前回の記事では初心者の人が最初と二回目に買うベイトロッドは何が良いか?、というお話をしました。
今回はそのリール偏になります。
今回も主観的にお話させてもらいますね(笑。
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一機めは何でも良くない
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
前回の記事のおさらいですが、自分的に初心者の方が最初に買うベイトロッドに関しては何でも好きなものを買うのが良い、という事を書きました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/from-the-second-bait-rod/”]
それは人生で一番最初に買うロッドというのは、その人の中での基準になるから、という事だと思うからなんですよね。
ではその最初に買うベイトロッドに合わせるベイトリールも何でも良いのか?、というと、それは中々難しいんですよ(笑。
リールとロッドは必ずセットで使うものですから、ロッドにまったくマッチしないリールだと最悪釣りにならないという事にもなってしまいます。
ではまず自分が思う最悪の組み合わせを紹介したいと思います(笑。
グラスロッドに軽量リール
自分の小学三年生の息子を初めてバスフィッシングに連れて行った時もそうだったのですが、ベイトタックルでの巻物にしか興味を示さないんですよ(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/first-bass-fishing/”]
まあそれは極端な例かもしれませんが、ルアーフィッシングって投げる楽しさがあるんですよね。
キャストの楽しさを体感するには低弾性のロッドが投げやすいんです。
なのでショップの店員さんからグラスロッドを進められる事もあるかと思うんですよね。
それは初心者の方にとって良い選択だと思うんですが、合わせるリールが軽量過ぎると非常にバランスが悪いです。
例えば安くて良いロッドだと自分が思うSHIMANOゾディアス166ML-Gなどに同じくSHIMANOのアルデバラン系のリールを合わせると、思いっきりバランスが悪いです(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/shimano-zodias%E3%80%80166ml-g-315/”]
やはりブランクスに重みのあるグラスロッドにはある程度重量のあるリールを合わせるのが良いですね。
自分の考えるベストな組み合わせはやはりカルカッタコンクエスト系ですが、価格も最高級なので現実的にはSHIMANOスコーピオンDCあたりが良いのかもしれませんね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/shimano17calcutta-conquest-bfs-hg315/”]
メーカーミックスを気にしないのなら、Daiwa17タトゥーラSV TWも非常に評判が良いです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/daiwa-tatula-sv-tw8-1l/”]
自分も一台買ってみたんですが、まだフィールドで使えてないので使用感は何とも言えませんが(汗っ。
でも実売一万円台でTWSにSVスプール搭載ですから、お値段以上の価値があるのは間違いないでしょう。
ベイトフィネスロッドに200gオーバーのリール
次ですが、ベイトフィネスロッドに重量のあるリールは非常にバランスが悪いです。
特に6.3フィートクラスのショートロッド系に200gオーバーのリールはバランスが良くないですね。
ベイトフィネスロッドは軽量なものが多いので、そのロッドに重いリールをセットすると手元ばかり重く感じてロッドを立てに裁きにくく感じてしまいます。
これはスモラバとかネコリグ・ノーシンカー・ダウンショットなどをやってみると感じると思います。
この場合はやはりリールの軽さは正義ですね(笑。
自分の場合はSHIMANO16メタニウムMGL XGでさえも重く感じました。
今はアルデバラン系をセットする事で落ち着いてますね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/bait-finesse-good/”]
ちなみにスモールプラグの巻物系で使う場合はこの限りではありません。
ロッドを寝かせてリーリングする釣りに関しては、リールにある程度の重量があった方がキャストもリーリングも安定して使えました。
まあそれに関しては中々難しいものがあって、ロッドの選択によってリールの選択は大きく影響されます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/14calcutta-conquest-magnetic-brake/”]
その部分はまた別記事で書いてみたいと思ってますが、今はベイトフィネスにはなるべく軽いリールが合う、という事にしておいてください(笑。
ロングロッドに軽量リール
グラスロッドに共通してるのですが、7フィートを超えるロングロッドに軽すぎるリールもバランスが非常に悪いですね。
具体的にはそれなりに重量のある1/2ozジグや8.8g以上のテキサスリグなどの撃ち系、1/2oz以上のスピナーベイトやクランクベイトなどの巻物をやる場合、ベイトフィネスに最適とされる機種を組み合わせると手元が軽すぎてロッドがやけに重く感じてしまいます。
近年はロッド開発において技術の進歩から、一昔と比べて明らかに強く軽くなったラインナップが多いように感じます。
それはローエンドモデルも例外ではなく、SHIMANOゾディアスシリーズなどは本当に一万円台前半とは思えない感触ですからね。
しかしだからと言ってリールも最軽量のものを合わせてしまうと、ロッドとのバランスが合ってないように感じてしまうんですよ。
極端な話、7フィートを超えるグラスコンポジットロッドの場合などは、あえて重いリールを合わせた方がバランスが良いでしょうね。
極論だと、巻物用の低弾性ロングロッドもしくはグラスコンポジットロッドにはSHIMANO・カルカッタコンクエスト系。
撃ち物用の高弾性カーボンロングロッドには16メタニウムMGL XGと言うのが自分の考えです。
まあカルカッタコンクエストがDC系のリールになったり、16メタニウムMGL XGがスコーピオンになったり、あるいはDaiwa17タトゥーラSV TWになったりは全然ありだと思います。
要はある程度重量のあるリールを使う事でロングロッドとのバランスを取る、という事ですね。
その前に初心者の方がいきなり7フィート超えのロングロッドを買うのか?、という問題もありますが(笑。
でもその人の環境や状況によっては、7フィート級のロッドを使う可能性はありますからね。
最後に
ところでベイトリールのハンドルは左右どちらが良いのか?、という問題がありますが、これは正直どちらでも良いと思います。
良く撃ちもの系は左ハンドルで巻物系は右ハンドル、と言う事を聞きます。
要は利き手でハンドルを巻くかロッドを操作するかの問題ですが、結局馴れだと思うんですよね(笑。
利き手に関係なく、すべての釣りを右ハンドルリールだけで行う人は多くいますし、その逆も沢山います。
自分もすべてのベイトリールは左ハンドルで、釣りによって左右の使い分けはしてません。
初心者の方は気になる部分かもしれませんが、長く使っていけば自分のスタイルが固まってきます。
それまで色々トライしても良いでしょうし、最初から固定して決ったやり方を通すのも良いでしょう。
大事なのはロッドとリールのマッチングであり、ハンドルの左右は好きに選べば良いと思いますよ(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/bait-reel-left-handle/”] [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/left-or-right/”]
さて、ロッドとリールのバランスのお話をしてきましたが、もう一つリール選びで大事な要素があります。
それがギヤ比の問題なのですが、話が長くなったので別記事でじっくり考えてみたいと思います。
今回はこれで終わります。
リールに関する他の記事はこちら
● Daiwa製ロッドにSHIMANO製リールはおかしいのか?(笑