。
カバーの釣りでこれだけ距離が空いてれば実際はそれほど接近してる事にはならないですよね。
シェイクからステイ
動画の釣りを解説しますと、5/16オンスシンカーを使ったテキサスリグの中層シェイクです。
この日は結構風があったのですが、それが接近戦には好都合でバスの警戒心を消してくれます。
ただしエレキの操船は難易度が上がるので慎重に近づかなければいけないですけどね。
そして釣り方のキモについて前にも記事にしました。
シェイクからのステイで食わせのタイミングを作ってやるという事です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-4172/”]
今回の動画ではうまくそのあたりが収録できました。
これでバラしてなければ完璧だったんですが(笑。
こうして自分が映ってる動画を見るとちゃんと無意識にやってますね。
いつ釣れるかわからない中でよく出来てました。
立派立派(笑。
水中のカバーを利用するバス
水深が10m以上ある場所でそのカバーにテキサスをフリップする意味ですが。
以前にカバーに入りこむバスは弱い固体だという事にふれました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-7316/”]
では今回釣れたバスは弱い固体でしょうか?
実はまったく違う狙い方、というか考え方で狙ったバスなんです。
この場所はカバーの下に十分なスペースがある訳です。
十分どころかバスにとってはとてつもなく広いスペースが逆に安全である訳です。
亀山湖のようなメジャーレイクではバスの逃げ場は沖の深いところなんですよ。
これは桟橋のバスを観察してるとわかります。
何もないところにプカっと浮いて何かのタイミングで岸に向かってフィーディングをします。
それ以外の時はただ浮いていて、人がチョッカイを出すとスっと沈んで違うところからまた浮いてくる、という。
こうゆうバスはカバーに入り込んだりはしないと考えてます。
そうではなく、水中のカバーに付くエサを狙ってカバーの外から見てるのだと推測します。
それがギルなのか小バスなのか。あるいはカメなのか(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-4575/”]
どうねらう?
カバーに入ってはいないバスをカバーテキサスで狙う意味は?というと。
それはやはりカバーに依存してるベイトを演出してやる事です。
ここでハードルアーをカバーにコンタクトさせてやる方法で狙うのも良いですが。
勝負が早いようで、実は効率が悪いですよね。
根がかりを回避しながら見えないカバーに対して性格なキャストスキルが要求されるし。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/02/post-2474/”]
ここではフリップが正解、というかフリップ場な訳ですよ。
人の気配にバスが気づいていても下にいくらでも逃げ場があるからそれほどナーバスにはなってないんですね。
カバーのど真ん中入れたテキサスにリグったベイトがカバーの下から出てくると。
あるいはカバーの中でベイトが踊っていたら、興味を示す訳です。
そして食い気があればすぐに食ってくるし。
シェイクで誘っっておいてステイを混ぜながら誘い続けて口を使わせるという。
半径5m以内の気配
このブログで何度か言ってますが、フリッピングで大切な事は間合いです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3943/”]
バスが自分のベイトに口を使う距離感を体に染みこませておく事。
簡単に言うと、「このくらいの距離なら食う」みたいな。
逆に、「これ以上近づくと食わない」という距離感も大事です。
ハッキリと数字で表すのは難しいですが、5mでしょうね。
5m離れればバスは口を使ってきます。
それ以内でも食う時はあるし、5m離れれば必ずバイトする訳でもありませんよ、もちろん。
そしてこの5mは三次元で考えましょう。
水深を含めた5mです。
つまりバーチカルにルアーを落として水深5m下のバスが食う事を想像してください。
これもバスとの距離5mです。
半径5mという事です。
そうゆう間合いを体に覚えさせておけば色々と基準になって便利ですから。
自分の体をうまく使う
熟練の巻物師の体の使い方は非常に参考になりますよ。
エレキの操船もそうですが、体をうまく使って距離をとります。
例えばキャスト後のラインさばき。
杭を巻くようにキャストして、逆の手でメンディングして利き手に持ち替えてリーリング、という具合に。
これフリッピングも一緒です。
ラインの出具合は体を使う事で数10センチは変わってきます。
1mくらいは調整できるはず。
利き手を目一杯伸ばして落とした後に逆の手に持ち替えて落としてやる。
水面ギリギリに落としたルアーが持ち替える事で1mくらい沈める事ができます。
1mは大きいですよね、特にカバーテキサスの場合は。
ピッチングをやる場合の間合いというのもあるでしょう。
でもラインを出さないフリッピングだからこそ精度の高い間合いを生かせるんですよね。
風やキャストの距離でラインの出る量がイチイチ変わってしまうと精度をだすのが難しくなります。
自分としては今の釣りをピッチングでやると怖いですよ(笑。
ラインがどのくらい出てるのかわからなくなってしまいますから。
フリッピングでラインの量を完璧に見切って初めてピッチングの距離感がわかると思います。
水深があるからこそ、ラインの出る量は制限する。
釣り掘りの棚の取り方にチョッと似てるかも(笑。
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