超接近戦において
凄まじい戦闘力を誇る武器。
この世に三つあると言われている
伝説の名刀。
地獄の底からどんなモンスターも
引きずり出すと言われるそのパワー。
一つを剛刀・ジャングルスティック
遥か天空より獲物を狙う
金色の羽根を冠する荒鷲。
一つを鋭刀フリッピンスティック
そして
垂直離着陸戦闘爆撃機
またの名を猛禽チュウヒ。
一つを速刀ハリアー80
使い手を選ぶと言われる
これらの長刀を従えて
目の前の獲物と対峙するハンター。
人はそれを「フリッパー」と呼ぶ。
由来
またまたおふざけが
過ぎましたかね(笑。
チョッと妄想癖があるもんで。
それにしても、
二本目のハリアーが手元に来てから
超テンション高いです。
これで今まで以上に
無茶苦茶使えますね(笑。
さて、本題ですが。
垂直離着陸戦闘爆撃機
とは良く言ったものです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/harrier80/”]
ハリアーの英訳が
猛禽類のチュウヒという
鳥の事だと書きました。
猛禽の中で唯一
垂直に飛び上がる事が
できるのだとか。
そして「エリア88」世代の
自分としては戦闘機のハリアーも
もちろん知ってました。
垂直離着陸戦闘爆撃機。
どちらかと言うと
ハリアーという名前はそっちから
取ったのかと思ってましたが。
それにしても
フリッピングの動作が
垂直離着陸そのものですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3926/”]
ヘタすればカバーの真上から
ロッドを上げ下げして
バスを抜き上げる訳ですから。
そして以前にも書いてますが。
なるべくカバーの真上近くから
ルアーを送り込む事で
結果釣れるんです。
スタックしにくいし、
魚がかかってもカバーから
出しやすいんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5465/”]
これはより長いロッドが
有利に働きますからね。
フリッピングロッドの独壇場です。
まさに
垂直離着陸戦闘爆撃機。
フリッピングロッドいろいろ
ハリアー以外のロッドを
いろいろ試したわけでは
ないのですが。
ショップで触ったり、
持たせてもらったりした
感想を何となく書いておきます。
他のロッドと決定的に違うのが
キャストのフィーリングよりも
プレゼンテーションのしやすさが
このロッドの良し悪しを決めます。
なので、
特にこのジャンルのロッドは
実際にフィールドで
カバーに打ち込んでみないと
ほとんど何もわかりません。
ここでは持った感じだけの
ナンチャッテな感想になります。
フェンウィック・フリッピンスティック
まず伝統のフェンウィックから
ゴールデンウイングの
フリッピンスティック。
(現在の最高峰は
スーパーテクナシリーズに
あるようですが)
ところでこの
「フリッピンスティック」
という名前ですが。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2015/12/post-1345/”]
確か商標登録されていて
フェンウィックだけのもの
らしいです。
今はどうかわかりませんが、
フェンウィック社以外のメーカーは
「Flippin’ Stik」と言う名前を
使ってませんよね。
今あるすべてのフリッピングロッドは
フェンウィックのフリッピンスティックを
模したものだと言われてます。
このあたりについては
別の機会に書いてみたいと
思います。
ノリーズ・ジャングルスティック
使い手を選ぶという意味では
まさにこのジャングルスティックは
その通りでしょう。
これをまともに一日振るには
筋トレ必至でしょうね(笑。
このロッドのコンセプトは
ビッグフィッシュを獲る為、
という田辺哲男イズムそのもの。
氏の著書を読みましたが、
その中で、
「フリッピングロッドなくして
ビッグフィッシュは語れない」
とまで言ってます。
フィールドで使った事はありませんが、
ハッキリ言って重い。
そして意外と柔らかいのが
印象的でしたね。
ルアーにアクションをつけたり
するようなチャラチャラした
釣りは全く想定してない、
みたいな。
「トルク重視でノセ重視。
軽くはないが釣れるロッド」、
という事を書かれてました。
一つ確実に言える事は
自分にはまともに振れない
剛竿だという事です(笑。
TD BATTLER LIMITED HARRIER80
さてさて、最後に我が右腕
ハリアー80です。
このロッドの最大の特徴は
何と言ってもその軽さです。
そしてこの長さにしては
めずらしいファーストテーパー。
ティップからベリー、
そしてバットにかけて
順に曲がっていくテーパー。
長尺ロッドになるほど、
大体ファーストテーパーに
見えるんですが。
それにしてもこのハリアーは
まるでショートロッドに近い感覚で
ルアーにアクションをつけられる
変り種ですね。
自分は一般的な中肉中背で、
特別リストが強いという事もなく。
他のフリッピングロッドだったら
これほど一日振り続けるのは
とても無理でしょう。
ましてやカバーの中層で
シェイクするとなると、
重いロッドではやり切れないですね。
そこはハリアーの独壇場でしょう(笑。
まあ、
非力な自分の場合はそうですが、
昔野球やってたとかゆう人なら
他のロッドでも振れるでしょうね。
使い分け
フィールドで使った事がないので
あくまで参考までに(笑。
亀山湖のようなリザーバーで
カバーテキサスをやるなら、
ハリアーが絶対良いです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-4172/”]
あとは腕力に自信が無い人。
基本的にフリッピングは
振り込んだ後は両手で
操作するものですけどね。
おそらく琵琶湖のような
ウィードマットにパンチングのような。
藻の中からデカバスを
引きずり出すような釣りには
トルクのあるジャングルスティックが
良いのかもしれません。
とにかくパワー重視の釣りなら
ジャングルスティックかと。
そしてフェンウィック・
フリッピンスティックは
まさにフリッピングに特化した
専用モデルでしょうね。
重量はハリアーよりやや重い。
ハリアー80が130gに対して
現在のスーパーテクナで
140g(ハリアーより6インチ短い)
となってます。
(ちなみにジャングルスティックが
7f6inで218gとなってます)
ただし
フリッピングロッド自体が
パワーフィッシングに特化してるので。
どのロッドでもできない状況は
無いでしょうけど。
という訳で、
「男子たるもの
フリッピングロッドを握れ」
という事です。
[…] 今でも、KAKEDZUKA.comさんはハリアーを愛用してるみたいですね。最近になって、新品も手に入ったとか。 […]
はじめまして。
アツキと申します。
たまたまバスロッドを探していてハリヤー80の記事をみつけてしまいました。
初めて同じロッドを使用している方を見つけてテンションが上がってしまいました。
相談なのですが、最近1番バット側のガイドとグリップエンドを無くしてしまいました。
使用用途は琵琶湖おかっぱりでの巻き物系~ヘビキャロ等です。
かなり気に入っていた竿なので修理したいのですが、ガイドはともかくグリップエンドって修復できるのでしょうか。
コメントありがとうございます。ロッドの修理に関しては全く知識がないのでわかりませんが、結構前のロッドなので完全に元通りにはならないかと。特にグリップエンドはシリアルナンバーが入ってるので、修理は無理だと思いますよ。ロッドの修理を受けてくれるプロショップさんで補修してもらうのが良いかもしれませんね。