先日の亀山ダム合宿で使ったスピニングリールについて思った事ですが、巻物をやるならスピニングリールも重量あった方がバランス良いと感じたんです。
春の巻きシャッドで感じた事。
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スピニングタックルがMyテーマ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今期はシーズン通してスピニングタックルをスキルアップさせるのがマイテーマとなっておりますが、春の巻きシャッドもその一つでした。
そこで率直に感じた事なんですが、スピニングリールで巻物をやる時には重いリールがやりやすいです。
先日の房総チャプター開幕戦では試合も合わせて都合4日連続で亀山ダムに浮いたのですが、まったく魚に触ってないので偉そうな事は何も言えないのですが(泣。
ただ、逆にあまり得意ではないからこそ、一からステップアップする過程をリアルに紹介できると思ってたりします。
自分と同じように巻きシャッドを経験した事が無い方に、少しでも参考になれば良いし、自分自身の備忘録にもなりますからね。
巻きシャッドにはロングロッド×PEライン
そんな巻きシャッドですが、見よう見まねプラス知人のスーパーロコに聞きまくり、なんとか基本タックルを聞き出して実践してる最中です。
軽いシャッドをなるべく遠投したいという事で、基本的には亀山ダム名物「ハイシーズンの表層ボイル撃ち」と同じセッティングをイメージしてみました。
ロッドは手持ちで一番長い6.9フィート、リールは2500番台のローギヤ、それに細いPEラインのセッティング。ここはベイトタックルの巻物と考え方が共通してると言えるでしょうか。
一つ違う事があるとしたら、トゥイッチなどを入れる場合に比べて、結構早く巻くシャッドの場合は重量のあるリールの方が安定感があって良いという事です。
細かいロッド操作が必要な場合はロングロッドでも軽いリールが良いですが、一定の速度で早巻きする場合、ローギヤで自重のあるスピニングリールは安心感ありますね。
SHIMANOツインパワー2500S
さて、先日4日間にわたって釣り込んで(デコったけど)みて感触の良かったリールが[SHIMANOツインパワー2500S]でした。
じつはHEDGEHOGSTUDIOからの(長期)レンタル品なのですが、当初はその剛性感からパワーフィネスに使うつもりでした。
しかしながら、パワーフィネスは基本的にロッドを立てて釣りをする事が多く、しかもピッチングでアプローチする事が殆どなんです。
そうなると重いリールは軽いルアーを扱う上でやりにくいんですよね。
なのでHEDGEHOGSTUDIOに返却しようかと思ってたところに、試しに巻きシャッドに使ってみたら思いのほか快適で。
現状スピニングタックルでの巻物に、これ以上の適正のリールは見つからないくらいですね。ある意味ステラより巻きに向いてるかも知れません。
そのくらい感触が良いです。
Daiwa18フリームスLT2500S-XH
最近のインプレッションで一番驚いたスピニングリールかもしれないDaiwa18フリームス。このリールでインプレ記事一本書きたいと思ったくらいです。
でもまあ、自分的に巻きはSHIMANOツインパワー一択なので、今後巻き物用に18フリームスを買う事は無い(18カルディア予約中だし)という判断で、今回はちょこっとだけ。
HEDGEHOGSTUDIOからのレンタルで使わせてもらったのですが、実売一万円台のリールとは思えないシルキーさにビックリでした。
市場価格が安い理由として、リールの本体重量(205g)が重めという事が上げられると思うのですが、巻き物に関してはその重さは逆にバランスが良いんです。
特にシャッドなどのスモールプラグで使うロングロッドには少し重いリールの方が相性が良いですね。
何度も言いますが、手元が安定して巻きやすいと言うのはベイトタックルと同様かと。
キャストに関しても、ロングロッドの遠心力に対して手元に重心があるので振り抜けが良いです。
これはSHIMANOストラディックCi4+2500S(185gノーマルギヤ)や17コンプレックスCi4+C2500S F4HG(180gハイギヤ)と現場で使い比べた自分の実感。
そして去年の話ですが、同じDaiwaの17セオリー2506HDaiwaの17セオリー2506Hも使ってみて、それでも今回の18フリームスの方が”しっくり”きました(すべて同じロッド)。
「価格が高くて軽量のリールが無条件に良い」、とは限らないという事を体感しましたね(苦笑。
バットガイドとの相性
今回の巻きシャッドには色んなリールを試した訳ですが、ではロッドは何を使っていたのか?
それがDaiwaブラックレーベルのBL691ULFSと言う、もうカタログには載ってない番手のスピニングロッドです。またしても禁断のメーカーミックスになってしまいますが(笑。
じつはこれもHEDGEHOGSTUDIOからのレンタルで、ライブリグにはシャッキリ感が無く、パワーフィネスには軟らか過ぎて全然適応しないと言うモデル。
これまで出しどころに困ってたロッドだったのですが、去年あたりから自己評価急上昇中という(笑。
長さとテーパーアクションが巻きシャッドに良い感じなのですが、加えてバットガイド(リールに一番近い位置にあるガイド)が一昔前のデカさなので、通常の2500番リールのスプール径と相性が非常に良い感じがするんですよね。
PEライン使用なので関係ないのかもしれませんが、フィーリング的な部分では気持ちよいと感じます(個人の感覚ですが)。
このロッドですが、メチャメチャ軽いという訳でもないので、200g以下の小型スピニングリールを組み合わせても違和感があるんですよね。
巻きシャッドはロッドを立てて繊細な操作をする訳ではないので、本体重量よりも長さとテーパーを重視した方がやりやすいです。
そうなると適度に重さがあるスプール径の大きめなリールがマッチするというのが今の自分の結論ですね。
カケヅカ的まとめ
そんな訳で、亀山ダムの春にシャッドを巻いてみた自分が出したベストタックルですが、
ロッド:DaiwaブラックレーベルBL691ULFS
リール:SHIMANOツインパワー2500S(ノーマルギヤ)
ライン:PEライン0.4~0.6
ルアー:ソウルシャッド・HUシャッドなど
リールに関してはDaiwa18フリームスも良かったです。ただし、長期的に使った場合の耐久性や信頼性はツインパワーになってしまうと思うんですよね。
もちろん定期的に買い替えたり、マメにオーバーホールしたりする前提でローエンドリールを使うのはアリだと思いました。巻き心地は本当にシルキーでしたから。
でもスピニングリールをマメにメンテナンスできるほどの知識を持った人って多くないですよね。自分もまったくスピニングリールの知識ないので、オーバーホールはまだまだ無理です(泣。
ならば買うときは高いですが、耐久性や信頼性の高いモデルを最初から使った方が良いのかも知れません。
ただ、一台のリールをそこまで使い込む人ばかりではないでしょうし、サブ機的な意味合いなら断然18フリームスクラスがおススメです。
どちらにしても、スピニングタックルでの巻物には適度に重量があるリールとの相性が良いのは間違いないと思います。
よく吟味して自分にあった機種を組み合わせてみては如何でしょうか。
では。