続・【レンタルボートの釣り】は動作を小さくするだけで釣れるという話

前回に引き続き、レンタルボートでのバスフィッシングはこじんまりw釣る方が良いというお話です。

 

今回はフリッピングを交えた釣り方のお話です。

 

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接近戦

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

前回はレンタルボートなどの小さい船では動作をゆっくりと小さくすれば魚が釣れる、という事を書きました。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/it-works-small-and-quietly/”]

 

ただしこれは接近戦というか、カバーに近づいて釣る事を想定したお話です。

 

なので割りとロングキャストの巻物などでは感覚は違うものになります。

 

しかし亀山湖などのリザーバーでは豊富なカバーを狙う機会は多いと思われます。

 

20160907_121217

 

カバーへのアプローチとなると、あまり遠くからロングキャストで狙う事は無いですよね。

 

なので今回もカバーへのアプローチを前提にお話させてもらいます。

 

なぜフリッピングが釣れるのか

 

いきなりですが、なぜフリッピングというメソッドは釣れるのでしょうか。

 

このブログの過去記事でも散々同じ事を書いてる訳ですが、自分の亀山湖でのフリッピングは超接近戦です。

 

カバーに片手 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]

 

むしろ近づかないと釣れないとまで言い切ってしまいます(笑。

 

それには色々な理由があるのですが、ここでは動作が最小限で済むから、とさせてもらいます。

 

同じ距離をピッチングやショートキャストでも入れられますが、同じ距離が届くならフリッピングの方が釣れます。

 

フリッピングだと動作が本当に少なくて済むんですよ。

 

まずクラッチを切らなくて良いですから(笑。

 

ピッチングと比べてロッドが極端に長いので、振り子の動作だけで済むし、ハンドルも触らないですからね。

 

ある意味シューティング

 

基本的にフリッピングはボトムまでルアーを沈めません。

 

ほとんどの場合中層で勝負が決ります。

 

なのでラインはあまり出さなくて良いと考えてます。

 

8フィート近いロッドなので、ロッド一本分ぷらす左手で引き出した分の長さがあればほとんどの場合勝負できます。

 

IMG_4609 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/reservoir-flipping-arrangement/”]

 

これがもっと短いロッドでピッチングすると、バイトがあってから合わせるまでの動作に無駄が多いんですよ。

 

そしてリザーバーのフリッピングで意識してるのは自分とバスとの距離です。

 

リザーバーは水深があるので、カバーに接近しても魚が深いところにいれば、その距離は決して近すぎる事はないと考えてます。

 

イメージとしてはちょっとしたシューティングのような感じでしょうか(笑。

 

カバーの真下までバスを呼ぶ

 

コンパクトな動作とは直接関係ないかもしれませんが、亀山湖のカバーでロングシェイクして釣る時に意識してる事があります。

 

去年くらいから感じてるのですが、カバーの真下までバスを呼ぶという感覚があるんですよ。

 

亀山湖ヘビーカバー2 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/call-fish/”]

 

これには確信があって、実際に長めのシェイクでバイトが出たりするんですよね。

 

自分は必ずシンカーとフックの間にビーズを噛ませるのですが、この音がバスに気付かせるキッカケになってると思ってるんですよ。

 

近距離ピッチング&フリッピング [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/texas-rig-beads/”]

 

水深があってカバーの密度か濃かったり、水面を完全に覆ってるもの(浮きゴミとかアオミドロとか)があれば、バスの警戒心は薄いと思ってます。

 

それが水面を割ってまでは食わなくても、水面直下でしかも水中から空が見えないようなカバーの中なら食いに来てくれると信じてます(笑。

 

その際にもフリッピングが有効なんですよ。

 

それはアプローチと言うよりも、回収時の効率という事になるんですよね。

 

手返し

 

フリッピングのイメージと言えば近距離での振り子の動作が思い浮かぶと思います。

 

超接近戦 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-kiro-fish/”]

 

でもフリッピングの隠れた?メリットに回収のしやすさと手返しがあるんです。

 

ハンドルを巻いてルアーを手に持ってからもう一回送り込むより、ラインを手繰って一定水深を手際よく探った方が圧倒的に効率が良いんですよね。

 

この方法は以外と誰もが経験あるように思うんですが、オカッパリの時なんかもラインを手繰ってアプローチしてる人は良く見ます。

 

特にスピニングタックルでは効率よくショートレンジにアプローチできますよね。

 

自分がやってるのはそれと同じなんですよ。

 

ただそれを物干し竿とヒモのような太いラインでやるだけです(笑。

 

チャプター房総2017開幕戦プラクティス_100635 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/applaud-gt-r-ultra-30lbs-2/”]

 

そしてその動作は必要最小限の動きしかしてないんですよ。

 

これが不安定な船の上では非常に効果的なんですよね。

 

時短

 

不安定なスモールボートの上でなるべく正確に、そして効率よくアプローチするには動作をコンパクトにしてやる事なんです。

 

そしてそれはサーチするスピードにも影響するんですよね。

 

ヘビーカバーの水面直下1~2mだけをサーチする事に特化したスタイルがフリッピングだと思ってもらって良いです。

 

まあ超接近すれは5mくらいまでルアーを送り込めますが、それはあまりやりません。

 

それよりも魚を上まで呼んでやって、咥えさせて反転させた方がフッキングも楽ですから。

 

フッキング [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/hooking-power-loss/”]

 

なるべく水面付近で食わせた方が場を荒らさないので、少し時間を置くと次にまた釣れたりもします。

 

カバーの中で散々大暴れされて、あげくバラすというのが最悪なパターンでしょうね(笑。

 

フリッピングなら最小限の動作で抜き上げられますから、それもレンタルボートには向いてると言えます。

 

自分にとってフリッピングはフィネス以上にフィネスな釣りなんですよね。

 

スモールボート×リザーバー×フリッピング=釣れる、という事で間違いないです(笑。

 

騙されたと思っておためしあれ。

 

終わります。

 

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