KDW年末セール出品予定品3番目はメンテナンスプロパックライトになります。
リールメンテナンスをする時に必要なドライバーや専用ツールを1パックにして専用スタンドに立てて使ってもらう商品となります。
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メンテナンスプロパックとは
こんにちは、かけづかです。
212/22日から開催されるKDWオンラインショップ年末セールに出品する商品を紹介するシリーズ第3段は『リールメンテナンスプロパックライト』です。
こちらは既にご自分のリールのセルフメンテナンスをされてる方はもちろん、初めてリールをバラしてみたいと思ってる方向けに最低限必要なツール類をひとまとめにしたものです。
そのツール類を立てられるツールスタンドとセットにして販売するのがメンテナンスプロパックライトになります。
その内訳は、
●WERA製ドライバー(+-各一本)
●トラストレンチ(ベイトリールのハンドルロックナットを回す専用ツール)
●ベアリングチェックツールPRO(ベアリングのゴリ感などをチェックするための専用ツール)
●ハンドルノブキャップリムーバー(ハンドルノブキャップやベアリングを外すための専用ツール)
●専用ツールスタンド(上記ツールを立てるための専用スタンド 注:オイルは付属しません)
となってます。
メンテナンス専用ツールの重要性 ドライバー
自分は仕事柄ベイトリールの分解・組み立てをする事が多いのですが、その時に気をつけなければいけない事の一つはネジの頭を舐めてしまう事です。
これをやってしまう原因の多くはサイズの合ってないドライバーを使ってる事が凄く多いと感じてます。
フォロワーさんやユーザーさんから「ドライバーはどのサイズを使えば良いですか?」とか「どこのメーカーのドライバーが良いですか?」と良く聞かれるのですが、ぶっちゃけサイズが合ってればメーカーは関係ないと思います。
極端な話、100円ショップのドライバーでもサイズさえ合ってれば一回緩めて締めるだけなら問題ないかもしれません。
でも自分は100円ショップのドライバーは使いません。自分のリールを何度もバラして組み上げてを繰り返すには耐久性が信頼できないから。
なので自分がオススメするドライバー類の中で、最も使用頻度の高いプラスとマイナスのドライバー2本をパックにしました。
商品名がプロパックとなってますが、メンテナンスを仕事にしてる方はもっと沢山の種類のドライバーを揃えてる訳です。そのプロの人に近づく第一歩として専用のドライバーを使ってもらえたら良いのかなと思い、商品名をプロパックとしています。
まあリールメンテに使うWERA製マイクロドライバーは1000円以下で買えるものがほとんどですから、そこまで高額ではないです。
今後セルフメンテナンスで何度もバラして組み直す事を考えたら、主要なサイズはちゃんとしたもので揃えておいた方が良いと思いますよ。
メンテナンス専用ツールの重要性 トラストレンチ
ベイトリールの分解手順で必ず行うのがハンドルを外す事。ここはセルフメンテナンスの最初の関門かもしれません。
メインギヤが入っている本体ボディーを開けるためにはまずハンドルを外す必要がありますよね。そのハンドルを固定しているナットを外す時に、市販のレンチを使うとクリアランスが大きすぎてナットを傷付けてしまう事があります。
そのための専用ツールがHEDGEHOG STUDIO社製トラストレンチです。現行トラストレンチはOEMでKDWが製作しています(カケヅカがデザインしました)。
販売はHEDGEHOG STUDIOなのですが、メンテナンスプロパックとして販売するにあたり、HEDGEHOG STUDIOから了承を得てKDWオンラインショップで販売する事になりました。
何度も緩めたり締めたりする箇所なので、専用ツールがあると無駄に傷がつかなくて良いですよ。
メンテナンス専用ツールの重要性 ベアリングチェックツールPRO
リールには必ずボールベアリングが組み込まれてる訳ですが、その回転や違和感をチェックするための専用ツールがHEDGEHOG STUDIO製ベアリングチェックツールPROです。
メンテナンスプロパックライトにはこちらのベアリングチェックツールPROも一本付属されてます。
使い方は簡単で、外したベアリングをタケノコ状の部分の合うサイズの部分に挿して回転をチェックするだけ。
これが割り箸やピンセットなどでやるとイマイチわかりにくかったりするのですが、ピッタリサイズに作ってある専用ツールなら微妙な違和感も感じやすいです。
ゴリ感やジャリ感があったらそのまま洗浄してやれば良いでしょう。
オイルを挿す時もベアリング全体に馴染ませるのがやりやすいです。
メンテナンス専用ツールの重要性 ハンドルノブキャップリムーバー
続いてハンドルノブキャップリムーバーです。これは読んだそのまんまで、ハンドルノブキャップを外すための専用ツールになります。
そうは言ってもハンドルノブキャプだけではなく、奥まったベアリングを外したりする時にも重宝するんですよね。
リールメンテナンスをする時には指では取りにくい箇所にあるパーツも多いので、一本あると作業が捗ります。
ぜひ一家に一本(笑。
ちなみに現在もものはバージョン2で、旧作では先端のフックを永久固定の接着剤で留めてたのですが、今のものは2部品にしてフックをカシメてあります。物理的に抜けないようになってるので、かなり力を入れても大丈夫ですので安心して使っていただけますよ。
メンテナンス専用ツールの重要性 専用ツールスタンド
最後は専用ツールスタンドですが、ここまで紹介したツール類を纏めて立てておけるようにジュラルミンの塊から削り出したものになります。
名称はツールスタンドですが、元々メンテナンスの時に使うオイルボトルを立てておけるように作りました。
市販のオイルボトルを倒してデスクの上が大惨事になった経験は自分だけではないと思いますがw、オイルボトルがすっぽり収まるスタンドを作って欲しいという声を形にしたものです。
どうせならオイルだけじゃなく、メンテで使うツール類も一緒に立てられたら便利かなと思い、自分が普段愛用しているドライバー類や専用ツールを一つのスタンドに纏められるようにしてみました。
じつはツールスタンドという商品には他にも種類があるのですが、今回ご紹介するスタンドはそれのライト版という位置づけです。
オイルも付属してませんので、そこはお好きなメーカーのサイズのあうボトルを購入して頂き、ドライバーも順に揃えてもらえれば良いと思います。
まずはセルフメンテナンスへの取っ掛かりという事で、メンテナンスプロパック”ライト”とさせて頂きました。
リールメンテナンスに興味があるけど、道具はどれを使ったら良いかわからないという方、ぜひチェックしてみてください。
もちろん既にご自分でバリバリメンテしてる方にもオススメです。
宜しくお願いします。