凄くしょうもない事を書きます。
ここ数日色々あって頭グチャグチャだったんですが、やはり書く事で脳内を整理したいと思ってキーボードを叩く事にしました。
愚痴ります。
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親と揉めた1日
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
今日は凄く良い天気の中、地元足立区の荒川土手にプチ逃避行してきました(笑。数年に1回ぐらいのペースでこんな日があります。
じつは今の商売を始めてからずっと親との価値観に悩んできまして、ちょっとした事がキッカケで自分がキレてしまったんですよね。
そのちょっとした事というのは、新築で建てた自宅謙工場の壁や地べたに穴を空けたがる事。自分は工場に汚い穴が空くのが耐えられないんです。
まあそれは単なる価値観の違いなんですが、その穴を空ける理由がどうも気に入らないんですよ。”ご近所の人の目が気になるから”みたいな。
工場内のミストを浄化する装置がありまして、濾過した後に出てくる空気が工場に充満するのがイヤだからというのが理由でして。これでかれこれ3個めの穴なんです。
しかも穴の位置を失敗すると、そこを適当に埋めて近い別の場所に穴を空け直すという。新築で建てた工場の壁がドンドン穴だらけになっていってるんですよね。
まあそんな感じなんですが、自分的には工場内のミストなんて大した問題じゃないと思ってます。それユーザーさんには全く関係の無い話しじゃないですか。
体に有害ならマズいですが、ただの空気です。多少油分が混じってますが、ほとんど問題ないレベルです。それを音が煩いとかエアコンが汚れる(気がする)とか、自分たちの都合なんですよね。
その事で言い合いになって、好きにしてと言ったら業者を呼んで本格的に穴を空けて、その穴から出る空気の音が煩いから敷地内のコンクリートを掘り起こしてパイプを埋めて、そこにダクトを繋ぐとか、バカかと。
今コロナ騒動で経済的にも先行きどうなるかわからないのに、何を細かい事でグダグダ言っとんねん、と。
両親についてのカミングアウト
親子喧嘩レベルの事でこんな記事を書く事を心の底から恥じます。でもこのままでは仕事に影響が出そうなので吐き出させてください。
これまである意味隠してきた事ですが、ここでカミングアウトします。というか何となくツイッターなどではつぶやいてますが。
うちの両親は釣り道具を作る仕事に全く興味がありません。生活のための収入源としか思ってないです。
KDWはそんな人間が商品管理に関わってるメーカーなんです。とてもとても恥ずかしいと思ってます。
以前の欠塚製作所は溶接工場でした。自分は1人溶接工として、日々面を被ってエアコンの無い工場内で働いてたんですよ。結局最後まで両親は溶接をやろうとしませんでした。
うちの父親は元々別の金属加工職人でしたが、商売に興味がなく、人付き合いもあまり上手くなかったので、かなり苦しい経営を強いられてきました。
母親は雑務や経理を担当してましたが、仕事を効率化するという意識がまったくなく、とにかく時間と労力を惜しまず手作業で何でもやろうとするタイプ。
パソコン歴は自分よりかなり長く、ウインドウズXPが出たばかりの頃から触ってましたが、とにかく暇さえあればコールセンターに電話する迷惑ユーザー(笑。そんなだから未だに日本語をまともに打てません。
父親と母親は違うタイプの人間ですが、共通点は仕事があまり好きではないという部分です。好きじゃないという事は楽しくないという事です。当たり前ですが。
まあ自分も溶接の仕事は特別好きではなかったです。でも溶接で釣り道具を作ったりするのは時間を忘れてやってましたけどね。つまり釣り道具を作るのが好きだったという。
父親をディスる
今日は徹底的に両親をディスってやろうと思います。うちの父親は元来ガサツな性格で、リールカスタムパーツを製造している工場での仕事には全く向いてません。
今の仕事を始めて間もない頃は、よく製品をガラガラと一緒くたに扱って傷だらけにしたものです。その度に自分がキレて良く喧嘩しました。
溶接工時代は出来上がった製品を丁寧に扱ってると、仕事が遅いと怒られたものですが、今では立場が逆転。出来上がった品物を雑に扱おうものならネチネチと説教くれてやります。
自分はカスタムパーツをデザインして図面に起こして、それを機械で加工するための段取りをしたりプログラムを作ります。材料を機械にセットしてスタートボタンを押すだけにして一仕事終了という感じです。
もちろん途中途中の検品はするのですが、ありがたい事に仕事が詰まってるので、一種類のセッティングが終わったらすぐに次のパーツの段取りや新規デザインに取り掛かります。あとTwitterもやらないと(笑。
つまり機械に材料をセットしてスタートボタンを押すのが父親の主な仕事なのですが、それすら集中してはやってくれません。
スマホでYou Tubeを見ながら、自動運転が終わってるのに次の材料を入れるまでには数分かかったり。普通の会社だったら即効クビレベルですよね(笑。
まあ高齢なので仕方ないと諦めてますが、でも年のせいだけではないんですよね。母親の話しだと若い頃から父はずっとそんな感じだったらしいです。
高度経済成長の時代は何もしなくても良い仕事に恵まれ、毎晩飲み歩いてたとか。どこまで本当かわかりませんが、母親はかなりその時代の事を根に持ってますね(笑。
母親をディスる
山形県の農家の生まれで、中学を卒業後に集団就職で東京に出てきた母親。子供の自分から見ても、とにかく生真面目で良く働く人という感じです。
若い時に凄く苦労したらしく、今までとにかくお金には縁の無い暮らしだったと思います。事実自分が子供の頃は中々の貧乏暮らしでしたから。
とにかく時間があれば何かしらやってないと気が済まない性格で、じっとしてられないのですが、無駄な動きが凄く多い。時短という言葉を知らない。
上にも書きましたが、作業の効率化にはまったく興味がなく、日々変化を嫌い毎日同じ事をやるのが好きなタイプ。
今の自分よりずっと若い頃から、「私はもう年だからそんな事覚えられない」が口癖。
なので未だにパーツ名はもちろん、リールメーカー名も覚えきれてません(笑。
「レベルワインドスクリューはダイワだっけ」「SHIMANOのハンドルノブキャップはレボだっけ」みたいな感じです。これは全く盛ってません。
なので母親と帳面を合わせる時はまあまあ地獄。延々と商品名やメーカー名を何度も何度も何度も何度も教ながらになります。
まあ自分が女性もののブランドバッグの種類を覚えられないのと同じだとは思いますが、それでも仕事なので少しは覚えてもらいたいです。でも最近はもう諦めモードに…。
ユーザー目線てなんだろう
いきなりですが、モノづくりをしていて「ユーザー目線てなんだろう」と考えます。
ユーザーの立場で考えるには、自分自身もユーザーでなければダメだと思うんですよね。釣り道具を作るなら自分が釣り人なのは当然の事です。
今はリールカスタムパーツを作るのが仕事なので、釣りに関するものは経費で買ってます。リールもロッドもルアーも、釣りに行くための車も交通費も宿泊費もすべて経費。
凄く恵まれた環境だと思います。でも会社の売り上げが無ければ赤字で給料も出ません。
過去記事にも書いてますが、自分はそんなにお金は持ってません。でも仕事として釣りが出来るので凄く幸せです。
バスプロという事ではないですが、バス釣りに関わる仕事で食っていける事がたまらなく幸福なんです。なので今の仕事を絶対に続けたい。
そのために必要なのが「ユーザー目線」だと思うんですよね。
商品は自分自身
KDWというメーカーで作ってるものは、基本的に自分が使いたいモノだったり、自分が良いと思ったものになります。なので1つ1つに思い入れがある。
業界全体で見たら大した事のない弱小メーカーです。でも何とか軌道に乗ってきたかなと感じてます。
ユーザーさんに買ってもらうには、自分の商品を自信を持っておすすめ出来なくてはダメですよね。これまで作ってきた商品はいつも全力でおすすめしてきました。
モノづくりって完璧は無いので、時にクレームを頂く事はありますが、正当なクレームであれば真摯に対応してきたつもりです。
売り上げはもちろん大事ですが、一番大事なのはユーザーさんとの信頼関係だと本気で思ってまして。
そのためにはまず自分のところの商品を手にとってもらいたいんです。なので無料プレゼント抽選会をやったりします。
自分は自分自信が商品になるタイプではないと思ってます。釣りの腕は残念ながらエキスパートアングラーの方には敵いませんし、見た目的にも正真正銘非モテですし。
だから釣りが上手くなる事を諦めるという話しにはならないですが、それは今は置いておきましょう(笑。
つまり自分の作った商品が自分そのものなんですね。良い部分も悪い部分もある自分自身だと思ってます。
それを製造側が雑に扱っちゃ絶対ダメだと思うんですよね。自分を雑に扱うのと同じ事ですから。
外に出ていく商品を大事に
良いモノを作るには環境って大事です。汚い工場で雑に作ったものが良いモノなはずはありません。
ただ、ユーザーさんの手元に届く商品をキレイな状態で出荷するためには、自分の手は油や切り屑で汚れたり傷になったりする事はあります。
外に出ていく商品をキレイな状態に保つために、工場内や自分達はある程度手を汚す事はあります。
別に無駄に汚れる必要はないですが、商品管理は手にするユーザーさんを想像できないとダメだと思うんですよ。
1000個作った中に数個微細な汚れが残ってて、それに気づいてるのにそのまま出荷してしまうとか。
「どうせ釣り場で汚れるんだから大丈夫だろ」、うちの父親はよくそれを言います。
そのたび説教しますが、長年上下関係が逆だったのでちゃんと聞いてくれません。しかも親子ですし。
なので商品管理を完全には任せられないんですよね。
未だに以前の仕事の感覚が抜けてなくて、とにかく多少雑でも良いから早く沢山やるという感覚。でも世の中にそんなモノづくりは無いんです。
早く沢山できるに越した事はないですが、だから雑にやっても良い理由にはならないでしょう。
雑にやるぐらいならゆっくり丁寧にやって、その分を単価に乗せれば良いと考えます。それが付加価値ではないでしょうか。
多少雑でも早く大量にやるというのは、薄利多売の考え方ですよね。リールカスタムパーツにそれを求めるのは全くナンセンスでしょう。
それでも親を捨てられない
散々両親をディスってきましたが、自分はそれでも親を捨てる事ができません。
「そんなに腹が立つなら別々の仕事をして、家も別居すれば良いじゃん」と思いますよね。自分でもそう思います。
でもこれまで長い間一緒に暮らしてきて、今では嫁と三人の子供と同居してます。ここで家族バラバラになるのは考えられないんですよね。
両親は高齢で、父親はもうすぐ80歳になります。母親はその4つ下。その両親と今別に暮らすという事は捨てるに等しい。ぶっちゃけ生活力は無いですし。
これまで時代のせいもあったでしょうが、商売が上手くなく、かといって人に喜んでもらおうという意識もなく。いつもお金に困る人生でした。
自分がたまたま今の仕事に巡り会えて、リールパーツ製造業に舵を切った訳ですが、それは両親のそれまでの仕事の知り合いも切ってしまった事になるんですよね。
なんだかんだ仕事しか無い人達だったので、仕事が切れるとそれまでの多くの人間関係が切れてしまったんです。
まあ、そんな大した商売じゃないのに、父親が外で自慢話をふかすから嫌われただけという事もありますが(笑。
何となく親孝行
変なプライドだけは高い父親。以前の仕事に比べて毎日機械が動いて、キレイなカラーのパーツを出荷するのは古い仕事仲間や営業に来た金融関係の担当さんには自慢のようです。
なにせ町工場では深刻な後継者不足で、息子に代を継がせたとなれば創業社長として鼻が高いというのはあるみたいです。
外でそれを言うから嫌われるのですが、本人はあまり感じてないみたいで(苦笑。
自分はただ好きな事をしてるだけですが、それも親孝行になってるのかな、とか。
母親は以前の仕事の時は、毎月の支払いに頭を抱えてました。
それが今では、リールのカスタムパーツがなぜ売れるのかなんてまったく理解してないと思いますが、毎月通帳に現金が振り込まれるのを見て不思議に思いながらもホッとしてる事でしょう(笑。
一時期ブログを書きまくって、今では結構な時間をTwitterに費やす事がありますが、それを見て以前なら仕事しろと文句を言われたところ。
未来のビジョンなんて自分にもわからないですが、ブログもTwitterも商売に直結したもので、ユーザーさんとつながる重要なビジネスツールだと思ってます。
おそらく今でもあまり理解はしてないと思いますが、年々売り上げが伸びてきたので、「何か関係あるから文句言うのはやめとこう」ぐらいは思ってるんじゃないかと(笑。
たまーに、外で知り合いの人が、カケヅカという名前とKDWパーツを知ってると言った時は何となく嬉しそうな感じです。
ただ自分の好きな事を仕事にしたけど、ついでに少しだけ親孝行になってたらちょっと嬉しいですかね…。
さいごに
グダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダと愚痴をこぼして本当にすみません。
好きな事を仕事にしたので、ほとんどストレスはないですが、積もり積もった事がたまーに爆発します。
今日はたまたま良い天気だったし、久しく釣りにも行ってないので水辺が恋しかったという事もあり、地元の荒川土手を数時間歩いてきました。
どの業界もそうだと思うけど、自分が作ったモノを手にしてくれるユーザーさんを想像すれば大体のモヤモヤした事は吹っ切れる。何もかも投げ出してしまいたくなる事ってあるけど、後から思い出したら大した事じゃ無かったりするよね。自分の作るものを待っててくれる人がいるから帰ります(^.^) pic.twitter.com/W4555iY31V
— かけづか:KDW代表 (@kakedukaSS) May 12, 2020
仕事はちょっと止まっちゃいましたけど、なんとなくスッキリして明日からまた好きな仕事を頑張れそうです。
両親には色々思う事がありますが、(たぶん)もうすぐ死ぬし、まあ人生のさいごにちょっとでも良い思いをさせてあげると思って付き合ってあげようかと。
KDWは自分が実務全般をやってるメーカーで、両親はあくまでも助手というかお手伝いレベルです。出荷するパーツは自分がほとんど検品してますので、何かあった時はすべて自分が責任を持って対応いたします。
ただ、もしもありえない人的ミスが起こった気配を感じたら、「ああ…」と思って頂けたら幸いです(笑。
長々と駄文を読んで頂きありがとうございました。
明日からまた通常業務に戻ります!
では。